カテゴリー コラム
評論や分析、問題提起など
2015年ベストユーザーエクスペリエンス賞『Lifeline』
2015年の7月末ごろ、Twitterのタイムラインでは一つのゲームが話題になっていた。Android/iOS向けのゲームとして発売されたSFサスペンス・アドベンチャーゲーム『Lifeline』の日本語版がローンチされたのだ。
2015年 ゲームによる思考・思索賞選考
私はゲームそのものが、悩み、考え、掘り下げ、批評し、ついには思想を持つことによって、どこか遠い地平を目指す、そのようにゲームそのものが思考・思索している観点を設けてみた。そして仮設的に「思考・思索ゲーム賞」というのを設定してみる。
暗黒コピーゲーム市場“サパーンレック”の真実 – 知られざるアジア最大の海賊盤市場の歴史 Part 3
去る9月28日、サパーンレック撤去という報道を受けて、このアジア最強の海賊盤市場が完全に終了することに衝撃を受けた読者諸兄も多かっただろう。今回は引き続きサパーンレックに巣食う様々な店舗から聞き出した、今となっては貴重な証言をお届けしたい。
暗黒コピーゲーム市場“サパーンレック”の真実 – 知られざるアジア最大の海賊盤市場の歴史 Part 2
タイランド電脳ガイドシリーズは、これより冥府魔道に突入する。東南アジア最大の海賊盤市場「サパーンレック」は如何なる理由で誕生したのか?そして、どのような経緯で現在の姿になったのか? いよいよコピーゲーム魔境、もとい桃源郷の秘密を解き明かそう。
暗黒コピーゲーム市場“サパーンレック”の真実 – 知られざるアジア最大の海賊盤市場の歴史 Part 1
東南アジアはタイランド、その首都バンコクの奥深くに蠢くアジア最大、いやもしかすると世界最大かもしれない海賊盤市場“サパーンレック”。筆者はバンコクに暮らしながら、月1~2回のペースでサパーンレックを巡回しているが、通い詰める度に疑問が湧き上がっていた。
時間の無駄と父親としての責任と懐かしい文句 – MOTHER2 at 30 その6
たまに名言らしき言葉があるものの、ほとんどどうでもいい愚痴ばかり口にするグラハム・アーサーは、英語版AUTOMATONの編集ライターである。真面目に『EarthBound』(『MOTHER2』)を遊んでいるのかわからなくなってきたが、今日もまたやりこみプレイを続ける。
ポーラと気持ち悪いライバルと当時の流行 – MOTHER2 at 30 その5
おそらく彼の辞書には「F」から始まる言葉しか載っていないのだろう。さまざまなことに怒りながら、『MOTHER2』を遊ぶグラハム・アーサー。子供の無邪気な妨害にも負けず、今日もまた「MOTHER2 at 30」の企画を進行する。
狂信的教団とマジックマッシュルームと親バカ – MOTHER2 at 30 その4
『MOTHER2』の進捗よりも、アーサーの娘のほうが気になるのは私だけだろうか。第3回でとんでもないカミングアウトをしたグローバル版AUTOMATON編集ライターのグラハム・アーサーは、今日もまたMOTHER2 at 30にいそしむ。
思春期と法執行機関と私 – MOTHER2 at 30 その3
アリアリブラックに苛立ちを感じながらも、ゆっくりとしたペースで『MOTHER2』(海外では『EarthBound』)を進める、グローバル版AUTOMATON編集ライターのグラハム・アーサー。子供のころの思い出を振り返り、ときには娘たちに気を配りながら、今日もまた「『MOTHER2』やりこみプレイ」を続ける。
害虫とハンバーガーと経験値稼ぎ – MOTHER2 at 30 その2
ゲーム、というかRPGのようなゲームについて考えると、ソローの名言を思い出す。 “私はかつて、孤独ほど仲のよい仲間を見出したことがない。”ようするに、「最高の友達」というのは、「そこにいない人」ということだ。