Nintendo Switch向け『モーフィーズ・ロウ』開発元、ローンチの失敗とマルチプレイの過疎状態を認める。今後のテコ入れを約束

インディースタジオCosmoscopeは本日10月16日、『Morphies Law(モーフィーズ・ロウ)』のパッチ1.03の配信を開始したと告知し、あわせて今後のアップデート計画を発表した(サイトは10月16日10時現在サーバーダウン中)。Cosmoscopeは、『モーフィーズ・ロウ』は良いローンチをおくれたとは言えないとし、最近ではマッチを見つけることが困難になっていると認めた。こうした状況はマルチプレイタイトルにとっては深刻なものであるとし、この状況を改善し成功を収めるために、テコ入れすることを約束した。

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具体的な内容は明かされなかったが、今後『モーフィーズ・ロウ』ユーザーは多くのコンテンツが無料で受け取れると告知し、少しの間待ってほしいともコメント。開発チームは、“違い”を作るために新たなアイディアやコンテンツ実装に取り組んでいるとし、ゲームに戻ってきたくなるようなものを作っていると報告。また今後はNintendo Switchに限らず、体積の奪い合いができるとも話している。発売が予定されているPC版、およびクロスプレイについての示唆だろうか。詳細についてはあらためて伝えるとし、がっかりさせないものになると自信を見せ、報告を締めている。

『モーフィーズ・ロウ』は、8月23日にNintendo Switch向けに発売された体積交換シューター。架け橋ゲームズのサポートにより、日本語にも対応する。オンラインをプレイするには、Nintendo Switch Onlineの加入が必須である。『モーフィーズ・ロウ』のプレイヤーとなる人形のMorphiesは「撃つと身体が大きく、撃たれると小さくなる」という特徴を持つ。たとえば、自プレイヤーがほかプレイヤーの頭部を撃ったとすると、撃ったプレイヤーの頭部は大きく、撃たれた側のプレイヤーの頭部は小さくなる。足を撃てば足を撃った方が大きくなり、撃たれた側は小さくなる。より身体が大きい(相手を多く撃った)ほうが勝者となる、ユニークなシステムが導入されている。

『スプラトゥーン』のように、既存のシューターに独自の要素を混ぜ込んだシステムが注目を集めたが、発売当初からバグやマッチングの不具合などが報告されており、Cosmoscopeが改善に取り組んできたものの、プレイヤー人口の低下は深刻なものになりつつあった。パッチの1.03をリリースすると共に、今後も『モーフィーズ・ロウ』の開発を続けていく意思表示をしたことになる。

Nintendo Switchにおいても『スプラトゥーン2』『フォートナイト』のような巨大なタイトルと戦わねばならないが、今後配信予定のSteam版はプレイ人口の争奪戦はさらに過酷。マルチプレイタイトルが生まれては、初動のみ盛り上がりを見せ、儚く散っているのが現状だ。Nintendo Switch版の“人が少ない”という認識が根付いたままSteam版が発売されたとすると、初動からプレイ人口は厳しくなっていくだろう。プレイヤーを呼び戻すことを信じて開発を続けるCosmoscope。任天堂からも手厚いプッシュを受けて注目を集めてきた『モーフィーズ・ロウ』は、発売前に見せた輝きをコンテンツによって取り戻せるのだろうか。

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