ビデオゲームとアメコミとバイク(盗難被害遭遇済)をこよなく愛する30台前半。レトロゲームも最新ゲームも等しく同じ大切なプレイ対象である。
幼少期に出会った『マーブルマッドネス』の衝撃でビデオゲームに目覚め、なぜか実家に転がっていたMSX2+に親しみ、バーチャルボーイに立体視の未来感を植えつけられゲーム人格が形成されていった。STGからRTSまでどんなジャンルも遊んでみるが女の子がいっぱい出てくるゲームは苦手。
『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』プレイレポート。「スカイリム」をVR体験にするという意思表示
現在開催中の東京ゲームショウ2017(以下「TGS2017」と表記)にて、ベセスダ・ソフトワークスが開発中の『The Elder Scrolls V: Skyrim VR』を体験することが出来た。重厚で広大なスカイリムの大地をベセスダはVR体験にどのように落とし込もうとしているのか、その片鱗をうかがうことが出来たので本記事にて紹介しよう。
『スプラトゥーン2』レビュー
「遊び」が「競技」に変わる時
去る7月21日、ついに『スプラトゥーン2』は発売された。前作の発売から2年、最後に配信されたバランス調整を含むアップデート(2.9.0)から1年。イカたちを取り巻く環境はどのように変わったのか、本記事では変更点を中心に掘り下げてゆきたい。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』 ハイラル城という「異境」についての考察
本記事は別記事"『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』レビュー 伝統からの脱却と呪縛からの解放"の補稿、いわば延長戦のような立ち位置の記事である。先の記事ではネタバレが過ぎるという判断から触れることを明確に回避していた、ゲーム中におけるラストダンジョン「ハイラル城」にスポットを当て、『BotW』におけるその存在について紐解いてみようという試みだ。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』レビュー 伝統からの脱却と呪縛からの解放
現時点で、少しでも『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(以下「BotW」)』に興味があるのであれば、このページを閉じて本作を入手し、まず実際に遊んでいただきたい。なので結論だけ言うと、本作はたぐいまれなる傑作である。
『バトルガレッガ Rev.2016』レビュー 異端児の解剖と再発見の礎
今日のSTGを語る上で、1996年に発売された『バトルガレッガ』を避けて通る事は難しい。自爆やアイテム取得の抑制によるランク調整、大量に用意された稼ぎ要素、襲い来るちょっと見づらい弾丸、ブラックハートMkII様の勇姿―――語り草となるポイントはいくらでもある。
『Titanfall 2』レビュー 洗練と飛躍と、こぼれ落ちたロマン
『Titanfall』に満ちあふれていたのはロマンだった。『アーマード・コア』シリーズの持つ重厚な金属塊を操縦するロマンや、『電脳戦機バーチャロン』シリーズの持つツインスティック超高速戦闘のロマンとはまた別種の、新たなロマンがそこにあった。
『Rez Infinite』レビュー VR世界へ誘う15年前の案内人
本稿ではVRモードを中心に『Rez Infinite』をレビューする。『Rez』はジャンル名「ミッドナイト・ハイ・シューティング」を名乗る3Dシューティングゲーム。『Rez Infinite』が、今後PSVRの、ひいてはVRというジャンルの定番タイトルであり続けることは間違いないだろう。
PSVRは汎用ヘッドマウントディスプレイになり得るか?Wii U上の『スターブレード』を通じて考える
2016年10月13日、PS4向けVRヘッドセット「PlayStation VR(以下、PSVR)」が発売された。本稿ではPSVRのHDMI対応ヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)としての可能性について取り上げたい。
