Steamウォレットに追加したクレジット、実は“6か月以内”に使わないと消える。Valveが日本向け「Steam利用規約」をひっそり更新していた

Valveが現在公開しているSteamの利用規約には、日本のユーザーがSteamウォレットに追加した資金について、追加日から6か月以内に使用されなかった場合には失効すると書かれている。

Valveが現在公開しているSteamの利用規約には、日本のユーザーがSteamウォレットに追加した資金について、追加日から6か月以内に使用されなかった場合には失効すると書かれている。この記述は今年4月に実施された規約改訂で盛り込まれた模様であるが、最近になってこれに気づいたSNSユーザーの間で話題になっている。

Steamウォレットとは、クレジット(資金)をアカウントに追加し、Steamでのゲームなどの購入に利用できる機能のことだ。クレジットは、Steamにて500円から販売されており、デジタルSteamギフトカードとして購入すればフレンドや家族のアカウントに贈ることも可能。ちなみに、物理版Steamギフトカードも存在するが、ギフトカードを悪用する詐欺が昨今世界中で横行していることを受けて、すでに供給が終了。年内には小売店の在庫が尽きる見込みとされている(関連記事)。

Valveは今年4月20日に、Steam利用規約における「課金、支払い、およびその他の利用権」の中の「Steamウォレット」のカテゴリを更新した。内容としては、「日本に拠点のあるお客様」という項目が追加され、Steamウォレットに追加された資金は、「追加日から6か月以内に使用されなかった場合、失効する」と案内された。これは日本の法律に基づく措置とのこと。どの法律かは明記されていないが、Steamウォレットの機能や6か月で失効という点から、資金決済に関する法律(資金決済法)のことを指している可能性がありそうだ。

同法では、電子マネーなどの前払式支払手段の発行者には、基準となる日の時点での未使用残高が基準額(1000万円)を超えた場合に、その2分の1以上の額の発行保証金の供託義務が発生する。ただし、その前払式支払手段に、発行日から6か月以内の有効期限が設けられている場合には適用除外される。Valveは、この適用除外を受けるために、日本向けのSteam利用規約を更新したのかもしれない。

Steam利用規約より(2026年10月9日時点)

ところで、規約更新以前にチャージしたSteamクレジットは失効するのか、また失効するのであればそのタイミングはチャージから数えて6か月なのか、改訂から6か月なのかは明記されていない。なお規約では、残高に加えてクレジットの有効期限についてもSteamアカウントのSteamウォレットから確認できるとされているものの、現時点では表示を見つけることができなかった。もし改訂日が基準となるのであれば、そこから6か月数えた今月20日にもクレジットが失効するユーザーが出てくるものとみられる。

編集部ではこうした詳細についてSteamのサポートに問い合わせているため、回答を得られ次第追記する。

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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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