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Pawprint Interactive Entertainmentは9月23日、Android/iOS向けに『アニモ(Aniimo)』を正式リリースした。PC(公式サイト/Steam/Epic Gamesストア)/PS5/XBOX Series X|S向けには、先行して9月16日から正式サービスが開始されている。

『アニモ』は神秘に満ちた世界「アイディル大陸」で不思議な生物「アニモ」と絆を深め、広大な世界を冒険する次世代オープンワールド・モンスター収集アクションRPGだ。基本プレイ無料で展開されている。

弊誌では正式リリースにさきがけて、本作PC版を先行してプレイする機会に恵まれた。本稿では先行プレイの感想をもとに、本作がどのようなゲームであるのか、ほかの「クリーチャーコレクター」ジャンルとどのように差別化されているのかを「収集」「冒険」「戦闘」の観点からお届けする。

アニモはとっても個性的。コレクター心をくすぐる収集要素

冒険の舞台となるのは、未知なる星「アイディル大陸」。この星には不思議な生き物「アニモ」たちが多数生息している。プレイヤーは「ポラリス学院」科学調査団の特別観察員として、その生態を調査するなかで、不思議な出来事に巻き込まれていく。

アニモのもっとも基本的な調査方法は「捕獲」だ。野生のアニモは「ポッド」と呼ばれるアイテムを投げつけて捕獲することができる。強いアニモは捕まえづらいが、寝ているところを狙ったり、背後からポッドを投げつけたりすると、捕獲できる確率が高くなる。価値の高いポッドを使う、戦闘で弱らせるなどでも捕獲しやすくなるなど、このあたりは既存のクリーチャーコレクタージャンルを踏襲しており、プレイしていればすぐにコツをつかめるだろう。

捕獲したアニモの情報は、「アニモノート」に登録される。アニモノートには、アニモの生態にまつわるさまざまなミッションが用意されている。アニモに特定の技を使わせたり、特徴的な動きを写真に撮ったりすることで、そのアニモの生態をより詳しく知ることができるのだ。

1匹捕まえてデータを登録すればそれで終わりではなく、捕まえたアニモを観察し、共闘し、理解することでノートの内容が充実していく。謎多き不思議な生物を実際に調査しているようで、非常におもしろい要素だと感じた。

本作のリリース時点では、約100種類ほどのアニモが実装されている。やや少なく感じるかもしれないが、これはあくまでベースの数だ。アニモは同じ種であっても、生息地や気候条件、外的刺激などによってさまざまな見た目に変化する。同じアニモでも、雪原にいれば氷を吐き、火山にいれば炎を操るといったように、外見だけでなく行動も変化するため、プレイしているとその形態の多様さに驚くはずだ。

これ以外にも、特殊条件下で出現する「虹色アニモ」や、低確率で出現する「シャイニーアニモ」など、レアな特殊形態も用意されており、コレクター心を刺激される。フィールドの一部区間では、ほかのプレイヤーやお供のアニモの姿が見えるようになっているので、お気に入りのレアなアニモをまわりに自慢してみるのもアリかもしれない。

アニモはとっても有能。頼れるパートナーと自由に冒険

本作における最初の冒険の舞台となる「ソヨカゼ平原」は、広大なオープンワールドとなっており、各地にお宝や遺跡、アクティビティが用意されている。冒険にかかせないのが、仲間のアニモたちの能力だ。

たとえばツタの絡まった宝箱があれば、火を噴けるアニモの力を借りてツタを燃やすことで、お宝を手に入れることができる。水の中にある宝箱を取るときは、泳げるアニモの力を借りてもいいし、氷のアニモで水面を凍らせて足場を作ってもいい。崖を登ったり、空を飛んだり、さまざまなアニモを仲間にすることで、できることの幅が広がっていく。

また本作では、アニモと心を通わせることで「リンク」することができる。わかりやすく言えば、アニモに憑依して、直接アニモの体を動かすことができるのだ。おもしろいのが、リンク中は同種族のアニモと会話ができるようになる点だ。冒険をしているとアニモのコミュニティを発見することがあるのだが、その種のアニモにリンクすることで、困っているアニモ達の話を聞いて問題を解決したり、リンクを通じてアニモの生活に触れたりできるわけだ。

