『League of Legends』、次パッチではWASD操作がついにランク戦でも使用可能に。“操作方法でゲーム体験にほぼ差なし”との検証を経て

Riot Gamesは4月15日、『League of Legends』について、次パッチからWASD操作をランク戦でも使用可能とするようだ。度重なる検証の末、既存の操作方法とゲーム体験が大きく変わらなかったようだ。

Riot Gamesは4月15日、『League of Legends』(以下、LoL)について、「Dev Update」として現況や今後の予定を公開した。それによると次パッチからWASD操作がついにランク戦でも使用可能となるという。

『LoL』は基本プレイ無料のMOBA(マルチプレイヤー・オンラインバトルアリーナ)だ。プレイヤーは、170体以上存在するチャンピオンと呼ばれるキャラクターを選択。5対5のチームに分かれ、相手の本拠地に存在する建造物「ネクサス」の破壊を目指す。チャンピオンはそれぞれ強みが大きく異なり、5人のチーム内でも各個人が異なったロール(役割)を担当する。

本作は基本的にマウスクリックでの移動をおこなう。特定の地点を右クリックすることでプレイヤーキャラクターはその地点までの最短距離を移動する方式だ。クリックを繰り返すたびにその動きは更新されるため、細かく連打することで精密な操作も可能だ。

本作について今回、開発者メッセージ「Dev Update」が公開された。動画内で新シーズンなどの詳細について語られる中では、WASD操作についても言及。本作は先述の通り、マウスクリックでの移動、「ポイント&クリック方式」での操作が基本となっていた。ところがこの操作方法が初心者や復帰者にとっての障壁になっていたとして、“馴染みのある”WASDキーによる移動を用いた操作方法の導入が、昨年8月よりテスト実装(関連記事1関連記事2)。そして12月には、ドラフトピックをおこなうランク戦などを除いたモード向けに正式実装されていた(関連記事)。

そんなWASD操作がこのたび、ランクマッチでも使用可能となるかたちだ。非ランクキューでのテスト期間を経て、分析や調整が完了したということだろう。ソフトウェアエンジニアのKellye Smith氏によれば、ポイント&クリック操作とWASD操作では、わずかにポイント&クリック操作の勝率が高いという。とはいえ、プレイヤーがWASD操作に慣れてくることによってその差は縮まるとの見解を示しており、今後も状況を注視するとのことだ。

公式ニュースではWASD操作に関するより具体的な情報が公開されている。たとえば双方の操作間でゲーム体験の差が出ていないかを調べるため、プレイヤーにアンケートを実施。レーンの対戦相手がどちらの操作方法でプレイしているかを回答する質問では、実際に相手がWASD操作だった場合でも、約34%のプレイヤーが「ポイント&クリック操作を使っていると思う」と回答している。

ちなみに実際に対面した相手がWASD操作のとき、「WASD操作だったと思う」と回答した割合は2%となっている。残りの64%は区別がつかないと回答。大多数のプレイヤーには、一見しただけではどちらの操作方法か判別するのは難しいようだ。こうしたアンケート結果からも、操作方法の違いによるゲームプレイにはほとんど差が無いこともうかがえる。

対面したレーンの相手が、どのような操作方法を使っていたかを訊いたアンケート結果

あわせて入力設定などにも微調整が施されているといい、Wを押すとレーンに沿って右上に移動するオプション設定などが実装。さらにポイント&クリック操作でも利用可能な、チャンピオンごとのキーバインド設定機能も追加されるという。さまざまなスタイルのスキルがある中では、同じような挙動でも大きく使用感の異なるスキルも存在するため、嬉しい機能追加と言えそうだ。

なお動画ではほかにも、数パッチ後から、味方が意図的なフィーディング(トロール行為)をしている際には、味方がAFKをしているときと同様に、早期降参投票が可能になると明かされた。降参が成立すると、トロール行為をしたプレイヤーのみランクポイントが減少。トロールに巻き込まれたチームのプレイヤーのポイントは増減しないという。そのほかDiscordとの連携によってフレンドを誘いやすくなったり、ゲームモードの一つ「アリーナ」にトリオで挑めるイベントの開催などが発表された。詳細については、動画を参照されたい。

League of Legends』はPC向けに基本プレイ無料で配信中だ。

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Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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