Global Sites

基本プレイ無料『NTE』新キャラ「明音凛」のギターを“やたら本気で弾く”猛者たち出現。真似して8時間みっちり練習したら、謎の変態奏法が身に着いた
Sponsored Content
街オープンワールド『NTE: Neverness to Everness』(以下、NTE)Ver.1.4で登場した明音凛は、フィールドでエレキギターを取り出し、自由に演奏できる。決まった曲を流すだけではなく、プレイヤーが音を選んで弾ける機能だ。せっかくなら、好きな曲を自分の手で奏でてみたい。
そこで挑戦したのが、明音凛の実装に合わせて『NTE』とコラボした、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の楽曲「God knows…」である。『NTE』公式YouTubeチャンネルでは、同曲のライブ風景を収めたスペシャルムービーも公開中だ。
ちなみに筆者のギター経験は、学生時代に少しかじったことがある程度。今回は伴奏とメロディを別々に演奏し、録画したものを編集で重ねて、イントロの再現を目指した。難しいところは音を減らし、ゆっくり弾いたものを原曲の速度に合わせるなど、編集の力も借りている。

それでも、ゲームの中のギターは甘くなかった。最後には両手をクロスさせ、指をせわしなく動かしてキーボードを叩くことになった。画面の中の凛は涼しい顔でギターを構えているが、こちらは必死である。なお、本稿には一部先行体験コンテンツが含まれるため留意してほしい。
思った以上にちゃんと「ギター」
凛のギターには、大きく分けてふたつの演奏モードがある。「ギターモード」は、用意されたコードを選んで鳴らす方式だ。詳しい知識がなくても、選んで弾けば和音の響きが返ってくる。
音色は、クリーンと、歪みを効かせたディストーションを選べる。まずはディストーションを有効にして、目についたコードを適当に鳴らしてみた。これだけでも、いかにもエレキギターを弾いているという音がして気持ちいい。曲になっていなくても、何度かかき鳴らしているうちに楽しくなってくる。

弦を上から下へ弾くダウンストロークと、その逆のアップストロークも使い分けられる。さらに、押さえるフレットを指定するモードや、選んだコードの音をひとつずつ鳴らす操作もある。和音をばらして順番に奏でるアルペジオもできるわけで、思った以上に弾き方を選べる。
もうひとつの「ピアノモード」では、画面に音名が並び、それぞれに対応するキーを押して演奏する。単音でメロディを奏でたり、複数のキーを同時に押して和音を作ったりできる。名前はピアノだが、鳴るのはギターの音。用意されたコードに限らず、自分で一音ずつ指定して曲を組み立てられるのが特徴だ。
実際、SNSではこの機能を使った演奏動画も投稿されている。海外掲示板Redditには難曲として知られる、メタルバンド「ドラゴンフォース」の「Through the Fire and Flames」を演奏する動画があり、投稿者はMIDIデータをキー入力に変換するスクリプトを使用したと説明していた。自動入力を利用したものではあるが、ゲーム内のギターでどんな演奏ができるか、その可能性を感じさせる例だ。
動画投稿サイトを見ても、明音凛のギターで秀逸な演奏をおこなうユーザーが出現している。
こうした演奏を見ると、自分でも何か弾いてみたくなる。筆者が選んだ「God knows…」も、冒頭から印象的なギターが響く曲である。まずはメロディを支える伴奏から取りかかった。
キー同時押しで、知っている曲の音がする
ギターモードでは、ストローク自体はボタンやクリックでおこなえる。ただし、コードを切り替えながら、止まらずに弾き続けるには慣れが必要だ。特にマウスでストロークとコード変更の両方を操作すると、切り替えのたびに少し演奏が途切れてしまう。
しかも、今回使いたいコードは、ギターモードに用意されたものでは揃えられなかった。そこで今回はピアノモードに切り替え、コードを構成する音を同時に押して、伴奏を作ることにした。
調べたコードをもとに、必要な音とキーの位置を確かめる。押しているのはQやセミコロン、エンターといった、普段は文字を打つためのキーだ。ところが、それらを一緒に押すと、聴き覚えのある響きが返ってきた。リズムに合わせて繰り返すと、少しずつ「God knows…」の伴奏らしく聞こえてきた。

ただ、ここで思わぬ問題にぶつかった。筆者の環境では、特定のキーを含めて4つ以上を同時に押すと、音が鳴らないことがあったのだ。キーボード側の問題なのか、ゲーム側の挙動なのかは不明だが、今回試したキーの組み合わせでは、鳴らしたい音をすべて同時に出せなかった。
そこで、同時に鳴らす音を減らして簡略化することに。原曲どおりの厚みは出せなくても、曲の雰囲気がわかる響きを残し、それをリズムに合わせて鳴らしていく。ストロークらしいリズムも練習し、どうにか伴奏の形になった。次はいよいよ、あの速いメロディである。
速弾きに挑んだら、最後は両手をクロス
「God knows…」のイントロは、速弾きが特徴だ。短い間にいくつもの音が詰め込まれており、そのフレーズだけで曲がわかるほど印象的である。これをピアノモードで弾くために、まずは楽譜の音をゲーム内のキーに置き換え、押す順番を確かめた。
あとは曲に合わせて押せばいい。理屈は簡単だが、実際にやってみると、まったく指が追いつかない。学生時代、好きな曲を弾きたくてギターを手に取ったときも、頭の中の音に手がついてこなかった。まさか『NTE』であの挫折感を思い出すとは。当時と同様にまずは速度を落とし、一音ずつ押すところから練習することになった。
しかも筆者の環境では、入力を速くしすぎると、狙ったように音が出ない場面もあった。「God knows…」のイントロは、繰り返し鳴る開放弦の音の合間を縫うようにメロディが動いていく。そのすべてを押そうとすると、うまく音をつなげられない。そこで、ここでも音数を減らし、フレーズが伝わる範囲で弾きやすくした。

