PC/PlayStation 4向けに8月4日に配信開始されたアクション・パーティーゲーム『Fall Guys: Ultimate Knockout』。最大60人で遊べる大規模オンラインゲームとして、配信前からストリーマーを起用したマーケティングにて注目を集め、さらにPlayStation Plus加入者向けのフリープレイタイトルとして配信されたことからプレイヤーが殺到。開発元Mediatonicはサーバーの増強などの対応に追われている（関連記事）。
そんな本作の公式Twitterアカウントは8月6日、CD PROJEKT REDの『サイバーパンク2077』の公式アカウント宛に突如コラボレーションを公開で申し込んだ。ただ、相手はAAA級の超大作。簡単には受けてくれないと考えたのか、どれだけのリツイート数を集めれば申し出を受けてくれるか問いかけている。それに対して『サイバーパンク2077』側はすぐに返信。答えは「One」だった。
コラボ実現のためにCD PROJEKT REDが要求したのは、まさかの1リツイートである。これを受けて『Fall Guys』側は、「リツイートがひとつどうしても必要なんだ。そうすれば『Fall Guys』と『サイバーパンク2077』のコラボが100%実現する。どうかリツートを1回押してくれー」とファンへのお願いツイートを投稿した。
約22万以上のフォロワーを持つ人気アカウントであり、『サイバーパンク2077』とのコラボとなれば、当然ながら1リツイートで済むわけもなく。投稿から1時間半程度経った時点で約1800件以上のリツイートがおこなわれる結果となった。すると騒ぎを察知したのか、CD PROJEKT REDの法務部が現場に登場。同社のアカウントを通じて「我々は、確かに“1リツイート”と要求していたことを確認しました」とし、同社としてジョークだとはぐらかすことはない旨を通知した。また、両者は直接電話にてやり取りもおこなったようである。
『Fall Guys』と『サイバーパンク2077』がどのようなコラボをおこなうのかは現時点では不明。ただ、『Fall Guys』ではプレイヤーキャラクターのスキンを変更して着せ替えを楽しめる。本作のSteam版では、予約購入することで頭にヘッドクラブを乗せたゴードン・フリーマン風の『Half-Life』コラボコスチュームがプレゼントされており、これと同じような形で『サイバーパンク2077』公認のスキンが登場することになるのかもしれない。
最初の申し出からわずかな時間で両者のコラボがスピード決定した。ただ、コラボの流れはこれだけでは終わらなかった。Twitter上での両者の楽しげなやり取りを見ていたのか、今度は『ウィッチャー』の公式アカウントが反応。「もっとエキサイティングなことをしたいならDMを送ってくれ」と『Fall Guys』側に呼びかけたのだ。DMのやり取りは早速おこなわれたようだが、こちらのコラボの内容についても現時点では分からない。今後の展開に期待である。
なお、『Fall Guys』のサーバーの調整は現在も継続的におこなわれている。サーバーメンテナンスのスケジュールなどについては、専用の公式Twitterアカウントを通じて発信されているため、プレイヤーの方はフォローしておくと良いだろう。
