発売迫るPC版『ファイナルファンタジーXV』Windows 10/Xbox One版の間ではクロスプレイに対応か。ストアにて表記が確認

 

【UPDATE 2018/2/5 14:30】
記事初版にて「Xbox Play Anywhereには対応していないため、Windows 10/Xbox One版の間でクロスプレイに対応したとしても、クロスバイやクロスセーブはできない。」と記載していましたが、クロスセーブには対応している可能性があるので、本文を修正しました。

【原文 2018/2/5 14:06】
スクウェア・エニックスから、いよいよ来月発売されるPC版『FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION』。PC版には、先行して発売されたPlayStation 4/Xbox One版向けの追加コンテンツなどが初めから収録され、その中には最大4人でのオンライン協力プレイが可能な「オンライン拡張パック:戦友」も含まれるが、一部のプラットフォームではクロスプレイに対応するようだ。

PC版『FFXV』はSteamのほか、EAのOriginMicrosoftストアでもダウンロード版が販売される予定だが、このうちMicrosoftストアでの機能表記に「Xbox Live クロス プラットフォーム協力プレイ」とあるのだ。ほかのストアにはクロスプレイに関する表記は現時点ではないことから、少なくともMicrosoftストアで販売されるWindows 10版とXbox One版の間でのXbox Liveを通じたクロスプレイ、すなわちオンライン協力プレイが可能になると見られる。

ただし、たとえば対戦格闘ゲーム『Killer Instinct』はWindows 10/Xbox One版に加え、Steam版とのクロスプレイにも対応しているが(ランクマッチは除く)、Microsoftストア上の機能表記には「Xbox Live クロス プラットフォーム マルチプレイヤー」とあるものの、Steamストアの概要にはクロスプレイに関する記載はない。PC版『FFXV』が具体的にどのプラットフォームとクロスプレイが可能なのかは、公式発表を待つ必要があるだろう。

いずれにせよ、操作性などの違いの影響が比較的少ないと思われる本作のようなタイトルの場合、プラットフォームが異なっていても一緒にプレイできることは歓迎されるものだろう。ちなみに、本作はXbox Play Anywhereには対応していないため、Windows 10/Xbox One版のクロスバイには対応しない。

PS4/Xbox One向けには、これまでに配信された6種類のDLCや、主人公ノクティスの視点でプレイできる「ファーストパーソンモード」、王都インソムニアの新規マップなどを収録する『FINAL FANTASY XV ROYAL EDITION』が発売予定で、PC版はこれと同等のコンテンツとなる。さらに、NVIDIAの全面協力を得て最新のグラフィック表現を実装し、ネイティブ4KやHDR10をサポート。また、Modにも対応予定となっている。公式サイトではベンチマークソフトが配布されているので、購入予定の方は自分のPCで快適に動作するかどうか事前に確認しておこう。

『FFXV WINDOWS EDITION』は、3月6日にパッケージ版および前述の各ストアにてダウンロード版が発売予定。『FFXV ROYAL EDITION』も同日発売となる。また、『FFXV』本編と同じストーリーを体験することができる『ファイナルファンタジーXV ポケットエディション』は、iOS/Android向けに2月9日の配信が決定しており、同作は後日Windows 10版も発売予定となっている。