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評論や分析、問題提起など

ゲーム改造ツールと、ゲーム改造という行為。そしてその利用者が果たすべき義務 (追記)

半年間にわたる発売延期を経て先月無事発売を迎え、順調にセールスを伸ばしている『モンスターハンター4』。もちろん弊誌スタッフにも、原稿そっちのけで夜な夜なオンラインに繰り出す不届きなハンターが在籍している。

パワーレベリングという概念があります。それほど一般的な呼称ではありませんが、ゲーム内で先行しているプレイヤーが他のプレイヤーを「引率」し、相対的に高い効率でレベル上げやアイテム収集などをする行為を指します。

1. 概要 steam でリリースされてか…

対戦型マルチプレイにおける低レベル帯というのが「チュートリアル期間」あるいは「初心者の目安」から「ただの縛りプレイ」に変容したのはいつからだろう。

以前よりゲームと我々は、「ゲームばかりするものではない」という圧力にさらされてきました。社会学に属するよう小難しいものは今回の主題ではない上に、筆者自身も市井のいちゲーマーであるため、とりあえず忘れましょう。

今年に入ったあたりからマニアックなゲーマーのなかでその存在が広まった日本ゲーム博物館（JAPAN GAME MUSEUM、以下JGM）。館長の果てしない好奇心とゲーム愛をエネルギー源に古き良きアーケード大型筐体やエレメカ、ピンボールなどを所狭しと並べた施設です。

最近、とあるハードウェアのデザイナーから質問を受けました。私がゲームで身をやつしたことを小耳に挟んだからでしょう。その内容を要約すると、「ゲーミングモデルのデザインというものはどうするべきだろうか？」。