「クリック」と「放置」で冒険者を育てる『Clicker Heroes 2』Steamにて早期アクセス販売開始。基本プレイ無料から転換し価格は3090円

インディースタジオPlaysaurusは7月17日、『Clicker Heroes 2』の早期アクセス販売を開始した。価格は3090円。早期アクセス期間は1年から2年を予定しており、正式リリース後も価格を変更する計画はないという。なお、現在のバージョンは今後のバージョンと互換性がなく、セーブデータが引き継がれないので注意してほしい。

『Clicker Heroes 2』はRPG要素を導入するクリッカーゲームだ。プレイヤーは、自動的に敵と戦う冒険者の道のりを見守る。クリックをすれば追加ダメージを与えることができ、敵を倒せばゴールドが手に入る。ゴールドを装備品の入手や強化に費やすことで、冒険者は強くなる。さらにレベルがアップすればポイントがたまり、スキルツリーからスキルを取得できる。スキルはクリックダメージを強化するものから、ゴールドの取得効率を上げるものまでさまざま。Automatorと呼ばれるアイテムを入手すれば、ゲームをプレイしていない間も冒険は続く。冒険者を放置しつつ、クリックで助けながら、壮大な旅路をサポートしていくのだ。

前作との違いはというと、まず基本プレイ無料タイトルではなくなったこと、ビジュアルが大きく変化したことはもちろんのこと、多人数のヒーローを育てるのではなくひとりのヒーローを育てる形式になったことがあげられる。ヒーローの装備品やスキルを取得していき、自分だけのヒーローを作り上げていく。ヒーローは今後の開発により追加されていくとのこと。またエナジーと呼ばれるパラメータが登場し、クリックするたびに消費していく。クリックをしなければ自然回復するが、連打には工夫が求められそうだ。また育成の幅が広がったこともあげられるだろう。装備を取得する際には、それぞれ異なる効果のものを選択可能で、大規模なスキルツリーは好みによって分岐していく。自分好みのヒーローを育てていこう。

やたらと壮大なスキルツリー

Playsaurusが、昨年11月に『Clicker Heroes 2』を売り切りゲームとして販売することを発表したとおり、価格は3090円だ。同スタジオは売り切りに転換したことについて、“倫理的な問題”を理由としてあげている。『Clicker Heroes』は基本プレイ無料タイトルであり、ゲーム内課金が存在していた。ゲームにはもともと中毒性があり、『Clicker Heroes』では中毒性を用いたゲーム内課金を導入する意図はなかったものの、何千ドルを費やしたようなプレイヤーも存在していた。Playsaurusは、もしそれらのプレイヤーが中毒によりお金を使ってしまったのなら、本意ではないと説明。『Clicker Heroes』のゲーム内課金はスタジオを支えているだけに、廃止することはできないものの、続編ではない採用しないと明言。基本プレイ無料モデルにおけるプレイヤーを不幸にしかねないマネタイズモデルを好まないがゆえに、売り切りゲームとして発売することを決断した。

多くのクリッカーゲームが基本プレイ無料であることを考えると、3090円という価格はその楽しみを知る前作プレイヤーでも購入を渋ってしまう価格であることも確か。また現在は早期アクセス販売の初期でありコンテンツも限定的だ。ただし、Playsaurusは熟慮を重ねてこの価格に決定したといい、売り切りゲームにすることでより長期的なアップデートが実現されるという。またゲーム自体も前作に存在していたシンプルさを引き継ぎながら、ビジュアルやサウンドなど全体的にリッチに仕上げられている。前述した理由もあり、ゲーム内課金は存在しない(コスメ要素は追加される予定)。

DPSをグラフで確認可

前作のモンスターなどは存在するが、直接的なつながりはないので新規ファンも入っていけるだろう。同社をサポートした前作ファンだけでなく、新しい冒険者もクリック狂いの旅に出かけてみてはいかがだろうか。

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