Global Sites
暗黒未来ひきこもり生活シム『Dystopicon』7月27日配信へ。テレビを見るだけで給料ゲット、しかし睡眠は有料など高難度“生活”ゲーム
Palitroqueは7月1日、ディストピア社会で生き延びるシミュレーションゲーム『Dystopicon』を7月27日に配信開始すると発表した。

デベロッパーのPalitroqueは7月1日、『Dystopicon』を7月27日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。
『Dystopicon』は、ロボットに人間の仕事が奪われたディストピア社会で生き延びるシミュレーションゲームだ。主人公は二級市民として小さなアパートに暮らし、テレビを視聴して給料を獲得。稼いだお金でサービスを利用し、減少していく各種ステータスを保っていく。政府に従う善良な市民として過ごすのか、隠された情報に触れて“反体制派”へ踏み込むのかはプレイヤー次第だ。

ゲームプレイでは、アパート内のテレビでチャンネルを選び、視聴によって給料を得ていく。チャンネルには政治や宗教、娯楽などがあり、内容によって報酬額が異なるほか、主人公の状態にも影響が出るという。得たお金は、シンクや冷蔵庫、ベッドといった室内設備の利用に使用可能。ただし設備を使うにも費用がかかるため、リアルタイムで減少していく体力、空腹、快適度、楽しさを管理しながら、テレビ視聴と支出をやりくりして生活を維持することになる。

生活を続ける中で、毎日の政府放送や定期的に届く情報誌を通じて、社会の動きも伝えられる。日を追うごとにヒーターや椅子など使える設備が増えていく一方で、外の世界では夜間外出禁止令違反やデモ活動といった不穏な出来事も発生。また部屋には隠されたオブジェクトやストーリーが存在し、調査を進めることで、以前の住人が追い詰められていった痕跡や、隣室にまつわる不気味な情報に触れることになるようだ。
本作は2025年12月11日より、日本語表示に対応したデモ版を配信開始している。デモ版では、1つのステージとシークレットステージのほか、部屋を出るために500ドルを貯めるチャレンジモードを収録されている。ディストピア社会に暮らす市民の1か月にわたる試用期間を通じて、テレビ視聴や設備利用、ステータス管理といった基本システムを体験可能だ。またプレイ内容によって変化する6つのエンディングも用意されている。

本作の開発を手がけるのは、スペインを拠点とするインディーデベロッパーPalitroque。『Dystopicon』は同デベロッパーのJuan Felipe Molina氏が2018年に開発を始めた作品で、当初はItch.io向けのプロトタイプとして公開し、1万2000ダウンロードを記録したという。その後、フィリップ・K・ディック作品「ユービック」などから着想を得て、テレビを見て稼ぎ、そのお金で生活サービスを買うという仕組みを発展させていったそうだ。なお本作の価格は7.99ドルとのことで、Steamの基準では国内向けには1000円程度になるだろう。また配信開始後2週間は15%オフとなる予定だ。テレビを見て稼ぐだけの生活が、どのように反逆や破滅へつながっていくのか、ディストピア生活の行方に注目したい。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


