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『ラクガキ王国2』の開発者、「ラクガキ王国的な何か」を制作中と発表。“22年越しの新作の可能性”に期待高まる
丹沢悠一氏は9月22日、『ラクガキ王国2 魔王城の戦い』の22周年にあわせ、「ラクガキ王国的な何か」を制作中と発表した。詳細はまだ明かされていないものの、SNS上では大いに話題となっている。

黒帯ゲームズ代表の丹沢悠一氏は9月22日、アクションゲーム『ラクガキ王国2 魔王城の戦い(以下、ラクガキ王国2)』の22周年にあわせた思いをXに投稿した。同投稿にて「ラクガキ王国的な何か」を制作中と発表し、注目を集めている。
『ラクガキ王国』は、タイトーから発売されたゲームシリーズおよび同社のアミューズメント施設ブランドだ。ゲームとしては、2002年に『ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国』がPlayStation 2向けに発売。平面に絵を描くと自動的に3Dキャラクター化される「ラクガキシステム」が特徴だ。からだ・あたま・うで・あし、といったパーツの形や位置によって動きが変わり、覚える攻撃手段も変化。プレイヤーは、描いたキャラクターのコマンドで戦うRPGとなっていた。ちなみに本作は、「東方Project」の生みの親であるZUN氏が、当時のタイトーで制作に携わっていたことでも知られている(関連記事)。
また、2004年には『ラクガキ王国2』がPlayStation 2向けに発売。ラクガキのためのツールやパーツが増え、複雑なキャラクターを描けるようになったほか、描いたキャラクターをプレイヤーが直接操作するアクションゲームとなっていた。その後、2021年にはiOS/Android向けに『ラクガキ キングダム』が配信されたものの、約9か月でサービス終了に。家庭用ゲーム機向けには20年以上新作が途絶えている状況だ。ちなみに、タイトーは2006年にスクウェア・エニックスに買収されて連結子会社となっており、廉価版の『ラクガキ王国2 魔王城の戦い(TAITO BEST)』は、2006年にスクウェア・エニックスより発売されている。
そんな『ラクガキ王国2』が22周年を迎え、黒帯ゲームズ代表の丹沢悠一氏が本作に向けた思いを投稿した。丹沢氏はゲームデザイナーとして、タイトーおよびスクウェア・エニックスにて、『ラクガキ王国2』『ロストマジック』『ロード オブ ヴァーミリオンⅢ』などを開発。2021年にスクウェア・エニックスを退社し、2023年に黒帯ゲームズを設立した人物だ。
同氏によれば、22年間の間に「ラクガキ王国3」(仮称)の企画書を無数に作ってきたという。惜しいところまで進んだ企画は何度かあったものの、最終的に企画が実現することはなかったそうだ。20年以上を経ても「ラクガキ王国3」がリリースされていない状況について、この戦い方では実現が難しいという思いを率直に述べている。
しかし、2026年初頭には丹沢氏にインディーゲーム開発者の友達が増え、会話を交わすうちに「企画書ではなく自分でゲームを作ればいい」ということに気づかされたという。タイトー、スクウェア・エニックスに在籍してきた同氏にとって、ゲームとは企画書を作り、プレゼンして予算を確保し、メンバーを確保してようやく作り出すものだったとのこと。一方で、インディーゲーム開発者たちは作りたいゲームを自由に作り出しているとして、現在独立している丹沢氏の立場を有効活用し、インディーゲームとして“作りたいから作る”決意を抱いたようだ。
そして丹沢氏は現在「ラクガキ王国的な何か」を開発中であることを発表した。現在は同氏のPC上でラクガキが動いている状態とのことだ。ただし、同氏が楽しむためのゲームであり、最終的にどうするのか何も決まっていないという。エンドレスに開発し続け、寿命が尽きたら無料配信するといった可能性も語られている。
とはいえ、この投稿は本稿執筆時点で約7500いいねを獲得。返信や引用などで『ラクガキ王国』シリーズファンからの新作を熱望する声も多数寄せられている。現時点では開発初期段階と想定され、どういった作品なのか、リリースされるのかなど不透明な状況であるものの、続報に期待されるところだろう。
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