生まれ変わるFPS『AVA RE:BIRTH』の新たなPvPvE脱出モードは「鬼畜運だめし」だった。脱出激ムズ、死んでも“持ち帰りチャンス”がある、命軽すぎギャンブル

『AVA RE:BIRTH』の新たなPvPvE脱出モードはかなりの高難易度。筆者がたどり着いたのは、死んでも“持ち帰りチャンス”があるため、漁ったらすぐに装備するギャンブルプレイだ。

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株式会社G・O・Pは、2026年秋に『AVA RE:BIRTH(アヴァ・リバース)』のリリースを予定している。本稿では10月7日まで実施されたクローズドβテスト(以下、CBT)のプレイレポをお届けする。なお記事内の画像について、画面は開発中のものとなる。

『AVA RE:BIRTH』は、2008年より続く世界1000万人以上がプレイしたオンラインFPS『Alliance of Valiant Arms』(以下、AVA)のIPを継承した基本プレイ無料の新作FPSだ。FPSの「原体験」への回帰を目指し、武器や兵種のバランス調整や個性の明確化などが実施されるとともに、PvPvE脱出シューターのような新モードも実装される。高スペックPCを必要としない点や、装備強化システムなども特徴となっている。

弊誌はこのたびCBTをプレイする機会に恵まれた。CBTでは脱出モード「HUNTING FIELD」もプレイすることができた。スキンではない課金装備が存在する本作において、脱出モードはどのような役割となるのか、CBTで判明した内容をお届けしていく。なお、本稿の内容はあくまでCBTにおける仕様であることには注意してほしい。

「撃ち合い」が肝となる対戦モード

まず、本作のグラフィックについては、『AVA』とほぼ同じであった。最低動作環境は4GBメモリ、2008年に発売されたGPUなどのため、現代においてはほとんどのPCで動作するだろう。重たい演出などが削ぎ落され、FPSとしてのゲームプレイに集中できる。

兵種は引き続き3種類。ショットガンやサブマシンガンによる近距離攻撃を得意とし機動力が高いポイントマン、アサルトライフルによる中距離攻撃を得意としオールラウンダーなライフルマン、スナイパーライフルによる遠距離攻撃を得意とし機動力が低めなスナイパーが登場。3兵種はお互いに3すくみの関係となっている。これらの兵種は各モードの開始時やリスポーン時に選択できるため、対戦相手や戦況に応じた切り替えもスムーズにおこなえる。

CBTにおいては、後述する脱出モードを含む3つのゲームモードがプレイできた。「殲滅」は5対5のチームデスマッチで、先に規定数のキルを取ったチームが勝利する。死んでもすぐに復帰できるので、ガンガン前に出てFPSらしい撃ち合いを楽しめる。

「爆破」は4対4で攻守に分かれ、攻撃側で爆弾を設置して爆破するか、防衛側で爆弾を解除するか、相手のチームを全滅させればラウンド勝利となる。途中で攻守を交替し、規定ラウンド数を先に取ったチームが勝利する。こちらは死ぬとラウンド中は復帰できないため、チームメイトと連携し、位置を悟らせないよう足音を立てず慎重に進むといった緊張感のある攻防が楽しめる。

そのほか、正式リリースにおいては、一人で楽しめるAIモード、占領や護衛、最大16人でヘリなども操縦できる大規模戦まで多彩なゲームモードが収録されることが発表されている。それぞれに魅力的なマップも用意されるため、好みのゲームモードが見つかるだろう。

ビルドを構築できる装備強化システム

参加人数の限られたCBTでは、殲滅や爆破に1対1でマッチングすることもあり、その際に撃ち合いになっても先にやられてしまうことが多かった。筆者のスキル不足もありつつ、先に当てたはずでも撃ち負けてしまう。要因の一つとして装備性能の差があったのかもしれない。

各兵種には、メイン武器2種、ピストルとナイフ、6部位の防具を装備でき、それぞれに異なる性能が設定されている。防具を装備すればアーマー値が付与され、撃たれてもHPではなくアーマーが減るようになるのだ。特にヘルメットは頭部へのダメージを軽減し、ヘッドショット1発でも死ななくなる非常に重要な防具となっている。

こうした装備品は基本的にガチャで入手する。武器ガチャと防具ガチャに分かれており、プレイすると獲得できる通貨「ユーロ」を消費して引くかたちだ。装備品にはレア度もあり、レア度の高い装備品ほど低確率になっていく。

一方で、レア度の高い装備品を入手できずとも、装備品の強化が可能だ。同じ装備品があれば、それを重ねることでステータスが強化できる。また、武器にはさまざまなパーツを付与してカスタムできるほか、不要な装備品5つから新たな装備品を生み出す合成も用意されている。こうして入手した武器や防具を装備することで、撃ち合いの勝率は目に見えて改善されていった。長期的には自分なりのビルドを構築するのも楽しみなシステムであった。

