Global Sites
XBOXのPCアプリ、新バージョンの起動速度「最大60%向上」とアピール。Steam、Epicに続き“起動速度競争”加速
Microsoftは11月5日、XBOX Insiders加入者向けにXBOX PCアプリの新バージョンの提供を開始した。

Microsoftは11月5日、XBOX Insiders加入者向けにXBOX PCアプリの新バージョンの提供を開始した。UIの刷新のほか、起動時間が最大60%高速になったとアピールされている。
XBOX PCアプリはMicrosoft Storeで購入したゲームや、PC Game Passのゲームなどをインストール、管理できるソフトウェアだ。また、SteamとEpic Games Launcherをはじめ、Ubisoft ConnectやRiot Gamesクライアント、Battle.netなどとの連携にも対応しており、本アプリだけでゲームライブラリの管理をまとめることもできる。
そんなアプリのアップデート版が、プレビュー機能などを先行して体験できるXBOX Insider参加者向けに先行して公開された。「より速く、よりシンプル」と謳われており、アプリのパフォーマンスが大幅に向上しているそうだ。Microsoftのテストでは、起動速度が最大60%、各ページの読み込み速度が最大50%向上。アプリ内ウィンドウの表示速度についても最大65%向上したそうだ。


また、あわせてUIが全体的に刷新され視認性と操作性が向上。ライブラリのナビゲーションやフィルターが新たなものになりゲーム管理がしやすくなったほか、サイドバーにはこれまで別ウィンドウで開かれていたフレンド機能が追加、フレンドがプレイしているゲームを見たり、チャットを開始するのがよりスムーズになった。さらに検索機能についても改善され、どこからでもインストール済のタイトルやユーザー名など幅広い検索結果を取得できるようになったという。
ちなみにPCゲームプラットフォームのクライアントの起動速度については各社が高速化を競い合っているかのような様相を呈している。というのも、10月14日にSteamクライアントのアップデートとEpic Games Launcherのプレビュー版配信が相次いでおこなわれ、Epic Gamesはアップデート前のSteamクライアントと比較して、Steamよりも起動速度が46%速いとアピール(関連記事)。とはいえSteamも同日のアップデートでクライアントの起動時のパフォーマンス改善がほどこされていた。各社のクライアントが相次いで起動速度改善を報告しているわけだ。
参考までに、当時のEpicの発表では、Epic Games Launcherのプレビュー版の起動速度は5.47秒、アップデート前のSteam版については10.07秒と紹介されている。試しに筆者の環境で実測してみたところ、起動まではそれぞれSteamクライアントが約20秒、プレビュー版Epic Games Launcherが約2秒、現行のXBOX PCアプリが約5秒であった。起動速度は環境などによって異なるものの、最大60%改善されるとなるとプレビュー版のEpic Games Launcherにせまる起動速度となりそうだ。一方で、各アプリケーションはPC起動時に自動的に立ち上がる設定がデフォルトでオンになっており、実際に使用する際にはレスポンスの良さやUIの使いやすさなど、起動速度に限らないさまざまな点がユーザー体験に影響するといえる。
とはいえ、XBOX PCアプリの新バージョンでは各ページの読み込み速度も向上しているそうで、起動速度だけではない使いやすさの改善がはかられているようだ。各社がクライアントの改善を積極的におこなっており、PCゲーマーにとって嬉しい状況といえるだろう。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。


