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『キングダムカム』シリーズ開発元、サイバー攻撃によって「開発が完全に止まっている」との関係者証言。“PC起動禁止令”の噂も出回る
Warhorse Studiosは10月27日、サイバー攻撃を受けたことを報告した。一部の関係者証言によると現在は開発が完全にストップする事態になっているとのことだ。

デベロッパーのWarhorse Studiosは10月27日、サイバー攻撃を受けたことを報告した。10月31日には続報として不正アクセスの事実を確認したとともに影響を受けた人には個別に連絡することを報告している。一部の関係者証言によると現在は開発が完全にストップする事態になっているとのことだ。
Warhorse Studiosは、2Kのチェコスタジオや、『ARMA』シリーズで知られるBohemia Interactiveなどのスタッフらによって2011年に設立されたデベロッパーだ。2018年に初作品となる『Kingdom Come: Deliverance』を、2025年には続編となる『Kingdom Come: Deliverance II』をリリースしている。両作は鍛冶屋の息子ヘンリーを主人公とする、魔法などの特別な力が存在しないオープンワールドRPGだ。ユーザーやメディアから高い評価を獲得している。現在は『キングダムカム』シリーズの新作と「ロード・オブ・ザ・リング」作品に登場する中つ国を舞台としたオープンワールドRPGを開発中だと発表されていた。
そんなWarhorse Studiosが10月27日にサイバー攻撃を受けたことを報告した。当初は全容把握に努めていることのみが明かされており、その後公式サイトおよびSNSで続報声明が公開。不正アクセスが明確にあったことを確認し、一部の社内システムやサービスに影響が生じていると報告した。調査は継続しており、影響を受けた人には個別に連絡するとされていた。一方、海外のオンラインフォーラムでは、開発現場の状況を知るとするユーザーからの投稿が相次いでいる。
海外のゲーム関連フォーラムResetEraユーザーのRedbullCola氏は現場の人に聞いたとして、ランサムウェアによってすべてのシステムが影響を受け、IT関連の業務が止まり、ゲーム開発が事実上停止していると伝えた。また、Redditユーザーのbertik11氏は、セキュリティ対策としてPCの電源を入れることも禁じられており、「全く仕事ができない」状態だと伝えている。なおこちらの投稿はモデレーターにより削除されている。
2つの証言は匿名ユーザーによるものであることには留意したい。一方で、証言が事実であれば、サイバー攻撃の調査や被害の拡大防止に向けた対応が、ゲーム開発にも大きな影響を及ぼしていることになる。ちなみに、『キングダムカム』シリーズの新作については、2027年度(2027年4月~2028年3月)の発売を目指していると、親会社であるEmbracer Groupより発表されていた。こちらへの影響もあるかもしれない。

なお、CEOのMartin Frývaldský氏は、システムの安全確保および被害の全容の解明、従業員・パートナー・コミュニティの保護を最優先事項としており、必要なリソースを投入しているとしている。今後も最新情報については公式Xアカウントより報告していくとされている。続報にも注目していきたい。
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