『ARC Raiders』にて“PvEモード”をテスト実装へ、10月13日より1週間限定。対人戦を避けたいプレイヤーが増えたので

Embark Studiosは9月25日、『ARC Raiders』に向け、PvEマッチメイキングのテスト実装をおこなうことを発表した。期間は10月13日から20日まで。

Googleでお気に入り登録

Embark Studiosは9月25日、『ARC Raiders』に向けてPvEマッチメイキングのテスト実装をおこなうことを発表した。なお期間は10月13日から20日までとされており、ユーザーからのフィードバックやデータを精査したうえで本実装をおこなうかの判断がおこなわれるようだ。

『ARC Raiders』はPvPvE形式の脱出TPSだ。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/XBOX Series X|Sで、ソロプレイまたは最大3人でのチームプレイに対応している。本作の舞台はARCと呼ばれる謎の機械によって荒廃した未来の地球。プレイヤーはレイダーと呼ばれるならず者のガンマンとなり、ARCや敵対するほかのレイダーなどと地表で戦う。そして、戦闘や探索を通じて手にした貴重な物資を、地下居住区スペランザへと持ち帰ることを目指す。

本作ではゲームプレイにおいて、他プレイヤーと協力するのも敵対するのも自由だ。一方で本作ではPvPを積極的におこなうユーザー同士、PvPには消極的なユーザー同士が集まるよう、そして可能な限り同じ人数のチームをマッチングするようなシステムが搭載。プレイスタイルに応じて、マッチの“好戦性”が変化していたわけだ。

とはいえ、対人要素を好まず、探索をおこないつつ脱出するという流れに重きを置いたプレイヤーからは、「敵対する可能性のあるプレイヤー」がいないPvEモードの実装を望む声も見られ、実装の是非を巡って議論を呼んでいた(関連記事)。

今回Embark Studiosは公式サイトに公開した記事の中で、本作プレイヤーの37%が友好的に協力プレイをおこなう層であり、発売以降その割合が増えてきていると明かした。なおPvPを好むプレイヤーは34%で、その割合は安定しているそうだ。

そして友好的な協力プレイを好むプレイヤーの70%、そしてPvPを好むプレイヤーでさえその40%が、プレイヤー間の敵対を減らしたいと望んでいるとの統計情報が明かされた。また調査結果によれば、半数がPvEオプションに関心を示しているという。

こうしたPvEへの前向きなプレイヤー意見を受けて、プレイヤーの選択を尊重するため、PvEモードのテスト実装に踏み切ることにしたようだ。テスト実装は10月13日から20日までを予定しており、期間中は現行のPvPvEとPvEモードを切り替えられるという。

PvEモードではプレイヤー間のダメージは一切発生せず、ソロ/デュオ/トリオが同一セッションでマッチングするとのこと。また隠された貯蔵庫や夜襲といった特殊マップ/ギミックは登場しない。そのほかPvPvEのマッチメイキングレーティングにも影響しないことが伝えられている。

さらに、相対的にレイドが安全になることを考慮して、戦利品の価値は全体的に引き下げられているという。また、ダウンして這いつくばって移動する際にARCが自身を狙ってくるなど、緊張感を増すための仕様もとり入れられているそうだ。

Embark Studiosはこのテスト実装を通じて、モードを分けることによるマッチングの分散や、PvEで戦利品を獲得しやすくなることによるプレイヤー経済への影響などを注視していきたいとしている。なお今回のテスト実装はあくまでテストとのことで、将来のPvEモード実装を担保するものではないと断りを入れている。

今回Embark StudiosよりPvEモードに対する前向きな動きがみられたかたち。ちなみに『ARC Raiders』は開発当初、PvPvEではなく協力TPSとしての開発が進められていた(関連記事)。以前から熱望されていたモードでもあり、ある種の“先祖返り”ともいえるPvEモードが、本作においてどのように受け止められていくかは注目される。

『ARC Raiders』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/XBOX Series X|S向けに販売中だ。 

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Googleでお気に入り登録
Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

記事本文: 2164