硬派戦略シム『大戦略SSB2』シーズン2では無料アプデで「技術力」実装。国ごとに戦い方変化、北朝鮮は先手必勝、日本は大器晩成型、なおアメリカはずっと強い

システムソフト・ベータは10月29日、戦略シム『大戦略SSB2』にて11月26日より開始する「シーズン2」の続報を公開した。

システムソフト・ベータは10月29日、戦略シム『大戦略SSB2』にて11月26日より開始する「シーズン2」の続報を公開した。シーズン2の無料大型アップデートで追加される「技術力」の詳細が明らかになったほか、DLC「インド」の詳細も公開されている。

『大戦略SSB2』は、1985年より続く現代兵器シミュレーションゲーム『大戦略』シリーズの最新作だ。対応プラットフォームはPC(Steam/Windows)/PS5/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch。プレイヤーは戦車や戦闘機、艦船など300種類以上におよぶ陸海空の兵器ユニットを生産し、ターン制で移動や攻撃などの指示を与え、拠点を占領しながら戦場を掌握していく。前作『大戦略SSB』からシリーズの新展開と位置づけられており、本作では多数の新要素が盛り込まれている。

本作には、手軽に遊べる小島から最大4勢力が激突する大規模マップまで、50以上のマップが収録。また、現実に起こりうるシナリオに沿って戦闘が展開する「シナリオマップ」では、それぞれに異なる地形や戦力で敵勢力を制圧しなければならない。なおSteam版においては、前作『大戦略SSB』を配信できなかった経緯もあり(弊誌関連インタビュー記事)、シナリオマップは配信されるものの、物語としてのシナリオは未収録となる。シナリオそのものは公式サイトにて閲覧できるほか、Windows版のみ実名を用いたシナリオが収録されている。2月の発売以来、こうしたシナリオマップが毎月のアップデートで追加されてきた。

今回シーズン2にておこなわれる無料大型アップデートで実装される新ルール「技術力」の詳細が公開された。すべての兵器に3段階の「必要技術レベル」が設定され、開始直後は原則レベル1の兵器のみ生産可能。ターンが経過していくと技術レベルが上昇し、より高性能な兵器を生産できるようになっていく。レベル1の兵器を大量に生産するのか、新兵器の投入に備えて資金を温存するのかといった、これまでとは異なる新たな戦略が生まれるわけだ。

また、技術力による戦力の伸び方は「生産タイプ」(国)ごとに異なっている。たとえばレベル1から強力な兵器を生産できる万能型のアメリカ・ロシア、レベル3で攻撃力が大幅に向上する晩成型の日本、レベル1で安価な兵器を大量生産できるもののレベル3でも戦力の伸びが小さい速攻型の台湾・北朝鮮などが存在。選んだ国によって戦い方が変化するほか、技術力は敵対勢力にも適用されるため、各国の特徴を把握しておくことも戦略判断に影響するだろう。なお、技術力はあくまでもゲーム内の設定であり、現実の兵器の優劣や各国の国力を示すものではないことには留意されたい。

加えて、フリーモードでは、勢力ごとの開始時の技術レベルや技術レベルが上昇するまでのターン数(全勢力共通)を変更できる。設定次第で自身や敵のどちらかが技術レベル1のままで戦うハンデ戦や、最初からレベル3で戦う総力戦なども可能だ。

シーズン2のDLC「パワーアップキット」に含まれるキャンペーンモードにも技術力が適用される。キャンペーンモードは、RPGのように部隊を育成しながら30マップを戦い抜くモードとなっており、自身や敵が技術レベル2以上で開始するマップも存在。自軍がレベル1に対して敵がレベル3から開始するマップもあり、育成した部隊の活かし方が重要となりそうだ。また、キャンペーンモードではマップクリア時に報酬兵器を獲得でき、他国の兵器を生産できるようになっていく。さまざまな局面を想定し、技術レベルも考慮して報酬兵器を選び、自分だけの戦力を作り上げるのだ。

さらに、シーズン2と同時に配信となるDLC「インド」兵器・マップ・BGMパックの詳細も公開された。インドは技術力の向上とともに戦力が充実する晩成型となっており、開発中の次世代ステルス機「HAL AMCA」や、インド初の国産航空母艦「ヴィクラント」といった16種の兵器が収録。加えて、海上の艦船を攻撃できる新兵器種「対艦攻撃車両」が登場し、既存の生産タイプに新たな兵器として追加される。本DLCにて追加される兵器は全31種類となっている。また、インド全域、スリランカ、パキスタン、アフガニスタン、チベットを舞台とする6つのマップも収録される。

シーズン2では、「特典兵器選抜総選挙」で選ばれた3機も登場。本編向けに無料で「F-15 S/MTD」 、DLCパワーアップキットの購入特典として「XB-70 バルキリー」、シーズンパス2の購入特典として「YF-23 ブラックウィドウⅡ」が追加される。いずれも実験機や技術実証機に留まり、実戦配備されなかった幻の兵器だが、本作では存分に活躍させることができるだろう。

シーズン2の開始にあわせて、各DLCの単品販売のほか、「パワーアップキット」「オーストラリア」「インド」をまとめたシーズンパス2が販売。また、新規プレイヤー向けには、本編とパワーアップキットがセットになった「パワーアップ版」、すべてのコンテンツが含まれる「アルティメットEX版」の2種類が新たに発売される。そのほか、既存のDLCに新たに追加される兵器なども発表されているため、詳細は公式Xを参照されたい。

『大戦略SSB2』はPC(Steam/Windows)/PS5/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch向けに配信中。11月26日よりシーズン2が開始予定だ。

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Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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