
PS5/PC『ロストソウルアサイド』はかなりチグハグ。何を注文しても奥の部屋へ通される『アイアイ喫茶店』よくまとまってた。『Elin』をワンブロックで遊ぶ。今週のゲーミング
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。508回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。508回目です。暑すぎますね。
プランBで行こう

今週は『Gears of War: Reloaded』をプレイ。Xbox 360向けオリジナル版がリリースされたのはもう約20年前で、そのリマスター版『Gears of War: Ultimate Edition』をさらにリマスターした作品になります。思い出補正も相まってか感動はないけど面白さは不変。カットシーンでは日本語吹替なのに、インゲームになると急に英語を喋るのが少し残念ですが。
本作はPS5版も開発されたことが話題となりましたが、残念ながら日本では発売中止に。「地域のレーティング制限、およびプラットフォームの方針」が理由とのこと。日本版でも残虐表現の修正がなくCEROレーティングを取得できず、かといってIARC 18+レーティングではPS Storeにて配信させてもらえない、といったところでしょうか。こうしたリリースを巡る困難も、本作のオリジナル版当時の時代を何となく思い出させます。
by. Taijiro Yamanaka
脳がとろける音と光

9月3日まで1週間限定の体験版として配信中の『Lumines Arise Demo』をプレイしました。2004年の初代『Lumines』から高い評価を獲得している落ちものパズルゲームですが、恥ずかしながら筆者はシリーズ未プレイ。今回プレイしたのは、NHKで8月22日に放送された番組「ゲームゲノム」のゲーム音楽スペシャルを拝見したためです。番組では、プレイヤーの操作による効果音を、BGMのリズムに合わせる「クオンタイズ」という仕組みが紹介されていたので、それを体験してみました。
脳が、溶ける。さまざまなゲームで爽快感や気持ちよさを味わってきましたが、そのどれとも違う。音楽と効果音、光と映像、そしてコントローラーから伝わる振動、これらが一体となって催眠にかかったような感覚。2色で四角形を作って消すというシンプルなシステムなので、フワフワした状態でひたすら四角形を作っていました。また、本作から導入されたという「バースト」システムは、2×2から3×3のように四角形を大きくしていくと別の一色が吹き飛ばされ、バースト終了時に吹き飛ばした色がまとめて落ちてきます。要はぐちゃぐちゃになっていても一気に四角形ができて消せるので、さらに爽快感を得られるわけです。書いてる今も頭がフワフワしてます。
by. Haruki Maeda
クリムエールもたのしみですね

『Elin』のワンブロックで遊んでいました。日々ゲーム本編のアップデートがどんどん配信されている中で、なぜかワンブロックのほうにもアップデートが来ているようです。ライフワークの開発と趣味の開発は別腹ということなのでしょうか。相変わらずものすごい手の速さだと舌を巻くばかりです。
さっそく配信されたアップデートのおかげで、ワンブロック実装直後には入手困難だったレジンが残骸から出てくるようになっていました。つまり焚き火をクラフトして料理ができるようになったということで、どんな種族や職業を選択しても食材を生で食べなくても良くなっています。かなり序盤を乗り切りやすくなったんじゃないでしょうか。最初にお助け物資が配布されるようにもなっているので、ワンブロックをパーマデスで遊ぶのも現実的な難度になったと言えるでしょう。
そのほかにも、掲示板の住人募集や、空から降ってくる隕石でNPCが加入するようになったようです。これで攻略に欠かせないレシピ類も簡単に入手できます。ゲーム本編で大変な人気を誇るロイテルさんもやってきたんですが、わざわざアップデートで「2000万オレンの借金を抱えた状態」で登場するように変更されたみたいで思わず笑ってしまいました。もはや借金が彼のアイデンティティなのかもしれません。
by. Naoto Morooka
ひょんな事から始めた新しいバトロワにハマる

つい先日『Farlight 84』を始めてみました。本作はTPS/FPS視点変更のできるバトロワ系のシューターで、つい最近グローバル再ローンチとして、ゲームシステムが大幅に刷新されたそうです。「アビリティ要素のあるバトロワ系は飽和状態になりつつある」と筆者は持論を持っていたのですが、本作はほかのバトロワにはない簡易機能が充実していることに驚きました。特に驚いたのがアイテムを漁る際にキー長押しで、必要なアイテムが一括で回収できるところです。これによりアイテム整理のような面倒なことを考える必要がなく、本作の魅力であるスピーディーな銃撃戦を楽しむことが出来ました。また足音などの音響面も非常に優れている印象です。
このタイトルを知ることになった切っ掛けは爆破系アタッカーの「ビュー」というヒーローでした。筆者は隙間時間にVTuberとしても活動しており、本作に登場するビューが自身のモデルに良く似ていることから、周りから「あなた出ていましたよ」と噂され、事情を聴いてみたところ本作を知った次第でした。キャラクターたちの性格もヤンチャな子が多くて、可愛らしくて楽しめています。
ゲームシステムは簡素でわかりやすく、かゆいところに手が届くゲームシステムなのですが、残念ながら日本語未対応。キャラクターのビジュアルは日本のゲーマーに刺さる見た目をしており、公式サイトは翻訳されているので、今後の対応に期待したいです。
by. Mayo Kawano
マルチエンド喫茶店

