ガールズ侍アクション『SAMURAI MAIDEN -サムライメイデン-』12月1日発売へ。唇重ねて駆け抜ける、魔物ひしめく本能寺地下


ディースリー・パブリッシャーは9月17日、『SAMURAI MAIDEN -サムライメイデン-』を12月1日(Steam版12月8日)にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam)で、通常価格は税込7920円。初回封入/早期購入特典として、紬用の衣装「セーラー服 ギャル」が付属する。

『SAMURAI MAIDEN -サムライメイデン-』は、“侍JK”が本能寺地下冥界で魔を斬り伏せる、ガールズ侍アクションゲームである。本作の主人公・玉織紬は、実家の道場で剣術を習う、現代を生きる普通の女子高生だ。ある日、玉織紬は放課後の教室で「戦国時代に生まれなくてよかった」などと考えながら、歴史の勉強を進めていた。しかし紬が気がつくと、そこは炎に包まれたお寺の中。天正10年6月2日、本能寺の変の渦中へと迷い込んでいた。黒煙を上げて燃える本能寺には、骸骨の群れが迫ってきている。織田信長を名乗る男に促され戦う覚悟を決めた紬は、真剣を手に戦闘を開始。織田信長最後の日に紛れ込んだ女子高生の戦いが描かれる。


主人公の紬は、護影と呼ばれる3人の女忍者たちと共に亡者ひしめく本能寺地下冥界を駆け抜けていく。アクションとしては、紬自身は真剣を使った斬撃が可能。袈裟斬り/胴切り/刺突など、剣術によって戦国乱世の魔を斬り伏せる。一方3人の女忍者には、クナイや爆弾の投擲、氷結の陰陽術やからくりアームといった忍術が用意されている。紬たちは、剣術と忍術を同時に駆使しながら、亡者たちを相手にしていくそうだ。

また本作の世界には「口憑けの術」という、生命エネルギーを分け与えて相手をパワーアップさせる起死回生の秘術が存在している。発動の際には、互いの身体のどこかが触れ合う必要があり、中でも唇を重ね合わせた場合には最大の効果が得られる。ただし、いきなり唇を求めるのではNG。最初は軽い触れ合いから始め、十分に絆をつむいだ後に初めて唇を重ねるのがマナーなのだという。

本作では、紬と護影の気持ちが戦闘中に昂ぶると、口憑けの術によって紬をパワーアップできる。口憑けの術によるパワーアップは、術を発動した忍によって変化。火薬の扱いに長けた依夜なら、一定時間敵を燃やす炎上。身体の一部がからくりの刃鋼なら、相手が気絶しやすくなる感電。忍者にして陰陽術も使える狐美魅なら、与えるダメージが増加する氷結効果がそれぞれ得られるそうだ。本作では、生き残るために女子高生侍と忍者たちが唇を重ねながら、戦いを繰り広げていくわけだ。


そのほか紬たちは、本能寺地下冥界で戦国時代の武将とも出会う。力比べが好きで天真爛漫に暴力を振るうという武田信玄や、人の話を聞かない男装の麗人・上杉謙信が、女の子の姿で登場。また発表によると、紬が本能寺で会った信長には強い生への執着があり、どうしても叶えなければならない野望があるそうだ。登場する戦国の武将たちが、ストーリーに関わってくるのだろう。なお本作は、国内のゲーム開発会社シェードが開発。同社は、近年『神田川JET GIRLS』や『バレットガールズ ファンタジア』などを手がけている。


SAMURAI MAIDEN -サムライメイデン-』は、12月1日にPlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switch版、12月8日にPC(Steam)版が発売予定だ。通常価格は税込7920円。初回封入/早期購入特典として、紬が金髪ギャルになる衣装「セーラー服 ギャル」が付属。パッケージ版の初回封入特典には、OP/ED曲のダウンロードコードも付属する。またダウンロード版向けには、価格未定ながらデジタルデラックスエディションも発売予定となっている。