娯楽としてだけではなく文化としてのゲームを知り、広めていきたい。ジャンル問わず死にゲー、マゾゲー大好き。
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『モンスターハンターライズ:サンブレイク』レビュー。「追加コンテンツ」としては極めて真っ当な仕上がり
『モンスターハンターライズ:サンブレイク』は、『モンスターハンターライズ』と同様、「手軽さ」を中心に据えた取り組みがゲーム内になされており、『ライズ』の体験を引き伸ばす追加要素としては極めて高い品質を誇っている。一方で、『サンブレイク』ならではの体験を感じる機会に乏しかった。
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『AI: ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』レビュー。続編にふさわしい貫禄を備えた、令和4年に語られるべき刑事サスペンス
続編らしい進化を遂げたゲームシステムと、前作に引き続き高い品質を誇るシナリオ。シリーズ第2作目として発売された『AI: ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』は、その形を以前より少しずつ変えながら、自らに与えられた責務を見事まっとうし、令和4年に語られるべき物語として成立している。
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『ハースストーン』開発者メディア合同インタビュー。「殺人事件」というテーマや、久々登場の新カードタイプについて聞いてみた
Blizzard Entertainmentは6月28日、デジタルカードゲーム『ハースストーン』の新拡張版「ナスリア城殺人事件」を発表した。今回は新拡張について、開発インタビューを実施。その内容をお届けする。
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ダーク三國死にゲー『Wo Long: Fallen Dynasty』Team NINJA 安田文彦氏&山際眞晃氏インタビュー。『Bloodborne』Pが『仁王』チームの新作づくりにもたらす影響
Team NINJAが開発中の『Wo Long: Fallen Dynasty』。弊誌は本作の開発を務める安田文彦氏と、山際眞晃氏の両名に対し、『Wo Long: Fallen Dynasty』開発への思いや作品コンセプトに関する部分についてインタビューを敢行する運びとなった。
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『Card Shark』レビュー。薄味脳トレ問題集になってしまったイカサマシミュレーター
『Card Shark』は、さながら「イカサマシミュレーター」と呼ぶべきゲームではあるが、残念ながら、高い理想に対し手段が伴っていない。本来ファンタジックなパフォーマンスであるイカサマに、リアルな要素(18世紀フランスの社会を意識したストーリー)を組み込むため、シミュレーションゲームのデザインを採用した結果、全体的な魅力が損なわれてしまっている。無味乾燥とはいかずとも、無難な内容に落ち着いてしまった。
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『ハースストーン』の新拡張「深淵に眠る海底都市」実装。海の底に眠る「勝利」という名のお宝をじゃんじゃん発掘しよう
Blizzard Entertainmentは4月13日、デジタルカードゲーム『ハースストーン』の新拡張パック「深淵に眠る海底都市」を実装した。1万年前に海底に沈没した古代都市ジン・アズシャリを探検調査。
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『Ghostwire: Tokyo』レビュー。リアルに描かれた東京は素晴らしくも、総体としては幽霊のように実体を掴めないゲーム
ゲームというメディアを通じてのみ得ることのできる体験というものは間違いなく存在しており、『Ghostwire: Tokyo』はそういった体験をユーザーに提供してくれる作品のひとつである。だが残念なことに、それだけだ。自身がゲームであることを投げ捨て、あまつさえ提供したい体験を与えるための工夫も十分ではない。
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『ハースストーン』開発者メディア合同インタビュー。「超大型」開発秘話や新種族ナーガが担う役割を聞いた
Blizzard Entertainmentは3月18日、デジタルカードゲーム『ハースストーン』の新拡張版「深淵に眠る海底都市」を発表した。今回は新拡張について、開発インタビューを実施。その内容をお届ける。
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『百英雄伝 Rising』プレビュー。安易に「今」に従わない、手堅く攻めるアクションRPG
『百英雄伝 Rising』の一部を先行してプレイする機会に恵まれたため、現時点におけるインプレッションを作品の内容を含めて紹介していきたいと思う。
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『ハースストーン』の新カード3枚を、AUTOMATONにて先行公開。浪漫強めの陸振ロボ・ガイヤー
Blizzard Entertainmentは3月18日、デジタルカードゲーム『ハースストーン』の新拡張パック「深淵に眠る海底都市」を発表した。弊誌は運営元であるBlizzard Entertainmentのご厚意にあずかり、新カードの発表に参加させていただくことになった。