VRをとりいれた テーブルゲーム『SPY vs SPY vs SPY vs SPY(スパイフォー)』、”皆で遊べるVRゲーム”はVRの常識に一石を投じるか
東京ゲームショウ2016のインディーコーナー、物販コーナーに近い一角にそれはあった。株式会社UEIソリューションズ(以下「UEIS」と表記)の『SPY vs SPY vs SPY vs SPY(読みは"スパイフォー”とのこと 以下スパイフォーと表記)』である。
『デススマイルズ』レビュー エンジェルたちが開くSTGの扉
『デススマイルズ(DEATHSMILES)』は2007年に株式会社ケイブがアーケード向けに開発した横スクロールSTGである。先日配信された『虫姫さま』に続くCAVEのSteam向けタイトル第二弾であり、2010年に発売されたXbox 360版以来の移植となる(例によって操作性の異なる携帯電話向けはカウント除外)。
PC版『Street Fighter V』向け「x360ce」セットアップ解説
弊誌でも既報のとおり、PC版『Street Fighter V』はDirectInputを使用するコントローラに対応しておらず、そのままではPS3/4向けコントローラの大半をPC版で使用することはできない。本稿ではそれら未対応コントローラーを使用できるようにする「x360ce」の利用方法を解説する。
Steam版『虫姫さま』プレビュー 非常に広い間口、優しさと厳しさと豪速球
『虫姫さま』は2004年に株式会社ケイブがアーケード向けに開発した縦スクロールSTGである。先日、CAVEタイトルのSteam進出が決定し、その第一弾として本作『虫姫さま』の発売が発表されたことは記憶に新しいだろう。Steam版にこのほど触れることができたので、ゲームレビューともども本稿にて取り上げる。
『Splatoon』レビュー 任天堂流「最新TPS」
任天堂からWii U向けに発売された『スプラトゥーン』は、プレイヤーはイカとヒトに変身できる「インクリング」の若者となってバトルを行う、オンライン対戦中心のタイトルだ。本稿では対戦型TPS『Splatoon(スプラトゥーン)』のレビューをお届けする。
『Her Story』 レビュー 「ストーリー」がもたらす無二の体験
『Her Story』のレビューをお届けする。プレイヤーはレトロなデータベース端末を模した画面を操作して、夫が行方不明になったというある女性の物語を追ってゆく。『Her Story』の目的は「彼女」の証言を聞くこと。ストーリーテリングこそが目的なのである。
『Hotline Miami 2: Wrong Number』レビュー 長大になったマイアミ、遠くなったRボタン
怒りと暴力に満ち溢れた見下ろし型シューティングアクション『Hotline Miami』。前作から2年半、そして度重なる発売延期を経て、ついにMiamiは再びその姿を現した。
『Shovel Knight』 「懐古の山」は踏破されたか
『Shovel Knight』は、YachtClubGamesが開発・販売する横スクロールアクションゲームである。プレイヤーはシャベルを武器に戦う「Shovel Knight」を操作し、ボスを倒して世界を救う。
『Ryse: Son of Rome』 完全無欠のベンチマーク
『Ryse: Son of Rome』は、Xbox One 本体…
『ゼルダ無双』 「いつもの無双」にして良質な「ゼルダのキャラゲー」
『ゼルダ無双』はコーエーテクモゲームス…
ゲームと睡眠
ゲームとあまり関係ない話題で執筆陣の素…
『俺の屍を越えてゆけ2』 「主人公」並び立たず
プレイヤーは2年足らずで寿命を迎えてしまう「短命の呪い」と子孫を残せなくなる「種絶の呪い」をかけられた一族となる。神々の力を借りて子供をなし、世代を重ねて力を蓄え、一族の呪いを断ち切ることが目的だ。
「CEROレーティング変更DLC」という未来
2014年10月23日、国内においてベセスダ・…
『ZombiU』 まじりあうモニタ内外の世界
『ZombiU』とは、Wii Uの本体同時発売ソフトとしてUBISOFTから発売された、一人称視点のアドベンチャーゲームである。プレイヤーはゾンビに汚染されたロンドンに取り残された生存者の一人となって「プレッパー・パッド」と呼ばれるサバイバルツールを手に、ロンドンからの脱出を目指してゆく。