パブリッシャーのRaw Furyは12月12日、OTA IMON Studioが手がけるデッキ構築ローグライク『Zet Zillions』を発表し、2024年にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC（Steam）。
『Zet Zillions』はデッキ構築型ローグライクゲームだ。舞台となるのは宇宙。人類の新たな故郷を探すため、プレイヤーはフォームガンを片手に、宇宙船「ベイビー・バイオレンス」に乗り込み宇宙を探索する。銀河に存在する惑星を乗っ取るにあたって戦闘が発生してしまうため、プレイヤーは構築したデッキを使って戦うこととなる。
本作のゲームプレイではランダム生成される銀河を探索する。戦闘に向けてデッキを構築していくにあたり必要になるカードは、戦闘後に新規に獲得したりショップで購入したりできる。さらにカードはフュージョンシステムというシステムで融合することもできるという。戦略を立て、より効果的なカードをデッキに組み込んでいくことが重要になりそうだ。
そして本作ではストーリーをベースとしてゲームプレイが進んでいく模様。探索においては、サイドクエストなども発生する。探索をおこなうことで、たくさんのキャラクターに出会うことができるようだ。キャラクターとの間で繰り広げられるストーリーも気になるところだ。
本作を手がけるOTA IMON Studioはブラジル・サンパウロに拠点を構えるインディーゲームスタジオだ。過去作にはロボットバトルRPG『Wolfstride』がある。同作は本稿執筆時点のSteamユーザーレビューにて551件中89％が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。アートスタイルのほか、個性的なキャラやストーリー展開を評価する声が多い。そうした同スタジオの特色が本作にも活かされているかたちだろう。
なおOTA IMON Studioによると新作『Zet Zillions』のプレイにあたって『Wolfstride』を遊ぶ必要はないそうだ。一方でボーナスクレジットやおまけの楽しみは用意されることが示されている。『Zet Zillions』の世界も予習できるようで、世界観や設定をある程度共有する作品となっているのかもしれない。
『Zet Zillions』はPC（Steam）向けに2024年リリース予定。ストアページからは本作のプレイテスト参加者が募集されている。
