セガは4月25日、『ファンタシースターオンライン2 ニュージェネシス（以下、PSO2：NGS）』の最新情報を発信する公式情報番組「NGS ヘッドライン」を放送。番組内では、5月のアップデート情報に加え、6月に控える“超進化アップデート”の情報やティザー映像も公開された。本稿では、6月の超進化アップデートの情報について紹介していく。
『PSO2：NGS』は、セガが開発・運営をおこなうオンラインRPG。2012年からセガが開発・運営を継続してきたオンラインRPG『ファンタシースターオンライン2』の超大型アップデートであり、事実上の新作となっている。シームレスなオープンフィールドを舞台に、簡単操作の爽快なアクションでスピード感のある戦闘が楽しめるとされる。また、6月7日には超進化アップデートが配信され、『PSO2 ニュージェネシス ver.2』になることも予告されている。同アップデートの内容については以下のとおり。
高い自由度の建築要素、クリエイティブスペース実装
超進化アップデート1つ目の要素として、クリエイティブスペースが実装される。クリエイティブスペースでは、建材を使って家を建築できるほか、『PSO2』に存在した「マイルーム」のように作った家の中に自由に家具を配置することもできるようだ。それに加えて、「NGSヘッドライン」内で公開されたティザー映像では、新たに「コネクトシステム」が紹介されている。「コネクトシステム」を使うことで、建材のパーツ同士を連動させ、色々なギミックを生み出せるようだ。映像内では、『PSO2：NGS』のフィールド上に存在する訓練施設「トレイニア」のようなギミックを作成している姿が確認できる。
また、映像内ではパズルゲームの協力プレイのように、2人で協力することでしか先に進むことができないようなギミックを作成して遊んでいるシーンも確認することができた。どの程度まで自由にオブジェクトを配置することができるのか現時点では不明だが、映像を見る限り、今までの拠点要素よりもかなり遊びの幅が広がるのは間違いないだろう。
新たなコミュニケーション方法、ポータブルホログラム
新要素の2つ目として、ポータブルホログラムが実装される。ポータブルホログラムは、シティ内だけでなくトレイニアや戦闘セクション、探索セクションなどのほとんどに設置することが可能とのこと。壁や地面などの平面にペイントを張り付けできるほか、フィールド上に立体物のホログラムを配置することもできるようだ。映像内では、独自のスクリーンショット撮影スポットを生み出して遊んでいる姿も確認できる。
先日のアップデートによって「メンバー募集中のチームを検索」機能が追加されたこともあり、プレイヤー間の交流もより盛んになっていることだろう。フレンドたちと、新たな機能でコミュニケーションを図ってみるのも面白いだろう。
「トゥーン表示」機能が追加
超進化アップデート3つ目の要素として、オプション設定から「キャラクターのトゥーン表示」が選択できるようになるとのこと。この機能を使用することで、キャラクターのモデルがアニメ調で表示されるようになるようだ。また、イベントシーンに登場するキャラクターもトゥーン表示にできるようなので、いちど見たイベントシーンを今度はトゥーン表示で再び見返してみるのもいいだろう。
それに加えて、「トゥーン表示」はアウトラインの太さや影の濃さのカスタマイズが可能とのこと。「トゥーン表示」はオプションで切り替える方式なため、従来の描画もそのまま利用できる。プレイヤーの好みに合わせて調整した新たなグラフィックスタイルで、冒険に出かけてみるのも面白そうだ。
新たな脅威、新種族エネミー登場
最後に、6月14日より新種族のエネミーが登場するようだ。新種族エネミーは周囲のエネミーや自分を強化する部位をもっているため、その部位を破壊することで戦闘を優位に進めることができるようだ。映像内では、「ダーカー」のようなカラーリングのエネミーが確認できる。
なお、各超進化アップデート要素の実装日については「クリエイティブスペース」「ポータブルホログラム」「トゥーン表示」は6月7日、新種族エネミー登場は6月14日に配信予定という点には留意してほしい。また、5月にもアップデートは控えており、5月10日からは『NGS』2周年記念イベントの後半が開催。『PSO2』にて人気の高いアクセサリーやロビーアクションなどが再登場するスクラッチ「2周年サンクフル」も配信開始される。
『PSO2：NGS』は、PlayStation 4/PCおよびクラウド（Nintendo Switch/PC）向けに基本プレイ無料で配信中。
