乗客を正しい駅に届ける電車パズルゲーム『コンダクト トゥギャザー!』国内Nintendo Switch版発表。6月配信予定

 

任天堂は5月31日、Nintendo Switch向けインディーゲームを紹介する番組「Indie World 2019.5.31」をYouTubeにて放送。この中で、デンマークのデベロッパーNorthplayが手がける電車パズルゲーム『コンダクト トゥギャザー!』を国内向けに発表した。6月に配信する。

『コンダクト トゥギャザー!』は、ローポリゴンで描かれる小さなマップを舞台に、走行する列車や線路のポイントを操作して、駅から駅へと乗客を届けるゲームだ。ステージ内にはいくつかの駅があり、駅とそこで待つ乗客にはそれぞれ色がついている。たとえば赤色の乗客は、赤色の駅に停まった時にだけ降車する仕組み。そして、ステージに設定された数だけ乗客を駅に届けるとクリアである。

ステージではさまざまな難関が待ち受ける。たとえば乗客を乗せる列車が複数同時に走ったり、無関係な貨物列車まで走ってきたりするため、列車同士で衝突しないよう上手くポイントを切り替えて捌かなければならない。列車は個別に停止・走行させることが可能なため、一旦止まってタイミングを計ったり、待避線で待たせたりといった工夫が求められる。ただし、ステージには制限時間があるため、のんびりしている訳にもいかない。そのほか、車道と交差している線路もあり、そこを走る自動車にも注意する必要がある。踏切が無く自動車は平然と線路に入ってくるため、止まるべきは列車側なのだ。

本作には、平原や雪国、市街地などさまざまな環境のマップが用意されており、各マップの中に複数のステージが用意されている。そしてステージをすべてクリアすると、新たな列車をアンロック。オリジナルのものから、実在の列車をモデルにした列車もあり、日本の新幹線も登場するようだ。見た目の変更だけのため、好みに合わせて入れ替えたり、コレクションする楽しみとなっている。そして、乗客を駅に届けるたびに獲得できるコインにて、次のマップをアンロックし、さらなるステージに挑戦するのだ。

序盤はシンプルな路線だが、ステージを進むごとに複雑になっていく。路線が入り組むだけでなく、どこへ通じているか覚える必要のあるトンネルなど新たなギミックも登場し、操作は次第に忙しくなっていくだろう。いざという時には、一定時間だけスローにできる機能も用意されているため活用したい。また、最大4人での協力プレイにも対応する。