大学時代4年間で累計ゲーセン滞在時間がトリプルスコア程度学校滞在時間を上回っていた重度のゲーセンゲーマーでした。
喜ばしいことに今はCS中心にほぼどんなゲームでも美味しく味わえる大人に成長、特にプレイヤーの資質を試すような難易度の高いゲームが好物です。
大人になってから始めた「ゲームのタイムアタック」、『ミンサガ』RTA走者に聞く”全力で趣味”。「RTA in Japan」インタビュー
長丁場で一分一秒を縮めることに挑戦し続ける精神力は、いったいどこからくるのだろうか。今回は3時間を越える『ミンサガ』RTAを走られた「やわらかさん」に、同作を含めたRPGのスピードランについてお話をうかがった。
『Horizon Zero Dawn』レビュー。
研ぎ澄まされた「狩り」と、
つまづく「人」
SIEの完全新規IPとしてデビューを飾った『ホライゾン』は、その世界の美しさとゲームプレイの質という点で、最高の「スタート」を切ったと言っていいだろう。少なくとも、ローンチトレイラーを見た時に得た興奮やインスピレーションを、そのままに近い形で実現してみせたのは間違いない。しかし「スタート」は「ゴール」ではない。
『スプラトゥーン』のシングルを敢えてやり込む走者たち、3DS版『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』世界1位の走者。「RTA in Japan」インタビュー
2016年12月に開催された日本の大型RTAイベント「RTA in Japan」を紹介する取材シリーズ。前回の主催者へのインタビューに引き続き、今回は『スプラトゥーン』とニンテンドー3DS版『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』の走者の方々にお話を聞く。
『NieR:Automata』レビュー。
オワラナイ世界と始まらないモノガタリ
アクションRPG『NieR Automata(以下、ニーアオートマタ)』は、いちおう独立した一つの作品ではあるが、時系列的な前作である『NieR Gestalt/Replicant(ニーアゲシュタルト/レプリカント』の完全な続編だ。この作品を理解するのに少なくとも前作の予備知識は必要不可欠だ。
日本初のオフラインRTAイベント「RTA in Japan」主催者インタビュー。古くて新しいゲームの遊び方を突き詰めていくプレイヤー達の「圧倒的熱量」
2016年12月は比較的暖冬だった。12月27日には最高気温19度と、むしろ春のような陽気だったのを覚えている。翌28日、最高気温が一桁になり急激に冬の厳しさを感じさせる天候になったその日、寒風吹きすさぶ秋葉原、しかも電気街口と逆方向に歩いていったビルの1フロアで「RTA in Japan」が開催された。異常に寒い外気温の中、おそらく近隣でもっとも夏のような熱さに溢れていた日本で初めての3日通しのオフラインRTAイベントである。
格闘ゲームの文脈からみる『For Honor』レビュー。研ぎ澄まされた「死合い」は、プレイヤーの殺戮本能を呼び覚ます
『For Honor』は分類分けのしづらいゲームである。いや、むしろ遊ぶモードによってゲームが違うといってもいいのかもしれない。
『Horizon Zero Dawn』は単なる3人称視点アクションではなく“狩猟ゲーム”だった、約2時間にわたる製品版プレイレポート
多くのゲームファンがどよめいた2015年6月のE3でのトレイラーデビューから2年足らず、一度の延期を経て3月2日に日本での発売を果たす『Horizon Zero Dawn(以下、ホライゾン)』の製品版をプレイする機会を得た。
『バイオハザード7』レビュー。
「原点回帰」見事なり、初代「バイオ」から受け継ぐ4つの恐怖
お互いのメインタイトルを副題に据えているのを見れば、開発者の具体的な発言があろうとなかろうと、それだけで充分に「原点回帰」を連想する。そしてタイトルが指し示すように、『バイオハザード7』は間違いなく「原点回帰」を意識して開発されており、そして見事な再デビューを果たした。
「10代格闘ゲーマーは自然体でプロを目指す」竹内ジョン インタビュー
「竹内ジョン」。2016年の『ストリートファイターV』大会シーンにおいて、彼以上に活躍した選手を列挙することは容易いが、彼以上にインパクトを残した選手は他にいない。
ゲームクリア者に捧げる『ダンガンロンパV3』レビュー、「嘘」の深淵に引きずり込まれる“異形の名作”
『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期(以下、ダンガンロンパV3)』のテーマは「嘘」である。結論を先に言ってしまえば、『ダンガンロンパV3』の物語は、「嘘」という不定形の怪物がいる海へと続く蓋を、きわめて真摯に、かつ全力で踏み抜いている。