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『トライアングルストラテジー』レビュー。思い出の輝きに現在はいまだ追いつかず
『トライアングルストラテジー』レビュー。思い出はいつだって美しい。それでも、私達は今に生きていることを忘れてはいけない。
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『エルデンリング』レビュー。ついに導き出された、フロム・ソフトウェアの理念の最適解かつ集大成
『エルデンリング』はたしかに万人受けを目指して制作された作品ではなく、ゲームというキャンバスの上に、まだ見ぬ世界を描いた作品でもない。ただただ、今回も同じように、ファンの愛に応え、期待を越えた作品である。
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オープンワールド新作『エレックス2』は、すべてが「一度きり」のハードコアRPG。数ある可能性を前に一度切りの人生を楽しむ
新作オープンワールドRPG『ELEX II(エレックス2)』が3月1日に発売される。『ELEX II(エレックス2)』は、先の読めない展開でもって生きることの難しさと面白さを表現する
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『Pokémon LEGENDS アルセウス』(ポケモンレジェンズ アルセウス)は温故知新、懐古と挑戦を両立した「いつもと違う」ポケモン体験。先行プレビュー感想
『Pokémon LEGENDS アルセウス』(ポケモンレジェンズ アルセウス)は伝統から大きく一歩を踏み出す作品である。シリーズらしさと、新たな体験の提供を両立することに成功したのだ。その佇まいは「温故知新」という言葉が似合う。
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『FF14』「暁月のフィナーレ」パッチ6.0メインストーリー感想。社会と人生に寄り添うMMORPG(ネタバレあり)
『FF14』「暁月のフィナーレ」パッチ6.0メインストーリー感想。社会と人生に寄り添うMMORPG(ネタバレあり)。『ファイナルファンタジーXIV』「暁月のフィナーレ」の物語は、本作がほかでもない長期運営型MMORPGであるからこそ成立した奇跡であった。
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『ハースストーン』世界大会で、日本人のPosesi選手が世界一に上り詰める。賞金は約2200万円
『ハースストーン』の世界大会である「2021年ハースストーン世界選手権」において、日本人選手であるWataru “Posesi” Ishibashi選手が優勝し、賞金20万ドル(日本円で約2200万)を獲得した。
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『真・女神転生Ⅴ』レビュー。強烈な風刺画として登場した、ほかでもない「今遊ぶべきRPG」
『真・女神転生Ⅴ』レビュー。強烈な風刺画として登場した『真・女神転生Ⅴ』は、ほかでもない「今遊ぶべきRPG」であった。また、システム面では総合的なユーザー体験の向上がみられる。
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『あつまれ どうぶつの森』無料アップデートおよび『ハッピーホームパラダイス』レビュー。「あつめる」工夫と「あつまらない」自由
『あつまれ どうぶつの森』無料アップデートおよび『ハッピーホームパラダイス』レビュー。本稿では最終無料アップデートと有料DLCを通じて『あつ森』はどう改善されたのか、ゲームプレイはどのように変じたのかを論じていく。
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『Inscryption』レビュー。話題にしたくてたまらない、カードをつかった、すごくおもしろいゲーム
『Inscryption』というゲームが発売された。遊んだ。すごいゲームだった。面白かった。みんなもぜひ購入して遊んでほしい。……本来ならこれで執筆を止めるべきなのであろう。しかし心から湧き上がる衝動をどうしても抑えることができなかった。
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『メトロイド ドレッド』レビュー。ジャンルの始祖たる理由を見せつけた傑作、銀河最強の戦士は今もなお最強である
『メトロイド ドレッド』レビュー。迷宮をウロウロしつつ強化して敵を倒すだけでこんなにも面白いものなのか。傑作という言葉はまさに『メトロイド ドレッド』のようなゲームに相応しい。
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『ハースストーン』の新拡張「風集うストームウィンド」実装。獅子の紋章のもと、集え勇者たち
Blizzard Entertainmentは8月4日、デジタルカードゲーム『ハースストーン』の新拡張パック「風集うストームウィンド」を実装した。「風集うストームウィンド」で描かれるのは人間やドワーフの陣営となるアライアンス。その中枢を担う王都ストームウィンドを舞台とした物語である。
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『Death’s Door』レビュー。ダンジョン潜ってボス倒す、王道直球アクション・アドベンチャー
『Death's Door』レビュー。『Death's Door』は、ダンジョン潜ってボス倒す、王道直球アクション・アドベンチャー。「表現したい内容を作り上げること」を見事に実現したインディー作品である。