カテゴリー レビュー・インプレ
レビューは、オンラインゲームなど終わりがないものを除き、原則クリアしたタイトルを対象にしています。アーリーアクセスやデモなど正式発売前のゲームはプレビュー、軽い紹介はインプレッションとして分けています。
『Toxikk』 現代で奇しくもカジュアルとなった「古き良き」
本稿で紹介するアリーナシューター『Toxikk』は、古き良きの好例である。FPSシーンの人気最新作と比較すれば、本作に秘められた魅力が明らかとなろう。1対1でも対戦が成立する『Toxikk』のゲーム設計は、他対他を前提とする現在の人気作と真逆にある。
『TIME LOCKER』レビュー 指一本で味わう、シューティングゲームの「手応え」
スマートフォン向けに配信中のゲーム『TIME LOCKER』は、単色カラーで描かれたポリゴン映像と、「時間を止める」という要素を持った、スクロールシューティングゲーム(以下STG)だ。
『Halcyon 6』レビュー もったいないオバケがとりついたスペースオペラRPG
『Halcyon 6: Starbase Commander』は、壮大なストーリーにしびれるスペースオペラRPGだ。『Halcyon 6』はKickstarterで目標4万ドルのところ、18万ドル以上の資金を集めた。プレイヤーは古代文明の宇宙基地「ハルシオン6」の総司令官となり、強大な敵対勢力の侵略から人類を救う。
ノルウェーが生んだ2Dリズムアクション『Klang』登場。EDMとネオンブルーの世界へトリップ
2016年9月23日、SteamにてPC向け2Dリズムアクションゲーム『Klang』がリリースされた。開発はノルウェーのインディーデベロッパーTinimations、パブリッシャーはSnow Cannon Games。
『Starbound』レビュー 探索も建築も楽しみたい、欲張りなあなたのためのサンドボックス
約2年半にもわたる早期アクセス期間を経て正式リリースを迎えた『Starbound』のレビューをお届けする。『Starbound』は探索や建築、サバイバルといった要素が楽しめるンドボックス型の2Dアクションゲームだ。宇宙船に乗って銀河をめぐり、惑星を探索していくことが基本的な流れとなる。
『Layers of Fear: Inheritance』レビュー 血も凍る怪奇。死美女に襲い掛かる画家の狂気に戦慄す
8月3日にリリースされたホラーゲーム『Layers of Fear: Inheritance』は、『Layers of Fear』の追加ストーリーをプレイできるDLCだ。本編では狂気に陥った画家が主人公だったが、『Inheritance』ではその画家の娘を主人公という立場に変えて、恐怖のストーリーが描かれる。
Steam版『N++』インプレッション ミニマリズム、トランス、ニンジャのメディテーション
『N++』は無料ゲーム『N – The Way of the Ninja』からつづくプラットフォーマー(足場を飛び渡るステージクリア制アクションゲーム)の最新作だ。Steam版は、2015年7月28日に発売したPS4版の忠実な移植である。
『バウンド:王国の欠片』レビュー 迫りくる憂鬱を、踊ることで打ち消してゆく
『バウンド:王国の欠片』(以下、『バウンド』)は、迫りくる脅威と相対する3Dアクションゲームである。だが、プレイヤーが本作で演じるアクションは銃撃でも剣術でも格闘技でもなく、バレエだ。そのすべての動きが振り付けとなり、脅威を振り払うゲームプレイはすべて演技になる。
『Dicetiny』インプレッション 不屈の闘志で涙を隠し、笑顔で送るパロディの嵐
『Dicetiny』はネットミームやナード文化のパロディが満載のボードゲームだ。『Dicetiny』の要約は『ハースストーン』のルールで遊ぶ『カルドセプト』である。くっつけただけに見えるが、追加したシステムが接着剤としてはたらき、接合面はなめらかな仕上がりだ。
『No Man’s Sky』レビュー 薄味の宇宙に秘められた輝き
『No Man’s Sky』は広大な宇宙を探索するアドベンチャーゲーム。壮大なスケールのコンセプトは発表時から話題を呼び、発売後のセールスも好調である。本稿では、『No Man’s Sky』のPC版をレビューする。