弾幕系ガンアクション『Exit the Gungeon』PC/コンソール版発表、今年前半に発売へ。前作『Enter the Gungeon』は売上300万本突破

 

インディースタジオのDodge Rollは1月8日、弾幕シューティング系ダンジョン探索ゲーム『Enter the Gungeon(エンター・ザ・ガンジョン)』の売り上げが、300万本を突破したことを明らかにした。また、スピンオフタイトルである『Exit the Gungeon』のPC/コンソール版と、アーケード向けの『House of the Gundead』を、今年前半にリリース予定であることも発表している。

『Enter the Gungeon』は、見下ろし型視点のツインスティックシューター。プレイヤーは、初期装備の異なる主人公ガンジョニアたちから選択し、ガンジョンと呼ばれる迷宮の最深部を目指す。そこには「過去を始末する銃」が眠っており、主人公の過去の過ちを帳消しにして歴史を塗り変えることが目的だ。ガンジョンでは、銃を崇拝するガンデッド教団と呼ばれるカルト集団が待ち構えている。激しい弾幕を浴びせてくるため、ドッジロールなどで攻撃をかわしながら、豊富に用意された銃を駆使して突破していくのだ。

本作は、Devolver Digitalを販売元として2016年4月にPC/PS4版が発売され、初週に20万本を売り上げるヒットを記録。その後、2017年4月にXbox One向けに移植され、同年7月には100万本を突破。そして2017年12月にはNintendo Switch版も発売され、2019年3月に200万本に到達していた。それから1年足らずで、さらに100万本を上乗せした形だ。ちなみに200万本突破時には、Nintendo Switch版だけで100万本以上を売り上げていることも明らかになっていた。

今回PC/コンソール版の発売が発表された『Exit the Gungeon』は、現在Apple Arcade向けに先行配信中。スピンオフという位置付けではあるが、物語は『Enter the Gungeon』の続きを描いており、過去を始末する銃によって時空が引き裂かれパラドックスが発生。崩壊し始めたガンジョンから脱出するため、今度は出口を目指して迷宮を登っていくことになる。

本作ではサイドビューのゲームプレイに変更され、エレベーターなど上昇する足場に乗り、次々に襲いくるガンデッド教団の残党と戦うスタイル。複数のガンジョニアたちからプレイヤーキャラクターを選択でき、初期装備が異なるほか、それぞれ別のルートを進むことになる。前作と同じく多数の銃が登場するが、一定時間ごとにランダムに切り替わることが特徴で、コンボを稼ぐことでより強力な銃を獲得可能。敵ウェーブを退けるごとに部屋にたどり着き、ボスと戦ったり、ショップに立ち寄ったり、また見覚えのあるNPCに出会うこともある。相変わらず敵の弾幕は激しく、ドッジロールや弾を消し去るアイテムなどを駆使しながらガンジョンを登っていくのだ。

Exit the Gungeon』のPC/コンソール版は、2020年前半に発売予定。具体的なプラットフォームについてはまだ明かされていないが、Apple Arcade版は日本語に対応し日本でも配信されているため、国内発売にも期待できそうだ。一方、アーケード向けのガンシューティングゲーム『House of the Gundead』については、国内展開されるかどうかは不明である。