頭金魚鉢系ロボット・メトロイドヴァニア『Feudal Alloy』Steam版が1月18日発売へ。国内Nintendo Switch版も後日配信予定


チェコのインディースタジオAttu Gamesは2018年12月27日、『Feudal Alloy』をSteam/海外Nintendo Switch向けに1月18日に発売すると発表した。なお、配信時期は未定ながら、Nintendo Switch版は国内向けにも配信予定であるという。今月2日には、発売に先立ちリリーストレイラーも公開されている。

『Feudal Alloy』は、頭部が金魚鉢になっているロボットのAttuが主人公の2DアクションRPGだ。この金魚鉢は飾りではなく、本物の金魚が住んでおり、さらにこの金魚がロボットを操縦しているという謎めいた設定の作品である。舞台となるのは、中世の郊外。静かな村で農夫として暮らしていたAttuは、無法者たちの襲撃に遭い、村と家を焼かれすべてを失ってしまう。古い剣を握って逃げのびた金魚鉢ロボットは、この事件をきっかけに、村の外の世界へ飛び出していく。

『Feudal Alloy』は、エリア同士がつながっている広大な世界を冒険する、いわゆるメトロイドヴァニア型のアクションRPG。失意に暮れた金魚鉢ロボットとなり、さまざまな場所を訪れる。世界には、さまざまなモンスターや、Attuと同じく頭が金魚鉢となっているロボットが闊歩しており、彼らと激しい戦闘を繰り広げる。剣や手榴弾、ドッジロールを駆使して手強い敵たちを撃破する。トレイラーからも確認できるスピーディな戦闘は、高難易度を予感させるだろう。世界にはさまざまな装備品が落ちており、武器や防具を入れ替えていく。装備を変えるとAttuの外見も変化するので、装飾をする楽しさもありそうだ。

探索型アクションということで、ダンジョンなども充実。各所にはサブクエストが存在しており、それらを追っていくのもいいだろう。そのほか、特定のエリアにはボスが待ち受けていたり、隠しエリアおよび収集アイテムが用意されていたりと、戦闘だけでなく充実した探索が楽しめる。膨大な量のスキルツリーも用意されており、強敵と戦うためのAttuの育成も欠かせない。探索と育成、そして戦闘を重ねながらファンタジーと機械、そして金魚が共存する奇妙な世界を解き明かすのだ。

『Feudal Alloy』は昨年1月に発表された作品。2人で開発を進め、スケジュールどおり1月に発売されるようだ。海外向けにはPlayStation 4およびXbox One版ものちにリリースされる予定があるという。手描き風の美しいビジュアルや独自の世界設定が注目を集め、期待が寄せられている新たなメトロイドヴァニア『Feudal Alloy』。PC版の発売日である1月18日と国内Nintendo Switch向けリリースが楽しみなところだ。