『The World Next Door』3月発売へ。マッチ3とアクションを組み合わせたユニークなアニメRPG

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米ビズメディアは2月19日、アドベンチャーゲーム『The World Next Door』を3月28日に発売すると発表した。開発はRose City Gamesが担当し、価格は14.99ドル(日本円で約1662円)。対応プラットフォームはPC(Steam/Itch.io/GOG.com/Humble store)のほか、海外Nintendo Switchを予定している。これに合わせて、前日譚となるコミックの同時無料配信も予定中だ。

今回のパブリッシングはそれまで日本の漫画、アニメの翻訳出版や日本アニメの映像販売を主要事業としていたビズメディアにとって初の試みであり、同社はこの件を通じて新たなインディーゲーム販売プラットフォームを立ち上げるとも予告していた。

『The World Next Door』は、祭りの最中、ひょんなことからモンスター達が人間のように暮らす世界に迷い込んでしまった高校生Junが、元の世界へ戻るべく奔走するアドベンチャーゲームだ。Junが出会う異世界の住人達は、角の生えた鬼や一見恐ろしい見た目をしたデーモン、ハーピィや獣人など多種多様で個性豊か。彼らはJunと同じく10代(人間相当)の若者であり、彼らの抱える問題を解決し友達となることで、帰還への道のりが開けていく。残された時間は1週間。無事に元の世界へ帰ることはできるのだろうか。

本作の特徴と言えば、アニメ調のビジュアルデザインはもちろんのこと、”マッチ3ゲーム”を基盤として作られたパズルアクションバトルである。舞台の床には数種類の色と形を持ったルーン文字が敷き詰められており、同じ色と形の床を3つ以上揃えることで、種類ごとの属性と性能を持つ魔術が発動、相手にダメージを与えることができる。パズルを揃えることが遅いと相手もまたパズルを用いて反撃してくるので注意が必要だ。敵の攻撃を上手くかいくぐりながら、なるべく多くの文字を揃え、大きな魔術を放ち戦うことがポイントである。また、ゲームプレイを簡単なものにしてくれる救済機能「Assist Mode」や、本作のバトルシステムを用い2人でローカル対戦を行うパズルバトルモードの実装も予定されているとのことだ。

今回『The World Next Door』の販売を手がけるビズメディアは、北アメリカにおいて日本の漫画、アニメの翻訳出版や日本アニメの映像販売を主要事業とする企業であり、小学館集英社プロダクションの関連会社である。本作の開発を行ったRose City GamesとはVRやAR技術の開発を通じてかねてより親交があり、この度パブリッシング、ひいてはインディーゲーム販売プラットフォームの設立に至ったとされている。さらに『The World Next Door』以外にも2本のオリジナル作品の発表、および販売を今後数年間の内に計画しているようだ。

本作に関する詳しい情報は公式ページ、またはTwitterより確認することができる。興味を持った方はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

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