Steamにてゲームと関連しない動画コンテンツの販売が終了に向かう

Valveは2月20日、Steamのストアメニューから動画タブを削除し、今後はゲームと関連しない動画コンテンツの販売を終了していくことを正式に発表した。Steamではゲームやソフトウェア、そしてSteamコントローラやHTC Viveといったハードウェア以外に、さまざまなジャンルの動画コンテンツが販売されてきた。より「ゲーム」に関連したコンテンツの提供に焦点を置くため、ゲームに直接関係するか、Steamで販売されているゲームやソフトウェアと関連する動画以外は、今後数週間かけて販売が終了されていく。

ゲームに直接関係する、もしくはSteamで販売されているソフトウェアと関連する動画コンテンツは引き続き販売されるとのこと。実際に、ゲームやゲーム業界に関わるドキュメンタリーや、ゲームをもとにしたショートフィルムなどはストアに残っている。なお販売が終了する動画であっても、購入済みのものは引き続き視聴できる。

住人を監視するアパート運営アドベンチャー『Beholder』の実写短編「Beholder – Official Short Film」。こうしたゲーム関連の動画は引き続き配信される

動画コンテンツに関する方針変更は、Steamの動画ガイドラインやSteamworksドキュメントの更新により、今年にはいってから知られていた。新しいガイドラインでは、Steamで配信できる動画コンテンツの条件として「ゲームと直接関係する動画」「Steamで販売されているゲーム/ソフトウェアと関連する動画」もしくはVR映像に対応した「Steam 360用の動画」があげられている(TechRaptor)。方針変更に向けて準備は進められていたのだ。

ストアメニューから動画タブを削除した意図としては、ゲームやソフトウェアと関連した動画コンテンツの流入は、対象となるゲームやソフトウェアのストアページを経由したり、直接検索をかけたり、ユーザータグやレコメンデーションをきっかけに見つけたりといったルートをたどると想定しているからとのことだ。

なおSteamでは先日、About Steamのページが更新されている(関連記事)。コミュニティ内では、新しいAbout Steamページに映っているイメージイラストが、Steamの新しいユーザーインターフェイスになるのではないかと話題になった。UIの改装プランはValveのUIデザイナーが以前から言及していたものであり、さまざまなUIが徐々にマイナーチェンジされていることから、ついにUI変更の時が近づいているのではないかと推測されているわけだ。そしてこのたびValveは販売商品を「ゲーム関連コンテンツ」に集中するという方針を明確にするなど、年はじめから配信プラットフォームとしてのアイデンティティに関わる動きが複数見られる。PCゲームの配信プラットフォームとしてDiscordのゲームストアやEpic Gamesストアなど競争相手が増えつつある中、引き続き存在感を発揮し続けるため、2019年はSteamが様変わりしていく年になるかもしれない。

 

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