Global Sites
SCP風サバイバルTPS『アノマリス』、フリュー史上最大の盛り上がり。“でもフリューだしな”払拭に挑む新作、まずは好発進
フリューは10月29日、『アノマリス / ANOMALITH』をリリースした。本作は異空間を探索し、物資を持ち帰るサバイバルTPSだ。フリューの新作として、本作はフリュー史上最大のスタートを切っているようだ。

フリューは10月29日、『アノマリス / ANOMALITH(以下、アノマリス)』をリリースした。対応プラットフォームはPS5/Nintendo Switch 2/PC(Steam)。本作はフリューが手がけるタイトルとして最速レベルのスタートを記録しているようだ。
『アノマリス』は、超常現象が発生する異空間を探索し、物資を持ち帰るサバイバルTPSだ。舞台となるのは昭和の時代が続いている架空の日本。プレイヤーは主人公の水無月玲緒奈(みなづき れおな)となり、「異界」を調査する。特別危険区画対策室という組織の調査員となり、行方不明となった友人を探すのだ。

「異界」は、日本で散発的に発生する原因不明の自然災害だ。本作の異界は、海外発祥のネットミーム「リミナルスペース」や、都市伝説的な怪談として知られる「SCP」に着想を得た世界観となっており、異界内部には奇妙な生物が闊歩しているうえ、歪な建物も乱立している。プレイヤーは、どこか見覚えがありながらも強烈な違和感を覚える空間を探索しつつ、物資を回収して拠点への帰還を目指していく。
水無月玲緒奈には異界内での銃器使用が許可されている。武器はサブマシンガンやショットガンなどの種類があるほか、ストックやマズルなどパーツを組み替えて改造が可能。さらに、自らを異形化させる能力も保持しており、これらを活用して友人の行方や異界の謎に迫っていく。なお衣装変更や装備強化といった育成要素も用意されている。探索を繰り返して主人公を強化していくわけだ。

本作は今年5月22日に発表された。本作のシナリオは、『CROSS†CHANNEL』や『最果てのイマ』、『終のステラ』などを手がけた田中ロミオ氏が手がけている。メインコンポーザーは『SEKIRO』や『ELDEN RING』など、数々のゲーム音楽を手がけてきた北村友香氏、キャラクターデザインはイラストレーターのMON氏が務めている。名だたるクリエイターが開発に携わっていることもあり、本作は発表当初から注目を集めていた。
そして10月29日にとうとうリリースされると、早速ユーザーが集うこととなった。SteamDBによれば、『アノマリス』はリリース直後にSteamにて同時接続プレイヤー数が746人を記録。『CRYSTAR -クライスタ-』ではSteamの最高同時接続が221人、『けものティータイム』では最高でSteam同接が416人となっており、『アノマリス』はフリューの手がけたタイトルでも最高の盛り上がりとなっている模様。
本作は『Escape from Tarkov』などを参考にしつつも、ハードコアにしすぎず、キャラクターやストーリー・音楽、世界観を楽しむというフリュー作品らしさも重視して開発されたという(弊誌インタビュー記事)。そうしたこだわりも功を奏してか、SCPの影響を受けた世界観やリミナルスペース的フィールドをじっくりと探索していくゲームプレイが好評を博している。一部ではパフォーマンスやバグなどが指摘されているものの、現時点では約50件中72%が好評を投じる「やや好評」ステータスとなっている。
ちなみに本作の発表当時、フリューが自社タイトルの評判について「でもフリューだしな」と言う声が寄せられていることに反応したことも話題となった(関連記事)。世界観や雰囲気が評価される一方でゲームとしての手触りは不安といった印象を持たれていることを、同社は真摯に受け止めているというものだった。今回の初動を見るに、そうした懸念はある程度解消されているともいえそうだ。今後の盛り上がりや、売上本数の推移なども注目されるところだ。
『アノマリス / ANOMALITH』はPS5/Nintendo Switch 2/PC(Steam)向けに配信中だ。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


