約24年越しに蘇った『ゴジラ 怪獣大乱闘』リマスター版、Steamで「圧倒的に好評」の大人気。最大4人オンライン対戦搭載、オリジナル版開発元が手がける懐かしの怪獣バトル

Atariは11月3日、『Godzilla: Destroy All Monsters Melee Remastered』を配信開始した。Steamユーザーレビューで「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど、注目を集めている。

パブリッシャーのAtariは11月3日、Pipeworks Studiosが手がける『Godzilla: Destroy All Monsters Melee Remastered』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/XBOX Series X|S/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch。Nintendo Switch 2およびNintendo Switch版は11月5日に配信開始している。本作はさっそくSteamユーザーレビューで「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど、注目を集めている。

『Godzilla: Destroy All Monsters Melee Remastered』は、「ゴジラ」シリーズに登場する怪獣たちが激突する、3Dアリーナ型の対戦アクションだ。2002年にニンテンドー ゲームキューブ向けに発売され、日本では『ゴジラ 怪獣大乱闘』のタイトルで親しまれた作品のリマスター版となる。

物語の舞台となるのは、宇宙人「ヴォータック」の侵略を受けた地球。ヴォータックは怪獣島に生息する怪獣たちを洗脳し、世界各地の都市を襲撃させていた。しかし、そのうちの1体が洗脳から逃れたため、プレイヤーはこの怪獣を操作し、ヴォータックに支配された怪獣たちを打ち倒しながら地球を防衛していく。

本作では、ゴジラやキングギドラ、ガイガン、デストロイア、ラドン、メカゴジラなど、シリーズおなじみの12体の怪獣が登場。それぞれが固有の能力や技をもっており、パンチやキック、尻尾攻撃などの近接攻撃に加え、熱線や光線を使った遠距離攻撃も可能だ。

戦闘スタイルも怪獣によって異なり、たとえばガイガンはテレポートを駆使した素早い攻撃を得意とし、メガロは地中に潜って敵の攻撃を回避したり、奇襲を仕掛けたりすることができる。加えて、怪獣同士で殴り合うだけでなく、周囲の建物を破壊したり、高層ビルを持ち上げて敵に投げつけたりすることも可能。怪獣映画さながらの激闘が繰り広げられる。

そして今回のリマスターでは、Unreal Engine 5を用いてグラフィックを一新。怪獣のモデルやテクスチャ、ライティングなどが刷新され、4K映像にも対応している。一方で、開発元はオリジナル版のゲームメカニクスを99%忠実に再現したとしており、当時の操作感やバトルの仕組みは可能な限り維持しているという。

ゲームモードについては、最大4人でのローカル対戦に加え、新たにオンラインマルチプレイに対応。このほか、怪獣ごとのレベルアップシステムや、制限時間内に都市を破壊してスコアを稼ぐ「ディストラクション」、敵との連戦に挑む「サバイバル」、研究ポイントを使って怪獣やギャラリーアイテムなどをアンロックできる機能などが搭載されている。

本作は、6月6日に開催された「IGN Live 2026」にて正式発表された。Atariによると、オリジナル版の復活を望む声は数多く寄せられており、オンライン上ではリマスターを求める署名活動までおこなわれていたという。開発元のPipeworks Studiosも長年にわたってリマスターを検討していたものの、原作が独自のゲームエンジンで開発されていたことが、大きな壁になっていたようだ。そこで今回は、原作のアニメーションや音声などを現代のゲームエンジンへと移植し、リマスターを実現したという。そして11月3日、1954年に映画「ゴジラ」第1作が公開された「ゴジラの日」に合わせて、ついに配信開始された。

本作はさっそく高い評価を獲得している。Steam版の最大同時接続プレイヤー数は本稿執筆時点で4066人を記録し(SteamDB)、Steamユーザーレビューは約1000件中95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。またPSストアでも約1000件の評価を集め、5点満点中4.87を記録している。

本作は新たな要素を取り入れつつ、オリジナル版の魅力を残していることが最大の特徴だ。グラフィックは大幅に刷新されながらも、オリジナル版のゲームプレイを維持しており、ゲームキューブで遊んでいた頃の思い出が自然とよみがえってくる。また、怪獣を操作して建物を破壊したり、対戦で豪快に暴れ回ったりする楽しさは今なお健在だ。なかには、本作を「子供時代へのラブレター」と表現するプレイヤーもみられる。

ちなみに、本作の開発を担当するデベロッパーPipeworks Studiosは、2002年のオリジナル版も手がけたことで知られている。同デベロッパーはその後も、2004年の『ゴジラ怪獣大乱闘 地球最終決戦』や2007年の『Godzilla: Unleashed』を開発しており、今回、約24年の時を経て原点ともいえる作品を現代によみがえらせた。

なお、Steamユーザーレビューでは、『ゴジラ怪獣大乱闘 地球最終決戦』や『Godzilla: Unleashed』のリマスターを望む声も数多く寄せられているが、Pipeworks Studiosいわく、技術的には可能だが、実際に開発するかどうかはAtariなどの判断次第とのことだ。シリーズのさらなる展開に期待したい。

『Godzilla: Destroy All Monsters Melee Remastered』はPC(Steam)/PS5/XBOX Series X|S/Nintendo Switch 2/Nintendo Switch向けに配信中だ。

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