『ARC Raiders』PvEモードはいざ遊んでみると緊張感に欠ける。『クワイエット急行909号室』体験版は独特の空気感がとても良い。『スト6』アルジュンはなんだかハチャメチャ。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。566回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。566回目です。今年はちゃんとした秋っぽい雰囲気。

ボリュームたっぷりすぎ

対応プラットフォーム:PC(Steam)

今週は『Order of the Sinking Star』をプレイ。ベースは『倉庫番』スタイルのパズルゲームだが、移動に使ったり障害物になったりなどするさまざまな特性のステージギミックが用意され、さらにそれぞれ固有の能力を持つプレイヤーキャラクターもたくさん登場し、それらを組み合わせて攻略を目指す。

個人的に、こうしたパズルゲームは特別得意というわけではないが、体験版が案外気に入ったので即購入。パズルだけでなく、世界観も作り込まれていて興味が湧きました。ステージでは、クリアするためには最終的にどういう状況を作りたいかをまず考え、そこから逆算していく作業が、頭を捻りまくるものの楽しい。すんなり答えが分かるステージもあるが、頭のやわらかさが試されたり、ギミックなどの意外な使い方が判明して驚かされたりといったことがほとんど。そんなステージが1000以上収録されているとのことで、まだまだ序盤です。
by. Taijiro Yamanaka

完全再現

対応プラットフォーム:PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2

『アストラル アセント(Astral Ascent)』をプレイしました。日本語フルボイス対応の横スクロール型ローグライトアクションゲームです。2023年にリリースされたあとも継続的にアップデートがおこなわれ、先週『Clair Obscur: Expedition 33』とのコラボが実装されたので、このコラボ目的です。

システムとしては、マナを消費する4つのスキルをランダムに獲得し、それぞれのスキルに4つの特殊効果を付与できることが特徴。2択報酬を選択しながら、12星座をモチーフとしたボスのうち4体をランダムに倒していきます。最初こそ歯応えのある難易度ですが、挑み続けると永続強化だけでなく、ラン中にも新たな強化要素が何種類もアンロックされていき、爽快なインフレバトルが楽しめます。

コラボでは再現度の高いドット絵でだけでなく、6人のコラボキャラが戦闘中に現れるようになり、6人の異なるバトルシステムもほぼ原作通りに再現。3Dターン制RPGをドット絵の横スクアクションとしてここまで上手く再現できるのかと驚きました。今後も定期的にプレイしたい作品です。
by. Haruki Maeda

複雑なランダム能力人狼

対応プラットフォーム:PC(Steam)

今週は『虚言審判』を遊んでいました。本作は、全員能力者な人狼風のローグライク推理ゲームです。各ゲームごと、盤上にはランダムな容疑者たちが登場します。プレイヤーは裏向きに配置された容疑者たちをめくり、まずは登場している容疑者を確認。協力的な善人の容疑者たちの中に紛れ込んだ悪をすべて逮捕などして、排除することを目指すわけです。能力によって配役を絞り込んでいく、複雑な論理パズルゲームとなっています。

容疑者としては、調査時に悪の数字の合計を教えてくれる数学者、調査済みの状態で登場し情報提供してくれる相棒、自身の無実を証明する司祭など膨大な役職が登場。運がよければ、能力を使わずとも敵の配置がすべて確定するパターンもあります。ただし敵である手下や裏切り者、善ながら非協力的な邪魔者の中には、善人に偽装している者も存在。本来協力的な無実の者に嘘をつかせる能力もあり、複数登場時には考えてもまったく絞り込めないこともあります。登場容疑者への干渉要素もあるものの、それよりも容疑者の引きにかなり難易度が左右される感じです。プレイし始めたときはちょっと複雑すぎるかなと思ったのですが、慣れてくるとサクサク進められるようになってきて、複雑な分上手く行った時の達成感もばっちり。日本語訳が怪しいのか分かり辛い部分もあり、万人向けではなさそうですが、一時期人狼をひたすらやっていた自分には熱くなれる1本でした。
by. Keiichi Yokoyama

