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パラドックス近世ストラテジー『Europa Universalis V(EU5)』無料大型アプデで“世界一周探検”ができるように。「関税徴収」もできる山盛り新要素
Paradox Interactiveは10月29日、『Europa Universalis V』に向けてバージョン1.4となる大型アップデートを配信した。同アップデートでは、新要素として「遠征」や「関税」などが追加されたほか、時間の最小単位が1日に変更されるなどしている。

Paradox Interactiveは10月29日、『Europa Universalis V』(以下、EU5)に向けてバージョン1.4となる大型アップデートを配信した。新システムとして遠征が追加されるなど、さまざまな調整が実施されている。またあわせてDLC「Across the Pillars」も発売している。
本作は歴史グランドストラテジーゲーム『Europa Universalis』シリーズの最新作だ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示にも対応している。本作のゲーム開始の年となるのは1337年。プレイヤーは世界中から自分の勢力を選び、約500年に渡って導いていく。

『EU5』には内政から外交、戦争まで多岐に渡る要素が存在する。内政では国内にそれぞれ存在する派閥の忠誠度を管理し、特権を付与したり剥奪したりしながら国家運営をおこなう。法律や政府改革としてさまざまな政策が用意されており、採用しているものによってバフやデバフが国家に与えられる。
地域にはそれぞれ生産品が存在し、各階級の人口によって需要が発生。需要と供給のバランスに従って生産品の価格が変化していく。民衆の需要を満たせないと満足度が下がり、反乱の発生に繋がる恐れがあるため、需給バランスを見ながら領土を発展させていくことになる。国内で生産できない品や、逆に余っている品などは貿易で輸出入することもできる。
そして外交には単なる同盟だけでなく、多様な形態の属国化の申し出など、さまざまなアクションが存在。戦争ではユニットを編制し、マップを移動させて野戦や攻城戦をこなしていく。そんな多数の要素が存在する本作には、豊富な自動化オプションが存在。内政の作業だけでなく、外交や戦争に至るまで、項目ごとに自由に選んでAIに委任することができる。自動化は随時オンとオフを切り替えることができるため、現在注力したいところに的を絞って操作することが可能だ。

今回『EU5』にバージョン1.4となる大型アップデート「Rio Salado」が配信された。同アップデートでは多くの変更と調整がおこなわれており、まず新要素として「遠征」が追加された。遠征はキャラクターを選んで探検に出発させるシステムで、たとえばキリスト教国であれば聖地巡礼や大西洋の探検などに送り出せる。実行すると自動でイベントが進行し、プレイヤーの選択などによって結果が変化する。高難度の遠征として「世界周航」があり、世界で最初に成し遂げた国は大きなボーナスを獲得できる。
また貿易システムも調整されており、新要素として「関税」が追加。特定の生産物に対して関税を課したり、逆に補助金を出したりすることで、輸出入の量をコントロールできるようになった。関税は市場中心地を有する国に対して支払われるため、市場中心地を支配するメリットも増している。また指定した地域の産業を振興し、家具や織物など特定のジャンルの生産に対してのボーナスを得る要素も追加されている。

さらに国家の新たなリソースとして「政治的影響力」が追加された。政治的影響力は法律の施行や閣僚の任命など、さまざまな国家アクションの実行に使用可能なリソース。統治者の能力や国の安定度などの影響を受け、日々少しずつ変動する。以前のバージョンでは国の安定度や正統性を直接消費して実行していた政府アクションのための、専用のリソースが用意されたかたちである。
ゲームシステム全般の変更として、ゲーム時間の最小単位が1時間から1日に変更された。この変更によってゲームスピードが全体的に増しており、特にゲーム終盤の負荷が軽減している。バージョン1.4ではほかにもイベントの追加など多数の変更・調整がおこなわれている。変更点は多岐に渡るため、詳細は公式パッチノート(英語)を参照してほしい。

また今回のアップデートにあわせて、新DLC「Across the Pillars」も配信開始されている。同DLCはジブラルタル海峡をめぐる争いに焦点を当てたもの。カスティーリャ・モロッコ・グラナダの三国を中心に、イベリア半島とマグリブの国々に専用のイベントや政策などが多数追加される。興味のある方はチェックしておくとよいだろう。
『Europa Universalis V』はPC(Steam)向けに配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。
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