1989年生まれ。UNDERSELL ltd.所属。ビデオゲームとピンボールをこよなく愛するゲームライター。新旧問わない温故知新のゲーム精神をモットーに、時代によって変化していくゲームセンターの「いま」を見つめています。
シューティングゲームの宴「シュー大祭2022」大振り返り。計18社のお披露目を、秘話をまじえてお届け
「シュー大祭2022」が、4月2日(土)と3日(日)の2日間、シティコネクションとゲーセンミカド(INH)の合同で開催された。シティコネクション、ケイブ、BEEP、サクセス、exA-Arcadia、G-MODE、グランゼーラ、MOSSのほか、移植の雄であるハムスターとエムツー、そしてプラチナゲームズやセガトイズといった大手メーカーも参加。
シューティングゲームのお祭り「シュー大祭」総振り返り。主催メーカーたちに、開催意図なども訊いた
シューティングゲームに特化した「シュー大祭〜シューティングゲーム大感謝祭〜」が、4月24日(土曜)と25日(日曜)の2日間に渡り、シティコネクション、ケイブ、ゲーセンミカド(INH)の三社合同で開催された。その内容を振り返りつつ、開催意図なども主催者に訊いた。
オーケストラとチップチューン――記憶を呼び覚ますゲームミュージック
シリーズ初のボーカル曲として話題を呼び、トレイラーやTVCMで使用された『スーパーマリオ オデッセイ』のメインテーマ「Jump Up, Super Star!」は、軽やかなメロディと女性ボーカルによるジャズとして構成され、聴くたびに「早く遊びたい!」とワクワクさせられた人も少なくないだろう。
『ゲームセンター文化論』著者・加藤裕康氏インタビュー メディアの進化に伴って変わるゲームの見方
かつて樹皮や石に彫り刻んだ「文字」は、書きやすく保存性にも優れた紙の誕生によって世界の歴史や文化を記録し、電子機器の発達によってデジタル化を遂げた現代でもコミュニケーションの疎通は変わることなく受け継がれている。
遊びと真面目の対象関係を紐解く 中央大学シンポジウム「ゲームはスポーツなのか?」レポート
ゲームとは遊びのひとつであり、娯楽としての範疇を超えるものではないように思える。「はたしてゲームはスポーツになり得るのか?」という疑問に対し、2017年7月27日(金)に中央大学・文学部社会情報学専攻の兼任講師を務める加藤裕康氏によるシンポジウム「ゲームがスポーツになるとき eスポーツにおける情報と身体」が開催された。
突如発表されたアーケード用新作レースゲーム 『SEGA World Drivers Championship』ロケテストレポート
(株)セガ・インタラクティブのアーケード用新作レースゲーム『SEGA World Drivers Championship』(以下、『SWDC』)の「テスト走行会」と題されたロケテストが7月28日から7月30日までの3日間、セガ池袋GiGOとセガ秋葉原1号館の2店舗で実施された。
プレイヤーを快感に溺れさせる『Polybius』レビュー 色と光と速度が織りなすゲームドラッグ
今回、2017年5月10日に北米・欧州向けのプレイステーションストアにて配信が開始された『Polybius』は、とある奇才による溢れんばかりのアイディアとPlayStation 4というプラットフォームによってとんでもないゲームとして生まれ変わってしまった。
Pinball Days -2017年のピンボール- 最終部 -ピンボールの本場、アメリカに存在する殿堂のこれまでとこれから- 後編
「Pinball Hall of Fame(以下、PHoF)」館長のTim Arnords氏へのインタビュー記事後編。
Pinball Days -2017年のピンボール- 最終部 -ピンボールの本場、アメリカに存在する殿堂のこれまでとこれから- 前編
日本のプロ野球界において顕著な活躍や成績を残した選手や監督、または業界の発展に貢献した人物を永久に讃える「野球殿堂」があるように、世界にはスポーツや芸術といった文化が世間に与えた影響や携わった者がもたらした功績を評する様々な「殿堂<Hall of Fame>」がある。
PinballDays -2017年のピンボール-
第三部 ピンボールウィザードと呼ばれる伝道師が見つめ続けた数十年の推移 後編
前編では堀口昌哉氏がピンボールに触れたきっかけや、非営利団体「東京・ピンボール・オーガニゼーション(以下:TPO)」の立ち上げ、1980年代の中盤にピンボール全体が息を吹き返したその波に乗るようにピンボール事業を始めたゲームメーカー「データイースト」への入社までを掲載した。
PinballDays -2017年のピンボール-
