木造機械に乗って遊牧生活を送るノマドサバイバルMMO『Last Oasis』発表。2019年春Steam配信へ

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ポーランドのゲームスタジオDonkey Crewは1月23日、オープンワールド・サバイバルゲーム『Last Oasis』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。2019年春にSteamでの早期アクセス販売を開始する予定だ。

『Last Oasis』は巨大な風力木造機で遊牧生活を送るサバイバルMMO。舞台となるのは自転が停止した地球。この異常事態により地球は灼熱地帯と極寒地帯の両極に分かれてしまう。人間が生存できるのは、その狭間にあるごく限られた地域のみ。だが安全地帯は太陽との位置関係にあわせて絶えず変わり続ける。生き延びるためには地球の公転にあわせて移動し続けなければいけないのだ。固定の拠点にとどまるのではなく、移動し続けなければいけないという一種の縛りがある点が、他のサバイバルMMOとの差別化ポイントだろう。

プレイヤーは生き残った人類のひとりとして、太陽の熱から逃れるため広大なオープンワールドで遊牧生活を送る。この過酷な環境化での生活に不可欠なのが、トレイラーでも強調されている木造機械だ。ウォーカーと呼ばれるこのマシンは風力により稼働する。また人類はウォーカーとあわせて可動式の拠点「Flotilla」を建設することで、持続可能な遊牧生活を実現している。

ウォーカーの用途は移動、探索、採取、戦闘など多岐にわたり、本作の肝となる要素であることがわかる。形状・強化・付属物などのバリエーションも豊富。好みと用途にあわせて自分だけのウォーカーを組み立てるのだ。なお人類の宿敵となった太陽は、西からのぼり徐々に大地を焼き払っていく。遊牧民たちはウォーカーを駆使しつつ、未知の領域に足を踏み入れ、凍てついた東の大地の方角へと旅を続ける。また各プレイヤーは移動手段としてグラップリングフックを持っており、ウォーカーの乗り降りを含めて立体的に動き回れる。プレイヤーのスキル次第では、ウォーカーを上回る高速移動も実現可能とのこと。

本作にはクラン制度があり、ときにはクラン同士で希少な物資と領土を奪い合うことになる。自然と人間、2つの脅威と対峙する必要があるわけだが、残された人間には立ち止まることは許されていない。仲間と協力し、敵対クランを蹴散らし、ひたすら前に進み続けるほかない。なお近接戦闘用の武器は短剣、長剣、斧、メイスなど。そのほかウォーカーにバリスタやカタパルトを搭載して敵対クランを攻めることも可能である。

人類が生存可能な「オアシス」は無数の地域に分かれており、オアシスひとつにつき100平方キロメートル以上もの広さを誇るという。またオアシスの数はプレイヤー人口にあわせて変動し、最大で1000ものオアシスが同時に存在し得る。オアシスの数は多いが、どのプレイヤーも東に向かって移動し続けている。この強制移動が出会いと別れを誘発することだろう。なお他のオアシスに移動したり、ゲームから安全にログオフするためには、オアシスとオアシスの間に存在する砂漠地帯「No-Man’s Land」を訪れる必要がある。砂丘にウォーカーやFlotillaを隠すことで敵対者に発見されることなく休めるわけだ。

こうしたサバイバルMMOでは、ソロや少人数で遊ぶことが億劫になりがち。本作ではそうしたプレイヤーでも、売買・狩猟・収穫などを活用することで、強力な装備品を入手することが可能だという。さらにハイリスク・ハイリターンな生活を送りたい場合は、盗賊として活動することも選択肢のひとつである。

『Last Oasis』は2019年春にSteam早期アクセス販売を開始予定。早期アクセス期間は1~2年を想定しており、その間に新しいバイオームや天候、資源が追加されていく。また技術ツリーの拡張、新しい武器・防具・道具なども実装されていくとのこと。なお余談ではあるが、海外メディアRock, Paper, Shotgunはウォーカーの造形について、アーティストTheo Jansen氏が手がけたStrandbeest thingsを彷彿とさせると感想を述べている。

 

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