AUTOMATON Awards 2016
「僕のベストキャラクター賞」
コンテンツビジネスにおいて、「魅力的なキャラクター」は作品の成否を左右する重要な要素である。世のクリエイターはどうすれば魅力あるキャラクターを作ることができるか頭を悩ませ、時に持論を披露したりキャラクターの作り方を著書にしたり、さらには講義まで行う人もいる。
『龍が如く6 命の詩。』レビュー。「桐生一馬」という男の圧倒的存在感による功と罪
「桐生一馬最終章」という謳い文句と共に、シリーズの区切りとして発売された『龍が如く6 命の詩。』の注目点は、まさにその「桐生一馬」の英雄譚の決着につきる。シリーズで語られてきた物語のテーマにどう決着をつけるのか、今までの話にどう折り合いをつけるのか。
『人喰いの大鷲トリコ』レビュー
確かめられない「絆」、優しくも残酷な誤解の可能性
『人喰いの大鷲トリコ』は発売された。もうそれは成されたことであり、すでに過去形で表現可能なものとなった。その瞬間、幸せな夢は覚め、現実の時間は流れ始める。7年の月日が過去から怒涛のように流れ込んでくると同時に、リアルとなった夢の産物を検証しなければならない時が来た。
『龍が如く』シリーズと共に追う
日本社会の移り変わり、「桐生一馬」が48歳になるまでの11年間
『龍が如く』シリーズと共に日本社会の変化を見る。『龍が如く』シリーズでは何が描かれてきたのか、そして『龍が如く6』で桐生は何を掴むのか?
『ICO』『ワンダと巨像』再訪 『人喰いの大鷲トリコ』に願う「15年を埋める力」
ついにローンチとなる『人喰いトリコ』。発売前に上田文人氏の過去作『ICO』『ワンダと巨像』をあらためて振り返る。
長い旅路を経てついに『Overwatch』の新ヒーロー「ソンブラ」登場。彼女は戦場をどう「ハック」するのか
その“長すぎる”ARG(代替現実ゲーム)が正式発表まで何週間にもわたって続き、『Overwatch』プレイヤーをやきもきさせてきた新ヒーロー「ソンブラ(sombra)」が、PTRを経てようやくPC/PS4/Xbox Oneに実装された。
格闘ゲームなカードゲームがさらに逆輸入され格闘ゲームへ、『Fantasy Strike』の正式クラウドファンディングが開始
自身が格闘ゲーマーであり『Super Street FighterⅡturbo HD Remix』のリードデザイナーでもあるDavid Sirlin氏が製作した、格闘ゲームのエッセンスを詰め込んだ対戦格闘風カードゲーム『Yomi』。その『Yomi』をさらに格闘ゲームへと逆輸入した『Fantasy Strike』のトレイラーが公開された。
『Battlefield 1』マルチプレイレビュー。新ルール「オペレーション」にみる「混沌」が生み出す戦場のリアリティ
『Battlefield』は初代『Battlefiled 1942』からマルチプレイが主軸のタイトルであり、現在までマルチプレイヤーの出来がそのまま作品の評価へと直結してきた。「格闘ゲームに対戦モードがある」ぐらい当たり前に、ユーザーの『Battlefield』に対する期待はマルチプレイに絞られているといっても過言ではない。
『バトルフィールド 1』がシングルプレイヤーキャンペーンで描いた「戦争を終わらせるための戦争」
今回は6つのシナリオと主人公達について、ゲームをプレイした際に補完として楽しめるように、キャンペーンの概要をそれぞれの背景にある歴史的事象と共に紹介していく。
緊張感と乱戦感の絶妙な交錯『For Honor』 アルファテスト インプレッション
かねてよりアナウンスされていたUbisoft新規IP『For Honor』のPS4版アルファテストが、10月20日の午後8時よりほぼ予定通りに開始された。
ゲームセンターへ回帰していく格闘ゲーム。アーケード版『KOF14』『ストV』、闘神祭2016でのメーカー各社発表まとめ
株式会社タイトーが主催する大規模格闘ゲームイベント「闘神祭2016」全国大会決勝が10月15、16日の二日間にわたって実施された。アーケードで稼働中の格闘ゲームの大会が同一イベント内で開催され、熱戦が繰り広げられられた。
シリーズ最新作『Call of Duty:Infinite Warfare』オープンベータ開始。プレイ可能なゲームモードとシステムをチェック、初の「宇宙」はどう表現されているのか
発売日を間近に控えた『Call of Duty:Infinite Warfare』(以下CoD:IW)。日本国内にて、PS4向けマルチプレイベータテストが10月15日午前2時に開始された。