特に苦労したのが、途中でピロピロと、3音ひと組のフレーズを繰り返す部分だ。実物のギターには、弦を押さえる指の動きで、ピックで毎回弾かずに音をつなぐ奏法がある。一方、今回のピアノモードでは、一音ずつキーを押さなければならない。しかも、フレーズの切り替わりで必要なキーの位置が離れており、人差し指でポチポチと押していくだけでは間に合わない。
試行錯誤の末にたどり着いたのが、両手をクロスさせる押し方だった。必要なキーに指が届くように構え、薬指、中指、人差し指を順に動かしていく。速度を落とした状態ではあるが、これでようやくフレーズをつなげられた。
ただ、とにかく指が疲れる。画面だけを見ればギター演奏だが、手元でやっていることは譜面のない音ゲーのようだ。それでも、押し方を変えることで、崩れていたフレーズがつながった。指がつりそうになりながらも、なんとか完成に近づけていく。
伴奏と重ねると、あのイントロになった
どうにかメロディの録画を終えたら、編集で伴奏と重ね、低速で弾いた映像と音を原曲の速度に合わせる。完成したものは、音数を減らしたぶん、原曲と比べればずいぶん素朴だ。それでも、「God knows…」を弾いているとわかる程度にはなったと思う。
別々に練習していた音が重なり、ひとつの曲として聞こえたときには嬉しかった。伴奏だけでは物足りず、メロディだけでは心もとなかったものが、組み合わせることで聴き慣れたイントロに近づいた。ゲーム内で弾いた音を録画して重ねれば、ひとりで両方のパートを担えるのも面白い。
ひとまず、弾きたかったイントロは形になった。ここまで練習に費やしたのは8時間。フルで弾くためにはいったい何時間かかるのか気が遠くなったところで、せっかくなので、今度は演奏する場所にもこだわってみたい。凛のギターには、曲を奏でる以外にも面白いところがあるのだ。
練習のあとは、ヘテロシティでゲリラライブ
演奏できるのは決まったステージだけではない。アッパレタワーの展望デッキや海岸、プカランドの中など、街のさまざまな場所でギターを取り出せる。お気に入りの景色を背に演奏したり、散策の途中でふと思い立ってかき鳴らしたりと、気軽に楽しめる。
人の集まる場所で弾き始めると、周囲の人々が観客になってくれる。その場に観客が突然現れるのではなく、近くにいた人が集まってくるため、場所によって客層も変わる。オフィス街ではサラリーマン、プカランドでは学生や子供など、同じ演奏でも聴いてくれる顔ぶれが違うのだ。さらに、ライブハウスの中で演奏しても観客が集まってくる。路上でのゲリラライブもいいが、こちらは疑似的な室内ライブ気分を味わえる。

しかも、どれほどめちゃくちゃに弾いても盛り上がってくれる。難しいフレーズにつまずいている身には、ありがたい観客だ。ただし、演奏を終えると、皆そっぽを向いて散っていく。あれだけ熱心に聴いてくれていたのに、切り替えが早い。都会の世知辛さなのだろうか。

見栄えにこだわるなら、凛のEXレール終結も使いたい。専用の曲とともにライブ会場のような演出が広がり、その中でギターを構えられる。好きな場所を選び、演出まで用意してライブを始める。演奏そのものに加えて、ライブの光景を自分で作る楽しみもある。
好きな曲に挑むのも、気ままにかき鳴らすのも
今回の挑戦では、コードを組み立て、一音ずつメロディをつなぎ、「God knows…」のイントロを自分なりに形にできた。決まった曲を再生するだけでは得られない、自分で音を選んで奏でる面白さがあった。
もちろん、今回のような速弾きを再現しようとすると、練習も工夫も必要になる。一方で、用意されたコードをかき鳴らすだけなら、もっと気軽にギターの響きを楽しめる。まずは音を出してみて、気に入ったら好きな曲の一節にも挑んでみる。そのくらいの気持ちで触ってみてもいいだろう。

そして、鳴らした音に街の人々が反応してくれるのが、『NTE』らしいところである。好きな景色を背にギターを構えれば、見慣れた街の一角がライブの会場になる。筆者はつい両手をクロスさせるところまで頑張ってしまったが、そこまでしなくても、ヘテロシティには演奏を楽しむ場所と、盛り上がってくれる観客が待っている。
『NTE: Neverness to Everness』は、PC(公式サイト/Steam/Epic Gamesストア/Google Play Games)/Mac/PS5/iOS/Android向けに配信中。明音凛は10月21日から11月11日6時59分まで、限定ボード「一番星」にてピックアップキャラクターとして登場中だ。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