死んでも持ち帰りチャンスのある脱出モード

本作に新たに追加された「ハンティングフィールド」は、ガチャの代わりに装備を手に入れる手段となるPvPvE脱出モードだ。まず重要なこととして、本モードでやられてしまうと基本的に持っている物資をすべてロストする。実際に筆者は限界突破した防具を失ってしまったため、慣れるまでは装備品を持ち込まずに挑むのがおすすめだ。

本モードでは、敵AIのいるフィールドを探索して物資を獲得しつつ、5分後に現れるポータルから脱出することが目的となる。正確には、4分半でどこかにポータルが現れ、5分でポータルが開くとともにその場所が表示される。ただし、ポータルの場所は「カフェ」や「ゴミ置き場」といった地名が表示されるのみ。本モードではマップを見られないため、地形を覚えていない場合はポータルを求めてひたすら探し回ることとなる。それはつまり死ぬリスクが高まることを意味する。

そもそも本モードは敵AIの数が多く難易度が高い。敵AIは開始から数十秒後にスポーンし始め、プレイヤーを倒すために走り回っている。基本的にはドアも開けられず決して賢くはないし、離れていればエイムも外れやすい。また、AIには足音や銃声にまるでゾンビのように群がってくる習性がある。さらにそれぞれ銃を持っているためその厄介さはゾンビどころではなく、運が悪ければヘッドショット一発でやられてしまう。挟まれるような地形で一度でも交戦すると、敵が落とした物資を漁っている間に、わらわらと押し寄せて来る。

こうした仕様もあり、最初は1分も経たずにやられることが何度も続いた。出会い頭や背後から撃たれることもあれば、撃ち合いに勝っても回復アイテムが足りずに、次の敵が来てやられてしまう。こうして何度も死ぬうちに、持ち込んでいた装備品も失ってしまった。

そこで建物内でドアを閉めて敵が入らないようにし、2階に引きこもって近場の敵を一掃する戦術に切り替えたところ、ようやく5分生き残れるようになった。とはいえ、脱出するためにポータルを探しに出るとまたやられてしまう。これを何度も繰り返していたところ、運良く視界内にポータルが出現し、初めての脱出成功を果たすことができた。ただし、基本的に隠れているだけで物資を漁っていなかったため、戦利品はほぼ得られなかった。ガチャの代わりに装備品を入手できるモードということもあってか、難易度は高いのだろう。

しかし、挑み続けるうちにふと気づいたことがある。持ち込んだ装備品を失ったと書いたが、バックパックの中身は全ロストしても、装備しているものは数回に一度ほどの頻度でロストしていたのだ。逆に言えば、見つけた戦利品をすぐに装備すればロストしないこともあるのではないか。そうした仮説を試すべく、メイン武器一つとナイフのみで出撃し、死ぬことをいとわずに漁りまくることに。敵が落とす物資や補給箱には低確率で装備品が入っており、見つけ次第すぐに装備する。そして敵にやられてしまったが、装備した戦利品は実際に持ち帰ることができた。もちろん持ち帰った装備は外して、その後も何度も挑み続ける。

最終的には10回に1度ほどの成功率で3回脱出することができたが、慎重に脱出を目指すよりも積極的に物資を漁り、すぐに装備するという戦法の方が装備品を入手しやすかった。もちろん慣れれば脱出する方が確実に持ち帰ることができて効率がいいのは間違いないが、現地調達した装備も含めて死んでも持ち帰れる場合があることで、ほかの脱出シューターよりも気楽に挑めるうえ、死を恐れず積極的に探索することにも利点がある。

また、長期的には全身に強化した装備品を持ち込むことで安定して脱出できる可能性もあるだろう。ただし、CBTでは敵AIとの戦いばかりでほかのプレイヤーと出会うことはなかったが、正式版ではより多くのプレイヤーが同じフィールドを探索するだろう。ハイリスクハイリターンなモードとなりそうだ。

総じて、新たな脱出モード「ハンティングフィールド」の特徴は端的に言えば“鬼畜”とも言える難易度であった。しかし運がよければ拾って装備した武器や防具を死んでもそのまま持ち帰れる点はほかの脱出シューターとはひと味違う要素。、死んで失う恐怖よりも、装備品を求めて「もう一度」という気持ちになりやすく、カジュアルなプレイヤーも親しみやすいだろう。そうして入手した武器や防具を装備して、ほかのモードにいけばFPSならではの撃ち合いを楽しめる。現在は事前登録受付中で登録者数に応じた特典も用意されるため、かつてのプレイヤーも新規プレイヤーもまずは事前登録してはいかがだろうか。

『AVA RE:BIRTH(アヴァ・リバース)』は、PC(Pmang)向けに2026年秋よりサービス開始予定だ。

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Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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