今週は、なぜか何を注文しても奥の部屋へ通されてしまう短編マルチエンドADV『アイアイ喫茶店』を遊んでいました。主人公は、親戚の集まりで祖母の家にやってきた人物です。早朝に散歩をしていると、朝早くからやっている喫茶店を発見。しかしふらりと立ち寄ったその店は、何を頼んでも「合言葉」になり、奥の部屋へご案内されてしまう不思議な店だったのです。メニューに点在するちょっと胡乱な飲食物。どこかなれない様子の怪しい店員たち。そして鳴り響く銃声と事件。おかしな喫茶店で何が起こっているのか。怪しい店の秘密に迫る物語が繰り広げられます。
ストアページに書かれているとおり、本作は1周5分程度。おおよそ数個の選択肢を選ぶだけで何らかのエンディングに到達する、短いゲームとなっています。しかし本作では、選択肢次第で意外な展開も存在。周回プレイを通して、喫茶店を中心とした世界がしっかり広がっていくので、選択肢を探るノベルゲームらしいゲームプレイに遊びがいがあります。クスりと笑える小ネタや、次の展開へのヒントの出し方がわかりやすい点もあり、短い中で遊びがいのあるよくまとまった一本でした。
by. Keiichi Yokoyama
お喋りときどき任務

『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』を遊んでいました。オリジナル版の『SUBSISTENCE』にどっぷりのめり込んで以来のプレイ。背中越しカメラは同作で慣れていましたが、『3D』はプレイしなかったのでしゃがみ歩きで遊べるのが新鮮で快適です。反面、各種モーションはちょっともっさりしていて、特に匍匐への移行がわかりづらめなのは気になります。急に立ち上がりがち。
難易度HARDでプレイしていますが、『MGSV』とは違ってスティックちょい倒しのしゃがみ歩きでも敵の背後に迫ると気付かれる仕様。急いでCQCすればアラート状態にはならないのですが、CQCを狙うときに妙に緊張感があります。ちなみにオリジナル版の忍び歩きに相当する要素「ストーキング」システムもありますが、歩く敵兵になかなか追いつけないほど遅いので使いどころを選ぶのが良いバランスです。
このほかグラフィックの再構築を除けばゲームプレイ面はほぼオリジナル版と同じで、主な変更は迷彩と無線のショートカットあたり。特に無線のショートカットはかなり嬉しい機能で、オリジナル版を何周もプレイしたので無線はスルーしようと思っていましたが、手軽なのでついついいろいろ聞いてます。パラメディックとの漫才は何度聞いても面白い。
by. Hideaki Fujiwara
なんとなく開発背景が透け見える

PS5/PCで発売された『Lost Soul Aside(ロストソウルアサイド)』PC版をプレイしています。どのようなスタンスでプレイするかによりますが……自分は定価8000円のSIEの新作として期待してプレイしまして、その点で見ると本作はチグハグで、クオリティ的にちょっと厳しいなと感じます。
前もって説明しておくと、本作戦闘はかなり面白いんですよね。戦闘は派手だしタクティカルだしかなり面白い。そことモデルやアニメーションなどのアセット、カットシーンはいいのですが……それ以外は粗雑。デザインはトンマナ統一感なく、ストーリーも特筆すべきところなしで展開も急。探索パートはツギハギパズルで、要素のアンロックもぎこちなし。そしてPC版の最適化不足が顕著。自分の環境だとカットシーンでキャラのボイスが消えたりテクスチャの貼り遅れが強めだったり、クラッシュもあったり、完成度がいまいち。
もともと個人開発のゲームで、かっこいい戦闘を作りたいコンセプトはしっかりあったのですが、それ以外をなんとか肉付けしてフルプライスゲーム化する中で歪な作りになったのかなと。戦闘・カットシーン・アセットあたりは秀逸なので、そこへのこだわりはすごいのですがそれ以外は間に合ってない。『FF15・FF7R・FF16』ライクを超少数チームで作ったらこうなったという感じ。
SIEのアジアタイトルでいえば『ステラーブレイド』があって完成度が高いし、中国ゲームといっても『黒神話:悟空』がある。自分はSIEタイトルへの期待値が特に高いだけに、『ロストソウルアサイド』はちょっとショックでした。幸い開発元はアプデによる全般的な品質アップに着手しているそうです。光る部分があるだけに、今後に期待です。
by. Ayuo Kawase
