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大流行中の“リアル人生シミュレーター”、今度は動物版『人間に生まれる確率』登場。人間は1011億分の1、だいたいすぐ食われて死ぬ自然界ガチャ
個人アプリ開発者のムシツギ氏は10月14日、人生シミュレーター『人間に生まれる確率』を公開した。

個人アプリ開発者のムシツギ氏は10月14日、人生シミュレーター『人間に生まれる確率』を公開した。対応プラットフォームはブラウザ。Jin Hwi-eus氏が手がける話題作『80億分の1』の影響を受ける作品であり、地球上のすべての動物のいずれかに生まれてその一生を見守る。
『人間に生まれる確率』は、統計データに基づいた人生シミュレーションゲームだ。ただ“人生”とはいっても、プレイヤーは寄生虫から人間まで、地球上の全動物から個体数通りの確率で地球のどこかに生をうける。必ず人間として生まれる『80億分の1』とは違い、ほとんどの場合は卵の状態から始まり、孵化してからも決断などはできない。地球上に生きる動物の一生を見届けていく。

ゲームを開始する際には、「地球上の全動物」もしくは「地球上の哺乳類」のどちらかを選ぶこととなるが、このうち全動物を選ぶと生存はさらに過酷なものとなる。というのも、本作では地球上で1秒間に百兆匹前後の動物が生まれているものとしており、そのうち86%が線虫、12%がカイアシとして生まれるためだ。人に生まれる確率は1011億分の1とのこと。そのため、全動物版では線虫とカイアシの一生を一度体験すると、以降はこの2匹については生まれた回数のみをカウントしてスキップされる仕様となっている。それでも寿命の短い微生物として生まれる可能性が高いため、哺乳類に限定したバージョンも用意されているようだ。哺乳類の場合は、人に生まれる確率は16分の1となっている。
本作では生まれるときに、界・門・綱・目・科・属・種の順に分類され、写真とともに動物の紹介がおこなわれる。ほとんどの動物は卵の状態から始まり、まずは孵化するまでを見届けることとなる。運が悪ければ卵のまま命を落とすこともあるだろう。無事に孵化できれば、基本的に餌を探し、子孫を残すための活動がドット絵で描かれていく。なお、体力や空腹といったステータスはあるものの、日々の活動がテキストで表示されるのみで、行動を指示することはできない。画面クリックもしくはタップすることで最大16倍速まで変更することは可能だ。

全生物を選んだ場合、ほとんどが微生物であることからその一生は過酷そのもの。倍速を使わずととも大抵は1分ほどで捕食者に食べられて終了する。筆者も何度も転生を繰り返したが、子孫を残すことができたのはごくわずかであった。中には人間から殺虫剤で仕留められることもあった。そうして一生が終了すると、ハイライトとともに移動した距離や残した子孫、生き残った兄弟の数がリザルトとして表示される。そして再び次の動物の一生を体験していくのだ。また、体験した動物の種類数も記録されていくため、一生を何度繰り返してもも飽きにくい仕組みとなっている。

なお、哺乳類として生まれた場合は微生物に比べて寿命は長くなる。微生物では1日単位の活動が表示されるが、哺乳類は1か月単位、人間は1年単位など寿命によって調整されるようだ。どんな動物に生まれてもサクサクと一生を体験できるだろう。地球上にいる動物たちについての知識を得ることもできる。
本作を手がけるムシツギ氏はiPhone向けのアプリ開発者だ。これまでにゲームも14本リリースしている。人間の人生シミュレーター『80億分の1』を見て、動物も含めると人間に生まれる確率はどれくらいだろうという疑問から、本作を開発したという。
『80億分の1』は瞬く間に大きな話題を集めており、さっそく別の開発者が手がけた、舞台が日本限定の類似作品『1.2億分の1』も出現(関連記事)。今回リリースされた『人間に生まれる確率』については、同様のアイデアを活かしつつ、人間だけでなく動物全般の一生に焦点を置いたフォロワー作品といえるだろう。自然の過酷さと動物たちの生き様に思いを馳せながら、一生を体験してはいかがだろうか。
『人間に生まれる確率』は、ブラウザにて無料でプレイ可能だ。
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