『塊魂』から影響を受けた3Dアクション『Unbox』、Nintendo Switch版が正式発表。広大でカラフルなオープンワールドを探索


Prospect GamesはNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向け3Dアクション『Unbox: Newbie’s Adventure』を発表した。先日開催された、Nintendo Switch向けのインディーゲームを紹介するインターネットプログラム「Nindies Showcase」でもタイトルとロゴがアナウンスされていたが、今回は初公開となるトレイラーとともに正式に発表された。Prospect Gamesは、昨年9月SteamなどでPC版『Unbox』をリリースしており、同作にはPC版に追加要素が含まれていることが予想される。

『Unbox』は、開発者が『塊魂』や『スーパーマリオ64』から影響を受けたと公言する3Dアクションゲームだ。プレイヤーは「箱」となり、広大なフィールドを探索していく。PC版をプレイした感想としては、広大であるだけでなく立体的にマップが設計されている点やフィールドがカラフルにデザインされている点など、『塊魂』というよりは『スーパーマリオ64』を代表とした、任天堂の手がける3Dアクションゲームに近い印象を受ける。操作体系がやや独特で慣れを要するが、任天堂プラットフォームを遊ぶユーザーと親和性が高いのではないか。PC版では画面分割でレースや対戦をおこなうマルチプレイヤーモードも搭載されており、Nintendo Switch版でもほかのプレイヤーと一緒に遊ぶコンテンツが潤沢に用意されているだろう。

「Nindies Showcase」では2Dゲームが多く紹介されていたので、3Dのオープンワールドゲームは希少といえる。発売は「近日中」で、後日改めて詳細な情報が発表されるとのことだ。