第三部 ピンボールウィザードと呼ばれる伝道師が見つめ続けた数十年の推移 前編
第二部では大阪府大阪市心斎橋の「SILVER BALL PLANET」を関西のピンボールスポットとして紹介したが、かつては関東にもピンボールプレイヤーの聖地「ゲーム ネバーランド」(東京都日野市/以下:豊田ネバーランド)があったことを事実として残しておかなければならないだろう。
VRから大型ライドまで、荒削りながらも進化する中国アミューズメント業界の実情と展望
中国・広東省広州市。上海市と北京市に次いで著しい経済発展を見せているこの都市で、2017年3月8日から11日までの4日間、アミューズメント機器展示会「Asia Amusement & Attractions Expo(以下:AAA)」がChina Import and Export Fair Complex (Canton Fair Complex)にて開催された。
PinballDays -2017年のピンボール- 第二部 アメリカの文化を色濃く残す街並みが築いた聖地
ピンボールといえばアメリカの遊戯文化を代表する機械といっても過言ではないだろう。キャビネットの大きさ、台を適度に揺らせるといったある種の豪快さも魅力のひとつでもある。
「PinballDays-2017年のピンボール-」 第一部 実機のリースを通して感じたビデオピンボールの可能性
打ち出し口から銀色のボールを射出し、やがてそれはキノコ型のバンパーに跳ね返り、フィールドを縦横無尽に目まぐるしく駆けめぐる……。プレイヤーはそのボールを落とさぬよう左右のフリッパーを巧みに操り、ときには台を揺らす。
スコアラーたちによるスーパープレイの宴 「わっしょい!闘会議2017Edition」イベントレポート
2017年2月11日~12日まで幕張メッセで開催されたゲームの大会や実況イベント「闘会議2017」。数あるエリアの中から当記事では、2月11日にアーケードゲームエリアにて行われた「わっしょい!闘会議2017Edition」のイベントレポートを掲載する。
ついに発表された「EVO Japan」 日本で開催する経緯と展望とは?
今回は、8月15日から18日までに幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2016」のビジネスデーにて開かれた「実行委員会設立にともなうプレス説明会」のレポートを掲載。日本で開催するに至った経緯とは、そして展望はいったいどのようになるのだろうか。
「ラスベガスを遊び倒せ!」 ギャンブルとは相反する街で垣間見たアーケードゲームシーンとは?
アメリカ・ネバダ州にある世界有数の一大カジノリゾート、ラスベガス。南北を貫く全長6.8kmに及ぶメインストリートのラスベガス・ストリップには約30以上のカジノホテルが立ち並び、24時間365日眠ることなくその賑わいを見せている。
『宇宙最大の地底最大の作戦』 ドットの神様が新たに吹き込んだ息吹とは?
30年以上の時を経て新作としてよみがえった『宇宙最大の地底最大の作戦』。前回は有限会社マインドウェアにて行われた先行プレイ会からの内容紹介と、本作のプランナーとプログラムを担当した代表取締役・市川幹人氏へのインタビューを掲載したが、今回はメインモードといっても過言ではないスペシャルモードのグラフィックを務められたMr.Dotmanこと小野浩氏へのインタビューをお届けしよう。
「博物館化していくゲームセンター」 特別編 後編
2006年、江古田にオープンして今年で10周年。シューティングゲームで数多くのスコアラーたちを輩出し、アーケードゲーム専門誌『アルカディア』(エンターブレイン刊、現在は休刊中)でのハイスコア集計店としても知られる「Game in えびせん」。
「博物館化していくゲームセンター」 特別篇 前編
「GAME ON」の閉幕に併せて全四回に渡る本連載を完結したが、これまでにも記事が公開となったあとはSNSでの反響・反応をチェックさせていただいた。今回は中小経営の店舗から「高田馬場ゲーセンミカド」の店長・池田氏と「Game in えびせん」の店長・海老原氏に取材のご協力をいただいた。
36年ぶりに蘇った戦略的穴掘りアクションゲーム『宇宙最大の地底最大の作戦』 その神髄に迫る!
1980年代、ホビーパソコン(マイコン)において“史上初のサンドボックス型ゲーム”が存在していたのをご存知だろうか。今回は36年越しの新作となった『宇宙最大の地底最大の作戦』のプレビューとインタビューをお届けする。
「博物館化していくゲームセンター」第四部 後編
「博物館化していくゲームセンター」第四部の後編。著者のTakuya Kudoは、東西のゲームセンターの取材を通じてなにを思ったのか。