カナダ育ちの脳筋女子ゲーマー。塾講師、ホステス、ニュースサイト編集者を経て、現在はフリーライター。下ネタと社会問題に光を当てるのが仕事です。洋ゲーならジャンルを問わず何でもプレイしますが、ヒゲとマッチョが出てくる作品にくびったけ。Steamでカワイイ絵文字を集めるのにハマっています。趣味は葉巻とウォッカと映画鑑賞。ネコ好き。
ビジュアルメモリーズ 第4回「北海道経済の活性化を託されたギャルゲー 後篇」
前回は名作ぞろいの1999年の中から、観光ガイドのお姉ちゃんとチョメチョメするちょっと大人の旅ゲーム『北へ。 White Illumination』を振り返り、ギャルゲーとはいえ観光促進ツールという生い立ちゆえに醸し出す独特の世界観と作風の背景には、氷河期と言われるほどに低迷していた当時の北海道経済が大きく関係していたことを解説した。第4回は、ゲームで描かれた実在の観光スポットを、筆者が直に訪れた聖地巡礼の記憶にアクセスする。
ビジュアルメモリーズ 第3回『北へ。』北海道経済の活性化を託されたギャルゲー 前篇
第3回は名作ぞろいの1999年の中でも、ゲームの舞台をこの目で見たくて北海道へ一人旅したほど特に思い入れが強い作品『北へ。 White Illumination』の記憶にアクセスする。本作の生い立ちには当時の北海道経済が大きく関係している。
『PUBG』生みの親PlayerUnknown本人をインタビュー、世界をドン勝の虜にしたゲーム開発の経緯
早期アクセスでの発売からわずか半年。いまやSteamで現在もっともプレイヤー数が多いゲームにまで成長した『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(通称、PUBG)は、どのようにして生まれたのか。
ビジュアルメモリーズ 第2回「セックスレス体と恐怖の大王」
人類が増えすぎたデータ容量を光ディスクに書き込むようになって、すでに5年くらいが過ぎていた。コンソール・ウォーを勝ち残った巨大な企業は第6世代の御三家となり、開発者はそこで3Dグラフィックを磨き、インターネット通信を実装し、そして5.1chサウンドにも対応させていった。
『Half-Life』発売から19年経った今も修正パッチを配信、現代FPSの基礎を築いたValveの原点
Valve Corporationは11日、『Half-Life』の最新アップデートを配信し、コミュニティ内で報告されていた複数の不具合を修正した。特筆すべきは、同作が発売から19年も経過しているタイトルだということだ。
ValveがSteamにておすすめ機能の一新に着手中、ライブラリ情報からユーザーの趣向を自動で分析
Steamを運営するValve Corporationは、先月末にアムステルダムで催された開発者向けのイベント「Unite Europe 2017」にて、それぞれの消費者にもっとも適した商品を推奨できるストアページの事業計画を説明した。
『Owlboy』開発者がグリッチを直さない理由、スピードランが紡いだコミュニティとの信頼関係
近年、ゲームの最速クリアを目指すスピードランという競技は、新たなアートとも言える文化を確立しつつある。本来なら開発者が見逃したゲームの欠陥であるはずのグリッチも、スピードランではコンマ数秒の記録更新を狙うために必要不可欠なテクニックとして利用される。
VRアクション『GORN』が早期アクセスで発売、仮想現実でグラディエーターの死闘が体験できる
Devolver Digitalは10日、コロシアムの剣闘士になれるPC向けバーチャルリアリティ専用ゲーム『GORN』を、早期アクセスにて発売した。
『For The King』は名もなき愛国者の叙事詩、ストラテジーとローグライクを融合した古き良きRPG
『For The King』はストラテジーとローグライクを融合したJRPG風のアドベンチャーゲームであり、名もなき一般市民が力を合わせて愛する王国に平和を取り戻す物語。あなただけの英雄譚である。
とあるインディー開発者がプレイヤーへ叩きつけた挑戦状、実績解除できたらソースコード公開する
先日、同作を手がけるPill Bug Interactiveの開発者がSteamのニュースページを更新し、この実績を解除できるプレイヤーが現れた暁には、ゲーム内に組み込まれているAIのソースコードを公開すると宣言した。
『ハースストーン』新拡張「凍てつく玉座の騎士団」発表、無料ソロモードと135枚のカードを追加
Blizzard Entertainmentは7日、基本プレイ無料オンラインカードゲーム『Hearthstone: Heroes of Warcraft』(ハースストーン)の新拡張パック「凍てつく玉座の騎士団」(Knights of the Frozen Throne)を発表した。
新作『クラッシュ・バンディクー』はジャンプが激ムズ、その理由は落下速度と足の当たり判定に
