オープンワールドRPG『原神』PS4向けに国内発表。『ゼルダの伝説 BotW』から強く影響を受け、注目を集めたタイトル

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miHoYoとソニー・インタラクティブエンタテインメントは8月1日、開発中のオープンワールドRPG『原神』について、新たにPS4向けに発売すると国内向けに発表した。『原神』は、海外向けには『Genshin Impact』の名前で、PC及びスマートフォン向け作品として発表されていたタイトル。開催中の「ChinaJoy 2019」会場では、『原神』のPS4版プレイアブルデモが展示されているそうだ。なお、最新のPVも海外向けに公開されており、ツンデレ声の少女アンバーの語りと共にゲームプレイが確認できる。

『原神』は、アニメ調のグラフィックと、ゲームシステム面での世界表現が特徴的なオープンワールドRPG。舞台となるのは、古き神々によって文明がもたらされたという幻想大陸「テイワット」。プレイヤーは、弓を使う赤いリボンの少女アンバーや、騎士団の副団長である騎士の琴、青い魔女風の少女リサなど、複数のキャラクターを操作しながら、世界を旅していく。

これまで公開されてきたPVには、アンバーの放つ炎の矢によって草が燃える描写や、マントをたなびかせて空を滑空していく描写が含まれていている。こうした要素は、グラフィックも相まって『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』からの影響が感じられる。実際のところ、開発者自身も同作を遊び影響を受けオープンワールドを勉強したと語っている(公式)。ただし、キャラクターごとに扱う武器や能力が異なっていることや、独自の世界観など、ただ影響を受けただけのタイトルでもないようだ。また、世界を旅をしていく中で、新たな仲間と出会うこともあるそうだ。ストーリーやキャラクターについては、日本語化されて「原神セレベンツ」としてLINEマンガで配信中のオフィシャル漫画を通じて、その一端が垣間見られる。

なお、PlayStation Blogに掲載されたmiHoYo劉偉氏のコメントによれば、PS4版だけのオリジナルコンテンツの制作も行われているようだ。PlayStationとの提携を通じて、プロダクトの品質向上にもつなげたいとコメントしている。

本作を開発しているmiHoYoは、アニメ調の3Dグラフィックが魅力的なスマートフォン向けアクションゲーム『崩壊3rd』の開発元として知られる中国のゲーム開発会社。『原神』では、海外向けとして6月に1回目のクローズドβテストが開催されており、YouTubeなどでゲームプレイ動画が公開されている。2回目以降のテストも予定されており、公式サイトでは現在もテスター募集中だ。海外向けの募集なため、βテストの日本語対応については不明だが、本作に興味がある方は長い英語の設問を超えて、メールアドレスを入力しておくと、テストへの招待が届くかもしれない。

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