『ぽこ あ ポケモン』で「イオンモール」を建築したユーザーが登場。素材もちゃんと集められる、実利&景観両立“まっさらな街店”

『ぽこ あ ポケモン』にて、イオンモールを建築したユーザーが登場したという。弊誌は作者のデネネ氏に話をうかがった。

『ぽこ あ ポケモン』にて、ゲーム内にイオンモールを建設したユーザーが現れ、その規模感などが話題となっている。弊誌は作成者である「超高校級のデデンネ厳選厨」(デネネ)氏に話を訊くことができた。

『ぽこ あ ポケモン』は、ニンゲンのすがたにへんしんしたメタモンが主人公のスローライフ・サンドボックスゲームである。ある日メタモンが長い眠りから目覚めると、あたりにはニンゲンのいない荒廃した世界が広がっていた。プレイヤーはメタモンとしてさまざまなポケモンと出会いながら、材料を集め、ものを作り、ポケモンたちが暮らしやすい場所、そしてニンゲンたちがいつでも戻ってこられる場所を作り上げていくことになる。

『ぽこ あ ポケモン』では、素材を集めプレイヤーの自由に建物を作ることができる点が特徴で、発売当初からおしゃれな家を作成したり、街単位でのコーディーネートを収めたりした動画やスクリーンショットなどがSNSを中心に話題となった。そんな本作について、なんとイオンモールを建築したユーザーが現れたという。

イオンモールとは大手流通企業のイオングループによって運営されているモール型のショッピングセンターのブランド名だ。複数階建ての大規模な建物内に衣料品や食品、雑貨などを取り扱う専門店が出店しているだけでなく、クリニックからフードコート、店舗によっては映画館なども併設されていることがある。日常のお買い物からエンタメを楽しむこともできる複合施設となっているわけだ。

今回イオンモールの“ぽこポケ店”を建築したのはデネネ氏。デネネ氏によれば、ストーリークリアも含め4か月かけてまっさらな街に建てたといい、その苦労もうかがえる。今回弊誌はデネネ氏に、“イオンモールぽこポケ店”制作にあたっての裏話などをうかがった。

――イオンモール好きが高じて『ぽこ あ ポケモン』内での建築を決意されたとのことですが、本作発表時点からイオンモール建設は考えていたのでしょうか。あるいはゲームプレイ中にふと思い立ったのでしょうか。

デネネ氏:
『ぽこ あ ポケモン』は発売日に買わず、様子を見ていました。ネット対戦ゲームばかりやっていて気が滅入ってきたので、まったりやるゲームとして選びました。

イオンモールを作ったきっかけとしては、YouTubeなどでさまざまな素材の回収を効率化している動画を見て、それならばいろんな店に見立てて作ることができるし、「お店がいっぱいある施設といえばイオンだ!」となり、まっさらな街に大好きなイオンを作ろうと思い立ちました。そういう意味では、買ってからイオンを作ろうと考えたかたちです。ちなみに『マインクラフト』は遊んだことがあったのですが、ずいぶん前の経験だったので、『ぽこ あ ポケモン』では手探りで作りました。

――スクリーンショットを拝見するとかなり大規模な建築であることもうかがえます。総計で完成まで4か月ほどかかったとのことですが、イオンモール建築において、工夫した点や難しかった点があれば教えてください。またお気に入りの点があれば教えてください。

デネネ氏:
はじめはポケモンセンターをイオンモール内に入れることだけ考えていて、それに合わせて作り始めました。かなり無計画だったので、フィールドのギリギリになってしまい、なぜもっと計画を立てなかったのかと焦ったのを覚えています。設計図や必要な素材の数なども無計画に作ってしまったので改めてモノづくりの難しさを感じました。

工夫したところはやはり、イオンモール特有の「吹き抜け」の爽快感を意識したところです。たくさんイオンモールに足を運び、お客さんの迷惑にならないように資料写真を大量に撮り、見比べながら作成しました。

お気に入りのスポットは「1階から見上げる吹き抜け」「2階のフードコート」「3階の映画館」です。フードコートではプレイヤーが料理をする施設として作成したほか、映画館は特にこだわって作ったので思い入れが強いですね。

――ちなみにデネネさまはなぜイオンモールが好きなのでしょうか。現実ではどのくらいの頻度で来店されていますか。今回の再現に活かされている現実でのイオンモール体験もあれば教えてください。

デネネ氏:
幼少期からイオンモール(当時はジャスコ)に家族で買い物に行くことが多かったですね。小学1年生のクリスマスに、サンタさんからのプレゼントにも何故かジャスコのシールが貼ってありました。

近くにバッティングセンターもあり、そこで遊んだあとに父と寄って何も買わないけどフードコートでご飯だけ食べて帰るなんてこともよくしていました。そこから、楽しかった思い出のある空間として認識しているのだと思います。

また、ものに囲まれるのが好きで、何も用はないのにフィギュア屋や本屋に入るのが好きで、店に囲まれるイオンモールの空気感も好きなのだと思います。大人になり子どもも生まれた中、中々イオンに行けていなかったのですが、この4ヶ月は週1ほどのペースでバイクを走らせて通い、100枚以上写真を取り、フードコートでご飯を食べて帰るということを繰り返していました。それを許してくれた妻に感謝しています。

――『ぽこ あ ポケモン』はエキスパンションパスにてさらに新たな街や家具も登場予定です(関連記事)。今後本作でやってみたいこと、今のイオンモールに付け足してみたい要素などがあれば、教えてください。

デネネ氏:
実はまだ、追加できるように土地を確保してあるほか、「空きテナント」的な空間になっている場所があります。先程のフィールドギリギリに建ててしまうと画面上に靄がかかってしまうのですが、それを利用して湯気の出る温泉なども作ろうと思っています。

ただ、来たる11月5日に『ゼルダの伝説 時のオカリナ』のリメイクが出てしまうので一度区切りにして、エキスパンションパスの追加コンテンツが出た時に、増築したいと考えています。ちなみに制作が大変だったでしょうと言われるのですが、この4ヶ月感、全く苦になることもなく、ずっと楽しかったです。この記事で皆さんがもっと楽しく建築して、幸せな『ぽこポケ』ライフを送ってくださることを祈っております。

――ありがとうございました。さらなる“拡張工事”も期待しております。

『ぽこ あ ポケモン』はNintendo Switch 2向けに販売中。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。