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色にこだわるゲーミングモニター「BenQ MOBIUZ」には“ゲームアートにあわせたカラーモード”あり。SFは金属のツヤ感アップなど、TGS2026で実物を見ると違いがくっきり
色や光の見え方が変わるだけで、ゲーム世界から受ける印象は思っていた以上に変わる。是非実物を見てMOBIUZが押し出すゲームアートの強みを強みを確認して欲しい。

「東京ゲームショウ2026」(以下、TGS2026)ではゲーム会社だけでなく、デバイスメーカーも数多く出展していた。そんな同イベントにて、これまでPCゲーム環境の周辺機器にあまりこだわってこなかった筆者でさえ、思わず足をとめてしまったデバイスメーカーのブースについてミニ企画として紹介したい。なおTGS2026は9月17日から20日にかけて幕張メッセにて開催された(21日は開催中止)。
本稿で紹介するのは、BenQのゲーミングモニターブランド「BenQ MOBIUZ」のブースだ。筆者は普段、PCをメインにゲームを遊ぶものの、モニターについては「映ればいい」レベルでHDRにも非対応。画質設定を細かく触る習慣もなく、背面のボタンをいじるのもおっくうに感じるタイプである。そうした筆者の目線からBenQ MOBIUZの製品を見た感想をお伝えする。

BenQはモニターやプロジェクターなどのディスプレイ製品を幅広く手がけるメーカーだ。ゲーミングモニターとしては「MOBIUZ」ブランドを展開。リフレッシュレートや応答速度といったゲーム向けの性能だけでなく、作品ごとの色彩や光、質感といった色表現にも力を入れた「ゲームアートのためのゲーミングモニター」と標榜されている。
今回のTGS2026では「Enter Any World 〜MOBIUZと、ゲームの世界へ〜」をコンセプトとしてブースを展開。会場には有機ELモデルやWQHDモデルなど計6製品が並び、『PRAGMATA』などのゲームを実際に試遊できるコーナーも用意されていた。また、MOBIUZ独自の機能を確認できる比較展示も用意されていた。

筆者が思わず足をとめたのはまさにその比較展示であった。『AION2』のゲーム画面で標準的なsRGBによる表示と、MOBIUZのゲームアートモード「ファンタジー」を比較した展示を見てはっきりとした違いに目を惹かれたのだ。一応現地で比較展示を撮影したものの、写真ではその違いは伝わりにくいかもしれない。
正直なところ、筆者はこれまでモニターの色設定を意識して使ったことがほとんどない。sRGBと聞けば「なんとなく色の基準らしい」程度の認識で、モニターを買う際にも解像度やリフレッシュレートの数字を見るくらいであった。ところが実際に並べて表示された映像を見てみると、想像していた以上に印象が違う。立体感が増し、平面のディスプレイのなかに強い奥行きを感じた。

BenQ MOBIUZではこうした映像表現について、従来の「FPS」「RPG」といったゲームジャンルではなく、作品のアートスタイルを基準に調整する「ゲームアートモード」を採用している。用意されているのは「ファンタジー」「Sci-Fi」「リアリスティック」の3種類。たとえばファンタジー作品なら魔法やオーラといった幻想的な表現、Sci-Fiなら金属や人工的な光といった要素などを調整しているわけだ。MOBIUZの一部モデルでは、さらにHDR映像向けの「Game Art Color HDR」にも対応する。こちらは「クリア」「バランス」「リッチ」の3種類だ。

実際に『PRAGMATA』をSci-Fiモードで体験する機会にも恵まれた。白を基調とした月面基地は光が反射する部分が多く、そうしたツヤ感が印象に残った。本作のSFらしい無機質な世界観をさらに引き出しているように感じた。そして地味に嬉しかったのがゲームアートモードについては画面下部のボタンで切り替えられることだ。個人的には手を背面まで伸ばしてカチカチと操作するのはなかなか面倒に感じる。ゲームごとに切り替えて使う機能だからこそ、すぐ触れられる位置に操作部が用意されているのは好印象であった。

色や光の見え方が変わるだけで、ゲーム世界から受ける印象は思っていた以上に変わる。一方でそうしたモニターのアピールポイントは公式での宣伝や説明を見るだけではなかなかピンと来づらいだろう。取扱店舗でぜひ実物を見て、MOBIUZが押し出すゲームアートの強みを確認してみてほしい。またBenQ MOBIUZシリーズは各通販サイトでも販売中だ。
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