先月末に北米で先行発売されたアクションゲーム『Crash Bandicoot N. Sane Trilogy』(邦題:クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!)において、キャラクターがジャンプした際の挙動をコントロールするのが極端に難しいと、フォーラムサイトを中心に議論の的になっている。
『グウェント ウィッチャーカードゲーム』ホットフィックス配信開始、デッキ構築の多様性を見直し
CD Projekt REDは5日、PlayStation 4・Xbox One・PC向け『Gwent』(グウェント ウィッチャーカードゲーム)のアップデートを実施し、前日の公式ライブ動画で告知していたホットフィックスを配信した。
『Warframe』運営元が全アイテムのドロップ率を公開、基本無料ゲームにおけるデータ開示は稀
カナダのゲーム開発会社Digital Extremesは、基本プレイ無料のオンラインゲーム『Warframe』で入手できるすべてのアイテムについて、ドロップ率を記したリストを公開した。今回ドロップ率のリストが公開されたのはPC版が対象と記されているが、PlayStation 4版とXbox One版においても同様のデータが予想される。
『グウェント』バランス調整とアップデート情報を発表、スケリッジと天候カードを大幅に弱体化
CD Projekt REDは4日、カードゲーム『Gwent』(グウェント)のアップデート情報を公式ライブ配信にて発表し、スケリッジや天候カードをはじめとした多くの変更点を明らかにした。
『Fallout 4』『Skyrim』有料Modが賛否両論な理由、情熱のマネタイズは技術革新につながるか
Bethesda Softworksが「E3 2017」で発表した有料Modサービス「Creation Club」に、『Fallout』や『The Elder Scrolls』シリーズのModコミュニティから批判が殺到している。一方、Mod開発に時間を費やしてきた当事者たちの間では、自分たちの作品がBethesdaの所有物になるとはいえ、利益がモチベーションの増加につながるとして、有料化に賛同する声も少なくない。
ビジュアルメモリーズ 第1回
「ネトゲ黎明期を拓いた夢の投影機」
この企画は、幼い頃からメガドライブ、ゲームギア、セガサターン、ドリームキャストとセガハード一筋で遊んできた筆者が、『バーチャファイター』の「10年早いんだよ!」というアキラの台詞がじんわり胸に沁みる未来基準の傑作ハード、ドリームキャストが隆盛を極めていた当時のゲームカルチャーを振り返る形で、ビジュアルメモリという名の外部記憶装置に永久保存された思い出の数々を掘り起こす青春連載である。
『The Elder Scrolls VI』の開発はまだ始まっていない、着手までに2件の新作タイトルを予定
Bethesda Softworksは、昨年の「E3 2016」にて続編の存在を明らかにしていた最新作『The Elder Scrolls VI』(以下、TES VI)について改めてコメントし、現段階では開発に着手していないことを明らかにした。
『Cyberpunk 2077』の内部情報を不正入手した人物が開発元に身代金を要求、CDPRは一切応じない構え
ポーランドのゲームデベロッパーCD Projekt RED(以下、CDPR)は9日、現在開発中の最新作『Cyberpunk 2077』の内部情報を不正に入手した人物から身代金を要求する脅迫状が届いていることを明らかにし、一切の要求に応じる意志がないという旨の声明を発表した。
『RiME』に搭載のコピーガード「Denuvo」がわずか5日で突破される、販売元の宣言どおり解除へ
パズルアドベンチャーゲーム『RiME』に実装されていたコピーガード「Denuvo」が、発売から1週間を待たずしてクラックされた。同31日の時点で海賊版がすでに出回っている。『RiME』に「Denuvo」が採用されたことについては、以前から一部のPC版ユーザーの間で技術的な不具合の原因になっている可能性が指摘され、否定的な声が寄せられていた。
『RiME』開発者がコピーガード「Denuvo」導入の賛否にコメント、「クラックされたら解除する」
パズルアドベンチャーゲーム『RiME』を手がけるTequila Worksは、同作に採用しているコピーガード「Denuvo」に対して一部で否定的な意見があることについて、もしプロテクトが突破されたらすべてのプラットフォームを対象にゲーム内から「Denuvo」を削除するとコメントした。
『Dragon Age』シリーズ最新作の開発が進行中、脚本を手がけるゲストライターの発言から明らかに
『Fallen London』や『Sunless Sea』を手がけた脚本家Alexis Kennedy氏は、昨年9月からフリーランスとしてゲーム開発に加わっているBioWareにて、『Dragon Age』シリーズの次回作に着手していることを、業界メディアのインタビューに対して明らかにした。