Shuji Ishimoto

Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

核爆弾が着弾するまでの”60秒間”を描くアーケードサバイバルゲーム『60 Seconds!』

本作は、1950年代に核爆弾が投下された"if"の米国を舞台とする、サバイバルシミュレーションゲームだ。核戦争モノだけでなくゾンビモノなど、終末世界をテーマにしたサバイバルゲームは星の数ほど存在するが、本作は物資収集を短時間に集約することでオリジナリティを狙った作品である。あなたは世界が崩壊するまでの60秒間で、家から何を持っていくだろうか。

“スマホ”を通して現実世界に侵食してくるホラーゲーム『1214』

『Battlefiled 4』などのオンラインマルチプレイヤーゲームや、Microsoftの「Xbox SmartGlass」など、ビデオゲームとスマートフォンの連動は徐々に広がりつつある。本作『1214』は、そんなスマートフォンと連動するデザインに新たな形で挑戦する、PC向けのホラーアドベンチャーゲームだ。

銃撃と爆破と筋肉、コマンドー部隊アクションシューター『Kick Ass Commandos』

本作は『Hotline Miami』や『はかいマン』のようなトップビューのシューティングアクションゲームであり、それらをより派手にしたものといったところだ。そこかしこで血肉が炸裂し、爆炎が立ちのぼる。とはいえ、過剰な破壊表現だけでなく、小隊式のパワーアップ仕様など、興味深いデザインも垣間見える作品である。