銃になる傘アクション『Gunbrella』9月14日配信へ。“ガンブレラ”で銃弾ぶっ放し、開けば多彩な傘活用でステージ探索はかどる
Devolver Digitalは9月2日、doinksoftが手がけるアクション・アドベンチャーゲーム『Gunbrella』を9月13日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。Steamストアページによると、日本では時差の関係で9月14日配信となるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応する。
『Gunbrella』は、復讐心に駆られた無愛想な男を主人公とするアクション・アドベンチャーゲームだ。重厚なノワールパンクの世界観が特徴だという。天然資源が急速になくなりつつある世界を舞台に、主人公はある出来事をきっかけに、調査のため見知らぬ街へと足を踏み入れる。
本作にてプレイヤーは、カルト集団の誘拐におびえる小さな街から、冷酷なギャングに支配された廃品置き場の要塞まで、多種多様な奇妙な土地を探索しながら敵と戦う。武器となるのは、傘型の銃ガンブレラだ。大口径の銃として強力な威力をもち、傘を開けば敵の攻撃を防ぐ盾にもなる。またヒットする直前に開くと、敵の攻撃を跳ね返す特性ももつ。
攻撃においては複数の弾薬を使い分けることができ、初期装備の散弾は無限だが、たとえばライフル弾やグレネードはアイテムとして入手した分だけ使用可能。それぞれ性能が異なり、ステージ攻略にも関わってくる。また、スクラップやスペアパーツを集めて、弾薬や強化品と交換できる要素も用意される。
ガンブレラは武器や盾としてだけでなく、ステージ探索にも役立つ道具となる。空中で傘を開けばゆっくりと滑空でき、また上昇気流に乗ったり、より高くジャンプしたり、あるいは電線などに引っ掛けてジップラインのように使ったりなど使い道はさまざま。ステージ内には、意外な場所にアイテムやお金などが配置されていることがあり、そうしたエリアにたどり着くためにも各種アクションを駆使することになる。
またガンブレラは、主人公が調査に向かうきっかけとなった事件の現場で偶然発見したもので、近隣の住民たちが見たこともないという謎の武器。その素性を追うなかでは、やがてグールとギャングの不気味な徒党の内部組織、警察とカルト集団、企業開発の副産物など、さまざまなものを巻き込んでいくことになるという。
『Gunbrella』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに9月14日に国内配信予定だ。Steamではすでに予約受付が開始されており、価格は1700円。予約購入すると、開発元doinksoftの前作『Gato Roboto』がプレゼントされる。また本作は体験版も配信中だ。