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Steamにて「自分好みのセールを見つけやすくなる」新機能実装、“邪魔だったイベントバナー”は撤廃。ゲームが埋もれる時代に、おすすめ機能さらに強化
Valveは11月5日、Steamの「ゲームのストアページにおけるセールイベントの表示方法のアップデート」を実施した。

Valveは11月5日、Steamの「ゲームのストアページにおけるセールイベントの表示方法のアップデート」を実施した。イベントの内容や参加ゲームの種類がプレイヤーにとってわかりやすくなるようにしているという。
従来のSteamストアページでは、各ゲームのページ上部にイベントバナーが表示されることがあった。パブリッシャーセール、地域別セール、サードパーティーが主催するテーマ別セールなどのイベントに参加しているゲームについては、そのイベントのバナーが掲載されていた格好だ。しかし場合によっては、1つのゲームが1年を通して数多くのさまざまなイベントに参加することがあり、その結果、そのゲームのストアページにアクセスするほぼすべての人に対してページ上部にバナーが表示される事態になっていたという。

そうしてプレイヤーがそもそもそのページで詳しく知りたかったゲームに関する重要な情報にアクセスする際の邪魔になってしまうことが問題視され、今回のアップデートにて従来のイベントバナーは削除されたそうだ。代わりにゲームがSteamのセールイベントに参加している場合、ページ中部の類似のゲームが表示されるカルーセルの上に、新しいパーソナライズされたセクションが表示されるようになった。
新たなセクションでは、セールイベントの関連性や背景がより明確に伝えられ、表示の有無も各プレイヤーにあわせてパーソナライズされるようになる。具体的には、あるゲームが複数のイベントに同時に参加している場合、今後はそのプレイヤーに特におすすめのゲームがもっとも多く含まれているイベントを優先的に表示。表示するイベントに参加しているゲームの中から、そのプレイヤーにもっとも関連性の高いゲームが選出され、表示される仕組みとなっている。

今回の変更の背景として、先述したような問題に加えて、これまでにはゲームページの上部に表示されるイベントバナーのわかりにくさも問題となっていたという。なぜそのイベントが表示されるのかわかりにくい、あるいはイベント自体の内容がわかりにくいといった声が寄せられていたとのこと。そうした課題を解消する変更だろう。
Steamでは年々新作の本数が増加しており、今年は2か月弱を残す本稿執筆時点ですでに2万4299本がリリースされ、昨年の新作数2万1208本を上回っている状況だ。特に9月から10月にかけての新作は急増を見せている(関連記事)。増加の一因としては、生成AIの進歩による開発効率の向上も考えられる。大幅な増加を受けてストア上で新作ゲームが埋もれやすくなり、プレイヤーに見つけてもらいにくくなるという懸念も生じている。
そうしたなかで、今回は各作品にとって購入されやすいタイミングにもなる、イベント参加時のおすすめ表示が強化されたかたちだ。Steamでは生成AIがゲーム開発に広く活用される以前から新作数が増加しており、作品の発見可能性を高めるためにパーソナライズされたおすすめ機能の改善が重ねられてきた。一方で、生成AIの活用が広まるなか、新作数が増えるペースも加速している。さまざまな問題も生じるなか、Steamが今後どのような施策を打ち出していくかも注目されるところだろう。
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