『リーグ・オブ・レジェンド』新チャンピオン「カミール」の実装が予告、両足が刃物のように機械化された女アサシン


『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』を開発・運営するRiot Games(日本法人はライアットゲームス)は11月18日、新チャンピオン「カミール」の予告コミックを公開した。実装はプレシーズン中の見込み。

コミック「カミール:偽りの絆」は全14ページ。『LoL』世界の都市国家「進歩の街ピルトーヴァー」を舞台に、街に食い込もうとする都市外勢力の陰謀を防ぐべく行動する女性チャンピオン「カミール」が遭遇したある事件を描いている。

「カミール」のチャンピオンクラスは「アサシン」。キャラクターのイメージソースとして、映画「キングスマン」に登場した女暗殺者ガゼルや、アメリカでヒットした東洋ファンタジーアニメ「The Legend of Korra」の無骨な女警務官Lin Beifongなどが挙げられている

カミールの両脚は腿の付け根から機械化されており、膝から下は大きな刃物そのものとなっている。デザイナーによれば「生身の人間が機械によって強化された存在」とのことで、いわゆるサイボーグであろう。アンカーを発射して移動する機能や、体の周りに特殊な力場を発生させる機能もあるようだ。ゲーム内でも、アンカーによるダッシュ・ブリンクや、強力な突進攻撃などの能力を備えていると推測される。

チャンピオンデザイナーはRiot Jag氏。以前はゲームバランス調整を担当するライブゲームプレイチームに所属していたが、現在はチャンピオンチームで技術デザインを担当中。カミールは氏が制作した初めてのチャンピオンになるとのこと。チャンピオンデザイナーのZenonTheStoic氏によると、カミールの制作チームのスタッフとしては、イラオイとタリヤを担当したHing “Hdot” Chui氏がコンセプトアートを手がけ、Ariel “ThermalKitten” Lawrence氏がストーリーや設定を考案している。

チャンピオン性能の詳細についてはPBE(Public Beta Environment)への実装をもって判明するだろう。PBEへの登場は来週の初めごろを予定しているとのことだ。糸を使った蜘蛛の動きを能力として持つエリスや、同じくピルトーヴァー出身のアサシンチャンピオンであるエコーなどといった既存チャンピオンとの差別化が気になるところである。