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本格ドレス作りシム『Dressmaker』が話題に、“アパレル関係者”も唸る。デザイン・裁断・縫い合わせ、夢中になる人続出リアル洋裁ゲーム
Free Livesは9月21日、Cozy Livesが手がける仕立て屋シミュレーションゲーム『Dressmaker』をリリースした。

パブリッシャーのFree Livesは9月21日、Cozy Livesが手がける仕立て屋シミュレーションゲーム『Dressmaker』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Dressmaker』は、デザイン画の作成から最後の一針を縫うまで自由にドレスを作れる洋裁シミュレーションゲームである。プレイヤーは町の仕立て屋として、やってきた客の要望を承り、衣装を納品することになる。期待に応えれば評判を高めてお金を稼ぐことが可能だが、わざと要望を無視することも可能。自由で本格的な洋裁を楽しめる作品だ。

本作のドレス作りはかなり細かい。デザイン画でおおまかなイメージを固めた後は、生地選び、型紙を使った裁断、ミシンを使った縫い合わせ、豊富なアイテムによる飾り付けといった工程を経て、こだわりの一着を仕上げることになる。裁断が生地の布目に沿っているかどうかや、ミシンで使う糸の色をどうするかなど、各工程の細部までもが仕上がりに影響する。ゲームプレイでは評判やお金を稼ぐ要素があるものの、経営シミュレーションゲームの要素は薄い。本作の中心はあくまでもドレス作りで、評判やお金は新たな材料のアンロックや購入に必要となるのだ。
やってくる客の要望は衣装全体の質や、「花」などの特定の要素、「かわいさ」などの基準が、それぞれ数値として示される。客は衣装作りの専門家ではないため、「なんかこういう方向で良い感じに」と、ふわっとした依頼をしてくるわけだ。そのため、どのように客の望みを叶えるかはプレイヤーの腕に託されている。

そんな本作はリリース直後から注目を集めることとなった。リリースから24時間経っていない本稿執筆時点で、Steamユーザーレビューはすでに300件を超えており、そのうち96%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。また、Steam同時接続プレイヤー数はピーク時に8000人を超える盛況ぶりだ(SteamDB)。SNS上でも、アパレル業界の関係者や、洋服作りに興味を持った子ども向けに購入を検討している人など、多くの人から注目を集めている様子だ。
本作では、ドレス作りの各工程の細かな部分まで楽しむことができる。レビューでは本格的なドレス作りに夢中になり、デモ版の時点で100時間以上も作業に没頭したプレイヤーも見受けられる。どんなドレスを作れるかの例が多く挙げられているほか、作業中にミスが発覚してやり直すことになった際に生地を再利用できた点にリアルさを感じたなど、洋裁あるあるな要素にも注目が集まっている様子だ。

そんな本作を手がけるCozy Livesは、南アフリカのケープタウンを拠点とするインディーゲームデベロッパーである。インディーゲームスタジオFree Livesの内部に設立された小規模なチームで、同スタジオ内で「心温まる一面」を担当している。スタジオ全体ではガンアクションゲーム『BROFORCE』、VR剣闘士ゲーム『GORN』シリーズなど、激しい作風のゲームでも高い評価を獲得している。その一方で、死にかけた大地に豊かな生態系を取り戻すゲーム『Terra Nil』のような落ち着いた作風のゲームでも成功を収めている。Cozy Livesは、このうち『Terra Nil』を手がけたメンバーが新たにチームとなったかたちだ。
ちなみに本作では今後、大型アップデートが予定されている。作ったドレスを他のプレイヤーと見せあって気に入った作品に投票できる「オンラインチャレンジモード」や、メッシュなどの「透け感のある生地」の追加、モバイル版やNintendo Switch版への対応など、時期は不明ながら多くの内容が示されている。今後のアップデート情報にも注目したい。
『Dressmaker』はPC(Steam)向けに配信中。現在はリリース記念セールが開催されており、日本時間9月29日午前2時までの期間限定で定価の10%オフとなる税込1730円で購入可能だ。
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