ハチャメチャが押し寄せてくる

対応プラットフォーム:PC(Steam)/PS4/PS5/XBOX Series X|S/Nintendo Switch 2

『ストリートファイター6』の新キャラ「アルジュン」を動かしていました。聞いたこともない「ステゴロヨガ」というワードをさも周知の事実かのように振り回して登場した彼ですが、対戦してみるととんでもない。強いか弱いかは筆者が判断できる腕前でもなければ、そもそもそうした結論を出すような時期でもないと思いますが……一通り遊んでみたところでは「ハチャメチャ」に服を着せれば多分このような形になるんだろうと感じた次第です。

実際のところ、必殺技は振り回しがいのある強そうな技だとは思いますが、そこに至るまでの立ち回りは苦しそうな印象。キャンセル可能な立ち中Pが発生11Fと遅めなのも地上のやりづらさに繋がっているのかも。それでも突進で突っ込むとき、岩を振り回すとき、当身を成功させたときなど、無理を通している瞬間が気持ちいい。見た目がカッコいいのもいいですね。これまでの追加キャラらしからぬハチャメチャなキャラではあると思うので、そういうところでも一風変わった新鮮さを感じているのかもしれません。
by. Kosuke Takenaka

“PvE断然欲しい派”だったけど……

対応プラットフォーム:PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/XBOX Series X|S

『ARC Raiders』にてテスト実装中のPvEモードを遊んでいました。気が張り詰めるゲームですし、荒涼としたマップでのんびり過ごしたい気持ちもあり、個人的にはPvEモードはかなり欲しかった選択肢。しかしいざテスト実装されたPvEモードを遊んでみると、開発チームが当初PvEモードを実装するつもりがないことを強調していたのもうなずけました。

というのも対人戦が発生しないのはいいのですが、そのぶん他人の存在感が一気に減っていて、いわゆる「ドンシュー」のエモートで挨拶するといったやり取りはほとんどなくなっています。また野良プレイヤーたちと成り行きでの共闘は発生しやすいですが、大型の敵を倒すと戦闘に参加してなかったプレイヤーも何の躊躇もなく集まってきてわらわらとハイエナ状態になったり。好き放題人が動き回っているのは世界観的にもちょっと違和感がありますし、脱出地点も緊張感がなく、敵プレイヤーがいなくなるとこうも締まりがなくなるのかと痛感します。

でも、個人の好みとしては、やっぱり気楽に遊べるPvEモードは何らかの形で正式に実装されてほしいなという気持ちもまだあります。今回はあくまでテスト実装なので、ここから磨き上げてくれるのか、それともなかったことになるのか。PvEモードを実際に遊んだ今、どちらに転んでも納得感があります。開発チームがどう判断するのか楽しみです。
by. Hideaki Fujiwara

謎めく黄昏旅情

対応プラットフォーム:PC(Steam)

『クワイエット急行909号室』の体験版が配信されたのでプレイ。自分的にかなりよかったです。本作では、「7日後に崩落事故に遭う」列車に乗り、7日間を繰り返します。プレイヤーは乗員アシュトンとして、909号室なる謎の部屋を探しながら、事件の全貌を解き明かすわけです。

ゲーム体験自体は列車旅。窓の外の美しい景色を見ながら、列車をウロウロするイメージです。体験版自体には殺伐感はなく、むしろチルな雰囲気。しかし列車の中はいろいろと謎があるわけで、いろいろ調査したり人と話をしながら進めていく。体験版では5日目からプレイし、7日目の崩落を防ぐことになり、防ぐ方法は3種類ありました。

防ぐ方法自体どれもちょっと変わっていて、そこも面白い。7日目までにうまくいかなくても、ある程度の状況を引き継いだまま違う方法を探れるの便利。魅力はなんといっても、独特の空気感ですね。Kazuhide Okaさんの描く独特の空気感が3D空間で表現されていて、かつ旅情の美しさも出ている。テキストも落ち着きつつもそれぞれの人物に個性があった良い感じ。キー操作やUI周りは調整中感もありましたが、自分としてはかなり良かった。製品版が楽しみです。
by. Ayuo Kawase

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