本作ではゲーム中のクエストと関係ないところでも、寝たり、踊ったり、戦ったりと、アニモたちの生態系や、アイディル大陸に住む人類種とのかかわりが豊かに描かれている。本作はアニモを単なるクリーチャーとして記号的に消費するのではなく、実際に異なる世界に住む生命体として表現しているのだ。その心意気を強く感じられ、非常に好印象だった。

アニモはとっても強い。しっかり育成して、目指せスーパースター

世界を冒険していると、縄張りを守るアニモから攻撃を受けることもある。そんなときでも頼りになるのが仲間のアニモだ。アニモは攻撃指示を出すと自動で戦闘を行い、その間プレイヤーは回復などのスキルで戦闘を支援することになる。

アニモとリンクすると戦闘は一変する。プレイヤー自身がアニモとなって、アクションゲームのようなバトルが楽しめるのだ。弱いアニモに対しては自動戦闘、強敵相手にはリンクしてアクションバトル、と使い分けることになるだろう。

戦闘において重要になるのがアニモの「ポジション」だ。アニモは習得する技やステータスの傾向から、「アタッカー」「ブレイク」「サポーター」「ヒーラー」「エナジー回復」の5種類の戦闘ポジションに分類される。ひとつのチームには最大で4体のアニモを編成できるので、バランスよくパーティーを組む必要がある。

とりわけ重要なのが「ブレイク」だ。アニモは攻撃によってブレイクゲージが溜まりきると、体勢を崩して一定時間移動と攻撃が制限されるうえ、被ダメージも大幅に上昇する。ブレイクの得意なアニモで立ち回り、体勢を崩したらアタッカーに交代して必殺技を叩き込むのが基本的な戦い方となりそうだ。編成は複数保存しておけるのに加え、マップ上でシームレスに変更できるので、さまざまな編成を試してみてほしい。

強敵に挑むなら、アニモのパワーアップも欠かせない。冒険を進めることで、レベルアップ、共鳴石ランクアップ、装備品など、強化要素が段階的に解放されていくため、まずはストーリーを進めて、戦力を揃えていくのがおすすめだ。

ある程度強くなってきたら、アニモの個性にも注目したい。同じ種類のアニモでも、どのステータスがのびやすいかにそれぞれ個性があり、先天的な才能の合計により「ホープ」から「スーパースター」まで4段階の評価がつけられている。強さを追求するならば、なるべくスーパースター評価のアニモを仲間にしたいところだ。

回数制限はあるが、特定のアニモを大量に引き寄せるイベントなど、いわゆる“厳選”をしやすいようなイベントもいくつか用意されている。スーパースターを狙いたいならば、これらを活用するとよいだろう。とはいえ、スーパースターに出会えるかはかなり運に左右されるので、要素としては苦手なプレイヤーもいるだろう。しかし、そうしたプレイヤー向けの時短要素として、必ず才能の高いアニモを捕獲できる特別なポッドも用意されている。少なくとも現行版では、いわゆるキャラクターガチャは見当たらない。一方で、衣装・アクセサリーのほか、同行ノートや各種パック、捕獲・育成を補助するアイテムなどが課金対象となっている。確率に左右されずに強くなりたいプレイヤーは、こちらの購入を検討してみてもよいだろう。

以上、『アニモ』の基本システムと、その魅力をお届けした。収集システムや育成要素などは先行するクリーチャーコレクターやオープンワールドを踏襲している部分が多く、その部分に目新しさはそれほどないが、アニモたちの豊かな生態系を徹底して描くことで、他作品との差別化を図っていると感じた。

本稿で紹介した以外にも、アニモたちと一緒に暮らせるハウジング要素や、ほかのプレイヤーと競い合う「タマゴ争奪大作戦」など、さまざまなコンテンツが用意されている。かわいくて元気なアニモ達に会いに、本作を始めてみてはいかがだろうか。

『アニモ(Aniimo)』はPC(公式サイト/Steam/Epic Gamesストア)/PS5/XBOX Series X|S/Android/iOS向けに基本プレイ無料で配信中だ。

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