中世で“現代兵器無双”するゲーム『Kingmakers』発表。500年前の戦争にタイムスリップ、銃や戦闘ヘリで殴り込む

 

パブリッシャーのtinyBuildは2月21日、ウォーシミュレーションゲーム『Kingmakers』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。またストアページ表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応する見込み。


『Kingmakers』は三人称視点で繰り広げられる戦争シミュレーションゲームだ。プレイヤーは500年前の中世イングランドにタイムスリップし、戦争の流れを変えることとなる。また本作はオンライン協力プレイにも対応。最大3人のフレンドとともに協力して敵の城を攻め落としたり、要塞を守ったりすることができる。

タイムスリップするにあたっては現代兵装を持ち込むことができ、トレイラーでは、歩兵や騎兵が戦闘している場所に自動車で突っ込んだり、AK-47で向かってくる敵の大群をせん滅したりしている様子がうかがえる。ほかにもグレネードランチャーやショットガン、さらには戦闘ヘリなどを用いることもでき、現代兵装を中世の戦争に持ち込み、戦況を大きく変えることができそうだ。

そして戦闘中には、戦闘モードと指揮モードの切り替えがシームレスに変更可能。肩越し視点での射撃や戦闘などをおこなえる戦闘モードに対し、指揮モードでは味方の軍団に命令を出し、戦略を決めることができるようだ。


ほかにもゲーム内では、過去にタイムスリップするだけでなく、過去から未来へとタイムスリップすることもある模様。プレイヤーが中世の戦争に介入した結果によっては、現代の世界の在り方が変わっていることもあるのかもしれない。


本作を手がけるのはインディーゲームスタジオRedemption Road Games。同スタジオは過去作としてマルチ対応アクションレースゲーム『Road Redemption』をリリースしている。同作のユーザーレビューは本稿執筆時点で8900件中82%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。レースの最中に銃やバットなどで敵を攻撃する妨害行為の爽快感や、バイクによる疾走感が高い評価を獲得している。本作は戦争シミュレーションということで新たなジャンルへの挑戦となるようで、3Dで描かれるグラフィックやマルチプレイといった、過去作のノウハウも活かされる作品となりそうだ。

『Kingmakers』はPC(Steam)向けに、2024年後半早期アクセス配信予定だ。


ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。