海外掲示板Redditにて、『ブルーアーカイブ』の登場キャラクター「早瀬ユウカ」のメモリアルロビーに関するある報告が注目を集めている。ユウカが“ささやかなお洒落”をしている可能性が垣間見える点が、プレイヤー（先生）たちを盛りあげているようだ。
『ブルーアーカイブ』は、韓国のNEXON Gamesが開発している、学園×青春×物語RPGである。本作の舞台は、数千の学園によって形成されている超巨大学園都市キヴォトス。キヴォトスでは連邦生徒会の運営の下、ヘイローと呼ばれる光輪を頭上に浮かべた生徒たちなどが暮らしている。
プレイヤーは、キヴォトスへ連邦捜査部シャーレの顧問として赴任。しかし生徒会長は失踪しているという。そんななか、プレイヤーは生徒たちの先生として、キヴォトス各地で発生する問題に関わることになる。生徒たちと戦いや日常の中で交流を深め、青春の物語を紡いでいく。
そんな本作には「メモリアルロビー」という機能が存在する。カフェやスケジュールなどで生徒たちの絆ランクを上げると、本作に登場するメッセージアプリ「モモトーク」から先生に対してメッセージが送られてくる。モモトークでは生徒とチャットで会話でき、会話を進めていくと、絆ストーリーが開放される。メモリアルロビーが実装されている生徒の絆ストーリーを読み進めていけば、演出入りの専用画像をロビーに実装することができる、というわけだ。
そのメモリアルロビーについて、海外掲示板Redditにてとある事実に気づいたユーザーがいるようだ。VanhiteDono氏の投稿によると「早瀬ユウカ」のメモリアルロビー画像の右下に見えるマグカップに、口紅のような跡がついているという。
画像を確認すると、確かにマグカップにはユウカが飲み口につけたとみられる跡が残っている。通常プレイ時には、ミッションなどをこなす「お仕事」のボタンに隠れてしまっているため、なかなか見つけにくいところだろう。もしこれが口紅、あるいは色つきリップクリームによる跡であれば、ユウカが先生に会うために、ささやかなおしゃれとして準備してきたのかもしれない。
Redditではこの“跡”に沸き立ったようで、「これからは、カップにリップの跡がないかいつも探すことにする」と決意を固める声がある。ほかあるユーザーは、ユウカのメモリアルロビーが本作中で一番早く見られる点に言及。芸が細かく最初の一本として完璧なメモリアルロビーだ、といった称賛を送っている。さらにこのことは国内X上でも話題となっており、ユウカが先生に会うためにしてきたかもしれないささやかな“準備”に、国内外問わず盛りあがっているようだ。
またユウカ以外にも、メモリアルロビーの作り込みを分析する投稿はある。たとえばアリウス分校1年生である秤アツコ。彼女のメモリアルロビーでは、花を趣味にすると聞いた先生が、切り花の花束をアツコに渡す。
アツコに渡された花束は主にアジサイと4色のバラによってまとめられている。アジサイは団らんや団結を象徴するとされており、バラについても、色ごとに意味合いは異なるが、新たな門出や奇跡、感謝などといった花言葉があてられている。また別のユーザーは、メインストーリー第3章「エデン条約」後のアリウススクワッドや先生との関係に焦点が当てられているのではないか、と分析。各メモリアルロビーは細かな部分までユーザーの注目を集めているようだ。
先生と生徒の絆を象徴するメモリアルロビー。お気に入りの生徒のメモリアルロビーを細かな部分まで観察して、先生と生徒の関係性に思いを馳せてみるのもいいだろう。そうすることで、あるいは新たな発見もあるかもしれない。
『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』は、iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。
