カテゴリー レビュー・インプレ

レビューは、オンラインゲームなど終わりがないものを除き、原則クリアしたタイトルを対象にしています。アーリーアクセスやデモなど正式発売前のゲームはプレビュー、軽い紹介はインプレッションとして分けています。

『Card Shark』レビュー。薄味脳トレ問題集になってしまったイカサマシミュレーター

『Card Shark』は、さながら「イカサマシミュレーター」と呼ぶべきゲームではあるが、残念ながら、高い理想に対し手段が伴っていない。本来ファンタジックなパフォーマンスであるイカサマに、リアルな要素(18世紀フランスの社会を意識したストーリー)を組み込むため、シミュレーションゲームのデザインを採用した結果、全体的な魅力が損なわれてしまっている。無味乾燥とはいかずとも、無難な内容に落ち着いてしまった。

『レインボーシックス シージ』新シーズン「VECTOR GLARE」先行プレイで見えた意欲と優しさ。新規・復帰・ヘビーユーザーすべてに向けたアップデート

ユービーアイソフトは5月22日、『レインボーシックス シージ』の新シーズンであるYEAR7シーズン2「Operation Vector Glare」の詳細を発表した。『レインボーシックス シージ』新シーズンの要素や、先行プレイでのファーストインプレッションを紹介。

『FF14』零式風協力アクション『TrinityS』早期アクセス版レビュー。話題のボスラッシュゲームを、『FF14』経験者視点でプレイレポ

『TrinityS』の早期アクセス版が本日4月28日にSteamにて配信開始された。新生エオルゼアから『FF14』のエンドコンテンツを中心に遊び続けてきた筆者が、『FF14』との相違点や戦闘システムのプレイ感を中心に、本作の感想を述べていく。

『Ghostwire: Tokyo』レビュー。リアルに描かれた東京は素晴らしくも、総体としては幽霊のように実体を掴めないゲーム

ゲームというメディアを通じてのみ得ることのできる体験というものは間違いなく存在しており、『Ghostwire: Tokyo』はそういった体験をユーザーに提供してくれる作品のひとつである。だが残念なことに、それだけだ。自身がゲームであることを投げ捨て、あまつさえ提供したい体験を与えるための工夫も十分ではない。